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SwitchBotカーテン第3世代をレビュー!開閉を自動化してくれる便利アイテム

スマートホーム2025-11-02 に更新

SwitchBot Curtain 3は、既存のカーテンを工具不要でスマート化できるSwitchBotの最新モデル。

本記事ではその使用感や特徴をレビューし、静音性やパワーが進化した本機が寝室でも使いやすい理由と、初めてのスマートホーム導入に最適なポイントを解説します。

【結論】既存カーテンを“最短コスト”でスマート化できる最有力モデル

工具不要で取り付けでき、静音で、スケジュール制御も可能。スマートホーム初心者でも導入しやすい完成度です。

良いポイント
  • 工具不要で設置が簡単
  • 静音モードがほぼ気にならないレベル
  • スケジュールとスマート連携が便利
惜しいポイント
  • 両開きだと2台必要でコスト増
  • レール互換は事前チェック必須

「SwitchBot カーテン3」の基本スペック

第2世代のモデルからの違いも含めてまとめています。

しかし、第2世代は公式サイト上で品切れ状態となっているため、実質的には購入するなら第3世代一択になっています。

第3世代

第2世代

価格(2024年4月時点)

¥8,980

¥6,980

本体サイズ

42 × 51 × 173mm

65 × 51 × 116mm

本体重量

280g

380g

対応レール

Uレール、Iレール、ポールタイプレール、装飾レール

Uレール、Iレール、ポールタイプレール

バッテリー

3350mAh

2200mAh

通信方式

Bluetooth 5.0

Bluetooth 5.0

最大走行距離

3m

3m

駆動音(QuickDriftモード時25dB以下)

約30dB

約40dB

パワー

最大16kgまで制御可能

最大8kgまで制御可能

音声コントロール(SwitchBotハブが必要)

Amazonアレクサ、 Googleアシスタント、 Siriショートカット、SmartThings、IFTTT

Amazonアレクサ、 Googleアシスタント、 Siriショートカット、SmartThings、IFTTT

「SwitchBot Curtain 3」の特徴・メリット

寝室でも気にならない静音性「QuietDrift」

静音モード時は25dB以下で動作するため、モーター音がほとんど気になりません。

朝、太陽光とともにゆっくり開く設定を組むと “光で起きる生活” を自然に作れます。夜間の動作もストレスが少なく、子どもがいる家庭でも使いやすいです。

賃貸でも取り付けやすい“工具不要”の手軽さ

レールに挟むだけの設置方式なので、穴あけ工事は不要です。

退去時の原状回復も気にする必要がなく、賃貸ユーザーでも導入ハードルが低いです。

引越し先でも再利用しやすく、住まいが変わっても設備投資がムダになりません。

厚手カーテンでも動かせる高いパワーと安定感

遮光・断熱・防音など重量のあるカーテンでも安定して開閉できます。

大きな窓でも失速しにくく、前モデルより“使える部屋の幅”が広がっています。

「SwitchBot カーテン3」を実際に使ってみた感想

女性でも簡単に取り付けられるシンプルな構造

カーテンレールに取り付けると聞くと、ちょっとした工事レベルの作業をしないといけないのかと感じてしまうのですが、SwitchBot カーテンの装着にはネジもドライバーも必要ありません。

Webサイトでは30秒で装着可能とありますが、装着する向きなどを理解するのに戸惑ったとしても、遅くとも3分もあれば装着できるでしょう。とはいえ少し高い位置に装着するので、装着時に間違えて落としてしまわないように気をつけてください。

静音開閉モードはその名の通りガチで静音

実際に「QuietDrift」モードで朝の起床時にカーテンを開ける設定をしてみました。

僕はちょっとした物音でもすぐに気になって起きてしまうタイプですが、それでも気づかないくらいの静音でゆっくりとカーテンを開いてくれました。

おそらくこれ以上静かに開閉してくれる自動カーテン開閉装置は他にはないと思います。

製品自体は意外と大きいけど、カーテン裏に設置するから目立たない

商品を開封してみてまず思ったのが「以外とデカいな・・・」という印象。

42 × 51 × 173mmの大きさなので、500mlのペットボトル(約65 × 65 × 200mm)よりちょっとだけ小さいくらいのサイズ感です。

部屋の中から見るとカーテンの裏側(外側)に設置するので、目立つことはないですが、例えば外からも見る機会が多いなどの場合は、少し目立ってしまって不恰好かもしれません。

充電が面倒なのでソーラーパネルもセット買いしてみた

バッテリー寿命は8ヶ月持つのですが、それでも8ヶ月に一度はカーテンレールから外して充電しないといけないのは少し面倒だと思ったので、セットで販売されているソーラーパネルも購入してみました。

これも装着自体は非常に簡単でSwitchBotカーテンのUSB-C接続部にさしてぶら下げるだけです。

両開きのカーテンなら結局2つ必要

製品を買ってから気づいてしまったのですが、世の中のほとんどのカーテンは両開きでその両方を自動で開閉するためには、この装置を2つ購入する必要があります。

しかも、充電なしで使うためにはソーラーパネルも2つ必要になり、合計で25,000円程度になります。

まずは、片方だけ買ってみて使用感を確かめてみてから両方購入するというのがいいかもしれません。またAmazonや楽天のセール時には割引されていることも多いのでそこを狙って買うのも良さそうです。

「SwitchBot Curtain 3」はこんな人にオススメ

カーテンを“今あるまま”で簡単にスマート化したい人

工事や買い替えなしで導入できるため、まずは生活の一部からスマートホームを始めたい人に最適です。

寝室で使える静音性を重視している人

QuietDriftの静かさのおかげで寝室や子ども部屋との相性が抜群です。朝の自動開閉で生活リズム作りをしたい人にも向いています。

賃貸でスマートホーム化したい人

退去時の原状回復リスクがないので導入ハードルが低く、引越し先でもそのまま使い続けられます。


本記事では、「SwitchBot カーテン3」の実際の使用感をお届けしました。

他にもいくつか自動カーテン開閉装置はありますが、SwitchBotの製品が圧倒的にスペックも優れており、評価も高い状態です。

自宅のIoT化を進めたい方はぜひ検討してみてください。

FAQ

SwitchBot Curtain 3を複数台運用する場合、同時動作のズレは気になる?

アプリ側でグルーピング設定ができるので、同時開閉したい窓が複数ある場合でも動作タイミングを揃えやすいです。複数窓の同時自動化にも向いています。

ペットがいても問題ない?

床面に直接置かないため猫や犬が触る可能性はかなり低いです。ケーブルも露出しないため、スマートホーム系デバイスの中では比較的ペットに優しい部類だと思います。

外出先から「閉め忘れ」に気付いた時でも操作できる?

単体ではBluetoothのみですが、SwitchBot Hubを併用すれば外出先からの遠隔操作もできます。「外出後に閉める」のような運用シーンを作る場合はハブ併用をおすすめします。

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この記事の執筆者

みやちん

31歳ソフトウェアエンジニア。今は都内のIT系の企業で勤務。仕事がら自動化することが好きなので、スマートホーム系のガジェットを愛用してたりします。ブログの内容で質問などあったらXでDMいただけると回答できます!