
スマートロックは、スマートフォンや専用リモコンを使ってドアの施錠・解錠ができる便利なデバイスです。
鍵を持ち歩く必要がなくなり、遠隔操作やオートロックも使えるようになります。家族やゲストに一時的なアクセス権を渡せるので、Airbnbやシェアハウスでも活用されています。
「結局どれがおすすめなの?」と迷っている方に向けて、マストバイな定番製品を中心に比べてみました。
Qrio Lock | SwitchBot スマートロック | SwitchBot ロック Pro | SESAMI 5 | SESAMI 5 Pro | |
|---|---|---|---|---|---|
価格(2025年3月時点) | ¥24,200 | ¥10,183 | ¥17,980 | ¥6,480 | ¥10,780 |
サイズ | 115.5 × 57 × 77mm | 111.6 × 59 × 73.2mm | 112 × 38 × 36 mm | 92.7 × 57 × 53.7mm | 105.9 × 45 × 56.5 mm |
重さ | 240g | 253g | 467g | 140g | 186g |
取り付け方式 | 貼り付け | 貼り付け | 貼り付け | 貼り付け | 貼り付け |
オートロック | 開閉センサー | 開閉センサー | 開閉センサー | タイマー式 | タイマー式 |
解錠方法 | 手ぶら、スマホ、マルチデバイス | スマホ | スマホ、マルチデバイス、NFCタグ(別売り) | 手ぶら、スマホ、マルチデバイス、NFCタグ(別売り) | 手ぶら、スマホ、マルチデバイス、NFCタグ(別売り) |
マルチデバイス対応 | Apple Watch、物理キー、カードキー、専用パッド | Apple Watch、カードキー、専用パッド | Apple Watch、カードキー、専用パッド | Apple Watch、物理キー、カードキー、専用パッド | Apple Watch、カードキー、専用パッド |
対応するスマートスピーカー | Alexa、Googleアシスタント | Siri、Alexa、Googleアシスタント | Siri、Alexa、Googleアシスタント | Siri、Alexa、Googleアシスタント | Siri、Alexa、Googleアシスタント |
電池残量確認 | ○(通知あり) | ○(通知あり) | ○(通知あり) | ○ | ○ |
開閉履歴 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
開閉センサー
ドアの開閉状態をセンサーで検知し、自動で施錠・解錠を行う。半ドアを検知して自動で施錠させることもできる一方、センサーの感度や反応速度によって、解錠に時間がかかる場合があります。
タイマー式
ドアが閉まってから設定した時間が経過すると自動的に施錠を行う。開閉センサー式とは異なり、ドアの開閉状態を直接検知するのではなく、時間経過に基づいて施錠を行います。
Qrio Lockを展開するQrio株式会社はソニーの子会社で、スマートロックを国内で普及させた立役者です。
他より高価格ではありますが、「スマートロックと言えば!」の超定番ブランドという安心感があります。
高性能で使いやすいスマートロックで、粘着テープは剥がれにくく、手ぶら解錠とアプリ解錠のレスポンスも良好です。
オートロックは開閉センサー式でセキュリティも高く、施錠・解錠履歴も確認できます。
解錠方法のバリエーションも豊富で、専用キーやキーパッド、Apple Watchにも対応しています。鍵のシェア機能も充実していて、電池持ちも良く、スマホアプリで残量も確認できます。
スマートロックに限らず、多種多様なスマートホーム製品を展開する世界的なブランドです。
核となるのは、あらゆるリモコンを集約してスマホで操作できるスマートリモコン「ハブ2」「ハブミニ」です。これを軸に、家具家電を自動化するエコシステムを作っています。
詳細は以下の記事で解説しているので、合わせてチェックしてみてください。最新の上位モデルが気になる方は、SwitchBot ロック Ultraのレビューも参考になります。
【SwitchBotの人気製品を徹底比較】ハブ2とハブミニって何が違うの?
手ぶら解錠はできませんが、アプリ解錠の反応速度はトップクラスです。オートロックは開閉センサー式で半ドアのリスクを抑えられますが、解錠履歴は操作者までは記録されません。
解錠方法は次の通りです。
ウィジェットはiPhone・Android両対応で操作性は良好ですが、鍵のシェア機能は時間制限ができないので、オプションのキーパッドが必要です。電池持ちは180日と、相対的に短めです。
エントリーモデルとして必要十分なスペックがあって、SwitchBotらしい拡張性の高さが魅力だと思います。
同ブランドの最上位モデルで、ワンタッチ解錠と緊急解錠機能を備えています。手ぶら解錠は非対応ですが、アプリ解錠の反応速度は速く、ストレスなく操作できます。
締め忘れや半ドアの警告機能はありますが、解錠履歴には個人識別機能がありません。
解錠方法は次の通りです。
ウィジェットはiPhone・Android両対応で、鍵のシェアにはキーパッドが必要です。
電池は単3でコストを抑えられ、残量通知機能も付いています。比較している製品の中では、最も拡張性が高いです。
スタンフォード大学の台湾人学生が創業した、スマートロック関連のスタートアップ企業CANDY HOUSEのブランドです。
手頃な値段と実用性の高い性能で、クラウドファンディングをはじめ、多くの投資家から注目を集めています。
特殊な鍵にも対応できるスマートロックで、手ぶら解錠の精度にはばらつきがありますが、アプリ解錠のレスポンスは高速です。
開閉履歴は確認できますが、オートロックがタイマー式なので、半ドアのリスクがあります。解錠方法は豊富で、キーパッドやスマートスピーカー、Apple Watchなどに対応しています。
ウィジェット操作はできますが、鍵のシェア機能に時間制限がない点が課題です。電池持ちは平均的で、アプリで残量確認ができます。
価格も手ごろで、SwitchBot ロックと同じく気軽に試せるエントリーモデルだと思います。
鍵のシェア機能が充実したスマートロックで、QRコードでゲストキーを共有して、時間制限も設定できます。手ぶら解錠の精度はやや不安定ですが、アプリ解錠のレスポンスは高速です。
施錠・解錠履歴の確認やタイマー式オートロックなど、セキュリティ機能も充実していて、解錠方法もスマートスピーカー、NFC、指紋認証に対応しています。
ウィジェット操作もできて使い勝手も良好で、電池持ちも1年以上と長寿命なのが魅力です。
日本の住環境を熟知した国内ブランドの安心感と性能の高さから、Qrio Lockをおすすめできます。
予算に余裕があるなら、スマートロックの決定版としてまずQrio Lockを判断軸にして、他製品と比べるのが合理的だと感じます。
Qrio Lockと同じ高価格帯で性能も同等ですが、SwitchBotの強力なエコシステムに組み込めるので、かなり魅力的なスマートロックです。
すでにSwitchBot製品を持っている方なら、SwitchBot ロック Proを判断軸にするのが良さそうです。日常使いのリアルな使用感は、ロック Ultraの長期レビューが参考になります。
他と比べて手頃な価格帯で、新進気鋭のブランドながら、国内で人気のスマートロックになっています。
他社製品のスマートリモコン「NatureRemoシリーズ」とも連携できるので、拡張性も実は高い優れたスマートロックです。
プライベートの最も基本的な部分である玄関のスマート化は、誰でも変化を感じやすい領域だと思います。
「鍵の締め忘れ」「鍵の紛失」といった心配を解決してくれるガジェットなので、ぜひ導入を検討してみてください!
この記事の執筆者
AKI
「たった3秒の手間を減らすためなら、3時間のプログラミングも苦にならない」本末転倒なこだわりを持つソフトウェアエンジニアです。
ブログ運営は3年以上、自腹レビュー記事は累計200本超。
究極の怠惰を手に入れるために、年間50本以上のペースでガジェットを買い漁り、特にSwitchBot製品はほぼ全種類コンプリートして検証済みです。
エンジニア視点で徹底的に使い倒して見つけた「説明書には載っていない便利な活用法」を共有します。