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【SwitchBotとNature Remoの比較】どっちを買うべき?

スマートホーム2025-11-02 に更新

スマートホーム化の第一歩として人気の高いスマートリモコン「SwitchBot」と「Nature Remo」は、その市場を牽引する二大ブランドです。

この記事では、両ブランドのスマートリモコンを徹底比較し、あなたに最適なモデルを選ぶためのヒントをご紹介します。

スマートリモコン2大ブランドの特徴

SwitchBot

家電の遠隔操作や自動化を可能にする多種多様なスマートデバイスを提供する世界的なブランドです。

特に既存のスイッチやボタンを物理的に操作できる「SwitchBotボット」など、後付けで家中のあらゆるものをスマート化できる製品ラインナップの豊富さが特徴です。スマートリモコン(ハブシリーズ)は、これらのSwitchBot製品群の中心となり、すべてを連携させる"司令塔"の役割を果たします。

Nature Remo

日本発のスマートリモコン専門のブランドです。シンプルで洗練されたデザインと、高性能な各種センサーによる高度なオートメーション(自動化)機能に強みを持っています。特に日本の家庭環境に最適化された機能開発に注力しており、スマートリモコンのパイオニア的存在として知られています。

SwitchBot vs Nature Remo の徹底比較表

SwitchBotとNature Remoは、どちらも優れたスマートリモコンを提供していますが、それぞれ強みとなるポイントが異なります。

SwitchBotは、カーテンやロックなど多岐にわたるデバイスで家全体をスマート化したい方や、将来的なMatter規格への対応を重視したい方におすすめです。

対するNature Remoは、高性能センサーによる正確で高度な自動化機能や、シンプルで洗練されたデザインを求める方に最適です。

比較項目

SwitchBot

Nature Remo

強み

拡張性・エコシステム・カスタマイズ性

センサー性能・自動化の精度・デザイン

連携できるデバイス

SwitchBot製品全般と、Matter対応製品。連携の幅が広い。

スマートリモコンとしての自動化に特化。スマートロックなど一部連携あり。

Matter対応

フラッグシップ・エントリーモデルで積極的に対応。

一部モデルで対応(Lapis, nano)

センサー性能

温湿度/照度(ハブ2)。自動化には十分。

温湿度/照度/人感(Remo 3)。搭載センサーの種類が豊富。

本体操作性

物理ボタン(ハブ2)を搭載し、本体での操作が可能。

基本的に本体での直接操作機能はなし(アプリ操作が前提)。

デザイン

機能優先のシンプルなデザイン。

インテリアに馴染みやすい、洗練されたデザイン。

価格帯

エントリーモデルは安価だが、フル機能利用には周辺機器の追加が必要な場合がある。

センサー搭載モデルは高価格だが、単体で高度な自動化が可能。

2大ブランドのスマートリモコンを選ぶヒント

ニーズ

おすすめのモデル

💸 とにかく安く基本機能が欲しい

Nature Remo mini 2 / SwitchBot ハブミニ

⚙️ 高度な自動化と豊富なセンサーが欲しい

Nature Remo 3

🚪 カーテンや鍵など、家全体をスマート化したい

SwitchBot ハブ2 (SwitchBot製品との連携が最強)

🌍 将来的な規格(Matter)対応を重視したい

SwitchBot ハブ2 / SwitchBot ハブミニ

SwitchBotのおすすめスマートリモコン

「SwitchBot ハブ2」

価格

¥9,980

独自機能・特長

Matter対応、ディスプレイ・物理ボタン付き、温湿度・照度センサー搭載

赤外線送信範囲が従来品の約2倍に強化され、広いリビングでも安定した操作が可能です。特筆すべきは、Matter規格に対応したことで、将来的な他社製品との連携やスマートホーム連携の柔軟性が大幅に向上しました。

本体には高精度な温湿度・照度センサーと、現在の室温や湿度を表示する大型ディスプレイを搭載。さらに、物理的に押せるスマートボタンが2つ付いており、スマホが手元にない時でもワンタッチで複数の家電を操作する「シーン」を実行できます。SwitchBot製品エコシステムの「司令塔」として、連携性の高さも最大の強みです。

詳しい解説はこちらからどうぞ(https://prefetch.jp/article/switchbot-hub2-review

「SwitchBot ハブミニ」

価格

¥5,980

独自機能・特長

低価格・小型、Matter対応版あり、スマートホームの基本に最適

SwitchBotのエントリーモデルであり、コンパクトなサイズと手頃な価格が魅力です。センサーやディスプレイは非搭載ですが、家電の赤外線リモコン機能、スマホからの遠隔操作、Amazon AlexaやGoogleアシスタント経由での音声操作といったスマートリモコンの基本機能は全て網羅しています。

別売りのSwitchBot温湿度計などと組み合わせることで自動化も可能です。まずは「手持ちの家電をスマホや音声で操作したい」という基本機能を試してみたい方、またはMatter対応版を選んで将来的に他のMatter対応デバイスとの連携も見据えたい方におすすめです。

詳しい解説はこちらからどうぞ(https://prefetch.jp/article/switchbot-hub2-hubmini

Nature Remoのおすすめスマートリモコン

「Nature Remo 3」

価格

¥9,980

独自機能・特長

高性能な自動化機能(温湿度・照度・人感センサー搭載)、広い赤外線範囲

Nature Remoのフラッグシップモデルであり、高度で正確なオートメーションを追求する方に最適です。温湿度、照度、人感センサーをフル搭載しており、これらをトリガーにして曜日・時間・GPS情報と組み合わせた複雑な自動化(例:帰宅時、部屋が暗く人が動いたら照明をON)が実現します。

赤外線送信性能も非常に高く、30畳程度の広いリビングにも対応できる強力な赤外線が特徴です。部屋の環境を見守り、快適な状態を維持する機能に優れています。

詳しい解説はこちらからどうぞ(https://prefetch.jp/article/nature-remo3-review

「Nature Remo mini 2」

価格

¥5,480

独自機能・特長

価格と温度自動化のバランスが良いスタンダード(温度センサー搭載)

Nature Remoシリーズの中で、小型ながらも温度センサーを搭載することで、価格と基本性能のバランスが最も優れているモデルです。

高機能な人感センサーや照度センサーは不要だが、「室温が28度を超えたらエアコンをオン」といった実用的なエアコンの自動化は行いたいというニーズに応えます。小型で場所を取らないデザインも魅力で、スマートホームへの最初の一歩を踏み出すのに最適です。

詳しい解説はこちらからどうぞ(https://prefetch.jp/article/nature-remo-comparison


この記事を参考に、ご自身のスマートホームに何を求めるかを明確にし、最適な一台を選んで快適なスマートホーム生活をスタートさせてください。

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この記事の執筆者

みやちん

31歳ソフトウェアエンジニア。今は都内のIT系の企業で勤務。仕事がら自動化することが好きなので、スマートホーム系のガジェットを愛用してたりします。ブログの内容で質問などあったらXでDMいただけると回答できます!