TOP> Echo Popレビュー!初めてのスマートスピーカーに最適
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2025-03-23スマートスピーカーで人気のAmazon Echoシリーズに新しいモデルが登場しました。初めての方におすすめのエントリーモデルでありながら、スピーカーとしてのクオリティも非常に高い「Amazon Echo Pop(エコーポップ)」です。
これまでエントリーモデルは Echo Dot が担っていましたが、それよりも低価格でデザインも球体からよりスピーカーらしい形になっています。
Echo Dot 第5世代と比較しながらポップな魅力をチェックしてみましょう。
Echo Pop | Echo Dot 第5世代 | |
---|---|---|
価格(2024年6月時点) | ¥5,980 | ¥7,480 |
サイズ | 99mm × 83mm × 91mm | 100 × 100 × 89 mm |
重さ | 196g | 304g |
駆動方式 | 給電式 | 給電式 |
wifi接続 | デュアルバンド、802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz) wifiネットワーク。アドホックモード (またはピアツーピア方式) のwifiネットワークには非対応。 | デュアルバンド、802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz) wifiネットワーク。アドホックモード (またはピアツーピア方式) のwifiネットワークには非対応。 |
Bluetooth接続 | ○ | ○ |
オーディオ | 1.95インチスピーカー | 1.73インチスピーカー |
3.5mm出力端子 | ✕ | ✕ |
タップジェスチャー | ✕ | ○ |
温度センサー | ✕ | ○ |
カラー | グレーシャーホワイト/チャコール/ティールグリーン/ラベンダー | グレーシャーホワイト/チャコール/ディープシーブルー |
Echo Dotと比較した際、スペック表に基づく注目ポイントをまとめると次の3つになります。
196gの軽量サイズ、Echo Dotよりも一回り小さいコンパクトなサイズのスマートスピーカーです。また、半球型のデザインで球体のEcho Dotよりもスピーカーらしい印象を受けます。
意外に感じるかもしれませんが、上位モデルのEcho Dotよりもドライバーサイズが大きいです。音質はそれだけで決定づけるものではないと思いますが、エントリーモデルであっても十分な音質が期待できます。
Echo Dotに搭載されている温度センサーやタップジェスチャー(本体の上部をタップすることで操作できる機能)は搭載されていません。ただし、必要最低限の物理ボタン(音量ボタンやマイクのオンオフ)は搭載されています。
なにより本体価格(¥5,980)は、ライバル製品と比べてみるとスマートスピーカーのエントリーモデルとして最有力候補だと感じます。各社の最低価格を表にまとめると次の通りです。(2024年6月現在)
製品 | 価格 |
---|---|
Amazon Echo Pop | ¥5,980 |
Google Nest Mini | ¥6,050 |
Apple HomePod Mini | ¥14,800 |
「あれ、Google Nest Miniも同じような価格じゃん」と思われるかもしれませんが、Google Nest Miniは発売開始されてから3年以上経過した製品です。(だいぶ経ったな。)また、それぞれ異なる音声アシスタントが搭載されているため、単純に価格比較だけでコスパが良いと判断するのは難しいかもしれません。
ただし、Echo Popを含めたAmazon のスマートスピーカーは毎年製品改良を施してクオリティを向上させていることから、スペックや価格を見るだけでも高評価を得られる製品だと思います。
ドライバーサイズがEcho Dotを超える仕様となっているため、少なくとも「安いから音質はほどほどかな…」と感じることはないでしょう。この価格だと、普通のBlurtoothスピーカーを買うなら活用方法がより幅広いスマートスピーカーのEcho Dotを選択するのがベターに感じます。
また、2台目を購入してデュアルスピーカーとして楽しむこともできます。(2台買っても11,960円は安い!)
上位モデルと同じく、Echo PopもSwitchBotやNature Remoなどのスマートリモコン(様々なリモコンを集約でき、アプリで家電を操作できるガジェット)をAlexaで音声操作することができます。
「アレクサ、エアコンをつけて」「アレクサ、寝るから照明を消して」などが実現できます。
SwitchBotやNature Remoのスマートリモコンを持っていない方は、手軽な価格のEcho Popと一緒に購入してみてはいかがでしょうか?以下の記事で両方を比較して特長をまとめているので、合わせてチェックしてみて下さい。
【SwitchBotとNature Remoの比較】どっちを買うべき? | Prefetch(プリフェッチ)
2024年6月時点で12392件の合計評価、レビュー付きが1289件です。低評価に当たる星1~2がそれぞれ2%と非常に小さい割合のため、総じて購入者の多くがEcho Popに満足していると想像できます。
音質、コンパクトなサイズ、Alexaによる機能性など、様々な点で高評価を得ているスマートスピーカーです。特にクリアな音質にもかかわらず、低音もしっかり出ているため、音楽を聴くには十分だと評価されています。価格も手頃なので、初めてスマートスピーカーを購入する人にもおすすめです。
動作が固まることがごくたまに発生するなど、操作性の問題を取り上げているレビュアーがいました。ソフトウェア的な問題に感じるので、バグや不具合の類であれば今後のアップデートで対応してくるかもしれません。
なによりEchoシリーズで一番安いEcho Popは、スマートスピーカーを買ったことがない人にとって特におすすめできる製品です。
仮に上位モデルが欲しくなった場合でも、別の部屋用に置いたり、あるいはサブスピーカーとしても引き続き活躍できるはずなので、買って損することはないと思います。
「2,000円くらいの差だったら、音質を求めるよ」という方は、Echo Dotの方が幸せになれます。
Echo Popよりも相対的に低音もしっかり出せるようなので、音楽好きや音声アシスタントとのやり取りでより聞き取りやすくしたい方には、Echo Dotが良いでしょう。
実際にEcho Popを除けば、Echo Dotも十分コスパの高いスマートスピーカーなので、その他デザインやセンサーの有無で最終的に判断する流れになると思います。
以上、AmazonのEcho Popをご紹介しました。エントリーモデルとして非常に魅力的な製品なので、ぜひ一度チェックしてみてください。