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【SwitchBotとNature Remoの比較】どっちを買うべき?

スマートホーム2025-06-28 に更新

SwitchBot(スイッチボット)とNature Remo(ネイチャーリモ)はスマートホーム市場において大人気ブランドです。

それぞれの看板製品である「SwitchBot ハブ2」と「Nature Remo 3」は、スマートリモコン選びで必ず候補に上がる2機種です。

本記事では、それぞれの製品の特徴や違い、どんな人に合っているかをわかりやすく解説していきます。

そもそもどんなブランド?

製品比較の前提知識として、まずは両ブランドはどういう特徴があるのかチェックしてみましょう。

世界的なスマートホームブランド「SwitchBot」

SwitchBotは中国・深圳発のスマートホームブランドで、リモコンだけでなくカーテン開閉機、センサー、ロックなど、豊富な製品ラインアップが特徴です。

製品ごとの価格も比較的リーズナブルで、スマートホーム初心者でも導入しやすい点が魅力。「SwitchBot ハブ2」を中心に、必要な機能を少しずつ拡張していける点が評価されています。

詳しい内容は以下の記事で網羅的にご紹介しているので、興味を持たれた方はご一読ください。

SwitchBotとは?スマートホーム製品群を網羅的にまとめてみました | Prefetch(プリフェッチ)

日本発のスマートホームブランド「Nature Remo」

一方のNature Remoは、日本企業であるNature株式会社が手がけるブランドです。スマートリモコンの「Nature Remo」シリーズのほか、家庭の電力状況を可視化できる「Nature Remo E」なども展開。

製品数は多くありませんが、他社のスマートデバイスとの連携を重視しており、「Qrio Lock」や「mornin' plus」などとも相性が良いのが特長です。

実は開発思想も違う!?

興味深いことに、2つのブランドの創業者の発想はまったく異なります。

  • SwitchBot:「ベッドにいながら家電を操作したい」という個人の体験からスタート。
  • Nature Remo:「電力を効率よく使いたい」という社会課題への取り組みから巡り巡ってスマートリモコンに繋がる。

こうした背景の違いも、製品思想や開発姿勢に表れていると感じられます。

「SwitchBot ハブ2」と「Nature Remo 3」のスペック比較

スマートリモコンを購入検討する際にはどちらのブランドを選ぶか悩まれる方が多いはずです。

そこで両ブランドの代表的なスマートリモコンのスペックを比較してみましょう。

SwitchBot ハブ2

Nature Remo 3

価格

¥8,980

¥9,980

本体サイズ

80 × 70 × 23 mm

70 × 70 × 18mm

重量

63g

40g

赤外線送信最大範囲

30m

10m

エアコン設定同期

接続切断時の操作

温湿度計

○(表示パネルあり)

GPS

○(ベータ版)

照度センサー

人感センサー

✕(別売り)

スマートボタン

Matter規格

AIアシスタント対応

Alexa / Google Assistant / Homekit / Siri Shortcuts / Smartthings

Alexa / Google Assistant

主な違いはここ!

赤外線送信・センサー性能は「Nature Remo 3」の方が充実している

若干お高めなNature Remo 3 の方が基本性能で優れています。特に各種センサーや赤外線のスペックはかなり充実している印象です。

AIアシスタント連携は「SwitchBot ハブ2」の方が充実している

また、AIアシスタントではSwitchBotの方が対応範囲が広いため、音声操作のためのスマートスピーカーも選択肢が豊富です。

カスタマイズ性は「SwitchBot ハブ2」が高い

「SwitchBot ハブ2」は必要十分なスペックとセンサーを搭載し、別途必要に応じてSwitchBotの他製品を追加することで機能を拡張させることができます。

結局どっちのブランドが良いの?

カスタマイズ性&価格重視なら「SwitchBot ハブ2」

個人的には、総合的にSwitchBotハブ2に軍配が上がります。SwitchBotのエコシステムが充実していて、基本的な性能も十分に有しているハブ2を買って後悔することはほとんどないだろうと感じるためです。

また、外部連携に該当するAIアシスタントの対応範囲や、IoTの共通規格であるMatter規格にも準拠しているため、今後他社製品との連携も拡大していくことが期待されます。

そのため、スマートリモコンの購入を検討する際にはまずSwitchBotのハブシリーズをチェックしてみるのが良いと思います。

シンプルに使いたい人は「Nature Remo 3」

「カスタマイズとか面倒だし、他の関連製品を追加購入するのがだるい…」「家中全部をスマート化させる必要はない」と考える方には、基本性能が充実しているNature Remo 3 がピッタリです。

難しいことを考えず、高性能なスマートリモコンとシンプルで扱いやすいアプリでストレスなくスマートホームを楽しむことができると思います。

特にガジェットに対して苦手意識がある方にはおすすめかもしれません。


以上、スマートリモコンで有名なSwitchBotとNature Remoブランドを比較してみました。

今やスマートホーム市場でトップを争う人気製品なので、興味がなかった方もぜひチェックしてみてください。

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この記事の執筆者

みやちん

31歳ソフトウェアエンジニア。今は都内のIT系の企業で勤務。仕事がら自動化することが好きなので、スマートホーム系のガジェットを愛用してたりします。ブログの内容で質問などあったらXでDMいただけると回答できます!