コロナ禍で爆発的なセールスとなり、今なお人気が衰えないFire TVシリーズ。Amazonセールのたびに話題となり、「どれを選べばいいのか?」と迷う人も多いのではないでしょうか。
今回はFire TVシリーズ4機種の徹底比較し、どれを買えば良いのか一目でわかるように紹介します。これさえ読めば、次のセールでどれを買えば良いのかすぐにわかります。
現在、Amazonで購入できる4機種のFire TVシリーズは「Fire TV Stick HD」「Fire TV Stick 4K」「Fire TV Stick 4K Max」「Fire TV Cube」です。これらの価格とスペックをまとめると以下の通りです。
Fire TV Stick HD | Fire TV Stick 4K | Fire TV Stick 4K Max | Fire TV Cube | |
---|---|---|---|---|
価格(2025年6月時点) | ¥6,980 | ¥9,980 | ¥12,980 | ¥19,980 |
サイズ | 86mm x 30mm x 13mm | 108 mm x 30 mm x 14 mm | 108 mm x 30 mm x 14 mm | 86 mm x 86 mm x 77 mm |
重さ | 32.0g | 43.5g | 43.5g | 513g |
解像度 | 1080p | 4K UHD | 4K UHD | 4K UHD |
プロセッサ | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 2.0GHz | オクタコア (2.2GHz+2.0GHz) |
RAM | 1GB | 2GB | 2GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | 8GB | 16GB | 16GB |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6 |
HDR対応 | HDR10, HDR10+, HLG | Dolby Vision, HDR10, HDR10+, HLG | Dolby Vision, HDR10, HDR10+, HLG | Dolby Vision, HDR10, HDR10+, HLG |
リモコン | Alexa対応音声認識リモコン | Alexa対応音声認識リモコン | Alexa対応音声認識リモコンEnhanced | Alexa対応音声認識リモコンEnhanced |
クラウドゲーム | なし | Xbox | Xbox | Xbox |
Dolby Atmos | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
スマートホームカメラをピクチャーインピクチャーで表示 | × | ◯ | ◯ | ◯ |
アンビエントディスプレイ | × | × | ◯ | × |
HDMI入力 | × | × | × | ◯ |
ハンズフリーAlexa | × | × | × | ◯ |
見るべきポイントは人それぞれですが、「映像美」「音質」「リモコン操作」は気になる人が多いと思うので、いかにまとめます。
Fire TV Stick HD以外の3機種は解像度が4HDであり、Dolby VisionやHDR10+といった主要なHDR規格に全て対応しています。
また、この3機種の音響は全てDolby Atmosにも対応しているため、音質も最高レベルです。映画館での視聴と同様で、人は映像と音質から来る臨場感があると、その世界への没入体験ができるようになります。
4Kテレビを持っている人や、Dolby対応のスピーカーを持っている人で、映画やドラマ、ライブ映像を楽しみたい方にうってつけです。
Alexaボタンに加えて、アプリボタンや番組表ボタンがセットされています。さらに、対応するテレビやサウンドバーの電源、音量コントロールも可能です。
実は、この機種の音声認識リモコンからテレビリモコンと統合されるようになりました。今までは二種類のリモコンを使うことによる煩わしさがあったのですが、現在では解消されています。
基本的にはFire TV Stick HDのリモコンと同スペックなのですが、ここからU-NEXTのショートカットボタンが追加されており、U-NEXTユーザーの利便性が大幅に向上しています。
Fire TV Stick 4Kのリモコンを踏襲しつつ、「最近のアイテム」ボタンと、Prime Videoライブチャンネル用のボタンが搭載されました。これにより、さらに素早くお気に入りのコンテンツにアクセスできるようになり、地味ですがありがたい機能として活躍しています。
チャンネルボタンが追加され、Prime Videoのライブチャンネル切り替えに利用できるようになりました。
さらに、別売りの「Alexa対応音声認識リモコン Pro」というのがあり、ボタンのバックライト機能や、カスタマイズ可能なボタン(アプリやAlexaコマンドを登録可能)、「リモコンを探す」機能が搭載され、リモコンそのものの性能が大幅に向上しています。
現時点でのエントリーモデルです(以前はFire TV Stick Liteがありましたが、最近売ってません。)
フルHD (1080p) 解像度に対応し、HDR(HDR10, HDR10+, HLG)およびDolby Atmosにも対応しているため、これでも映像と音質からくる没入体験が可能です。
お試し感覚で使っていない方は勿論、4Kテレビを持っていない方で快適なHDストリーミングと、テレビ操作まで可能なリモコンの利便性を求める方にも最適です。
4K Ultra HD解像度に対応し、Dolby Vision、HDR10+、Dolby Atmosなど、より高画質・高音質な規格を広範囲にカバーしているプロダクトです。Wi-Fi 6に対応しているため通信が早く、メモリ容量も1.5GBから2GBに増加しているため、アプリの動作やメニュー操作の快適性が向上しています。
4Kテレビを持っており、高画質な映像や音声を楽しみたい人にとっては、手っ取り早く自宅のテレビを映画館レベルに仕上げられる優れものです。
Fire TV Stickシリーズでは最高水準のモデルです。ストレージ容量が前世代の16GBと倍になり、Fire TV Stickシリーズとしては初めてWi-Fi 6Eに対応しているので、自宅のWi-Fiネットワークの混雑が軽減され、よりスムーズな視聴ができるようになっています。
また、このモデルだけの機能として「アンビエントディスプレイ機能」が搭載されています。これは、コンテンツを視聴していない時に画面を「待機中」にすることで、画像や写真、Alexaウィジェット(天気や気温等)を表示してくれる機能です。ここまでくると最早スマートホームですね。
より詳細な情報に関しては、以下の記事をチェックしてみてください。
【Fire TV Stick 4K Maxのレビュー】従来品との違いとは?
実はFire TV Cubeは本体にAlexaとスピーカーが内蔵されているため、Fire TV機能を備えたAmazon Echoと言えるモデルです。最上位モデルであるため、操作性や通信性はFire TV Stick 4K Maxよりも当然高品質です。
また、本体にHDMI入力端子を備えており、Blu-rayプレーヤーやゲーム機などの外部機器を接続し、Fire TV Cubeを通じて操作・視聴できる点も大きな特徴です。
普段からAlexaを多用し、ハンズフリーでシームレスなスマートホーム連携を求める人にとってはうってつけですし、リビングのエンタメ体験を底上げしたい方にとっても良いモデルです。
今回はFire TVシリーズ4機種の比較をしてみました。気軽に使いたい人からストリーミング体験のガチ勢まで幅広い人たちのニーズにしっかりと応えられているアイテムなので、持っているテレビやこだわりたいポイントに合わせて購入を検討してみてください。
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