TOP> 【CIO Mateをレビュー】つい手に取りたくなるデザインのCIOサブブランド
充電器やモバイルバッテリーのメーカーであるCIOはCIO Mateという新ブランドを発表し、2024年6月28日より各種製品を販売スタートしました。すでに熱狂的なファンが多数いるCIOの新たな取り組みに注目している方も多いと思います。
今回発売された製品は、モバイルバッテリーが1種類、充電器が3種類となっており、本記事ではまとめて全製品の解説をしていきたいと思います。
そもそも本家の勢いがすごいCIOがなぜこのタイミングで新ブランドを提案してきたのか気になる方もいると思います。一番の疑問点はCIOとCIO Mateの違いではないでしょうか。これに関してはCIOの公式Youtubeチャンネルで解説されているので興味のある方はチェックしてみてください。ここでは簡単に概要を紹介します。
「性能」により注力しているのが本家CIOの考えといっても良いと言えます。軽さや薄さ、小ささを追求しつつ、それでいて高出力化を目指しながら、価格をなるべく抑えるというような動きはまさしく伝統的な日本メーカーであるモノづくりに通じるところです。
カラーバリエーションが2色統一で形も似ているのは、そのようなファッション要素を取り入れると余計なコストが発生し、売れる製品作りが前提となるので行っていないとのことです。このようなクラフトマンシップを聞くとガジェットマニアが熱狂的になるのもうなづけますね。玄人向けの製品群とも言えます。
一方で、好きな見た目や好きな色を求めている人がいることも事実です。CIO Mateではそんな「気軽に、昨日よりもわくわくする未来を感じてもらいたい」という想いから立ち上がったブランドです。
性能と価格は程々に、どちらかというと各個人の見た目の好みとそこからくる親近感に重きを置き、文字通り「Mate=友達」のような存在として、どこへでも持ち運びたくなるような製品作りをしていくとのことです。
価格(2024年7月時点) | ¥3,830 |
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カラーバリエーション | ライトブラック、ナチュラルホワイト、モスグリーン、シェルピンク |
サイズ | 62.7 × 91 × 21.5mm |
重さ | 185g |
出力ポート数 | 3つ(USB-A, USB-C × 2) |
最大出力 | 20W |
容量 | 10,000mAh |
CIO Mate PowerBank 001はクレジットカードとほぼ同程度のサイズの薄型モバイルバッテリーです。3ポートしっかり備えているのと、バッテリー残量が1%単位でわかるディスプレイが搭載されていることが大きな特徴です。バッテリー容量も10,000mAhあるので、スマホを2回程度フル充電可能となっています。
充電器に関しては3種類の製品が展開しており、001~003と命名されています。
001 | 002 | 003 | |
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価格(2024年7月時点) | ¥1,980 | ¥2,400 | ¥1,980 |
カラーバリエーション | ライトブラック、ナチュラルホワイト、モスグリーン、シェルピンク | ライトブラック、ナチュラルホワイト、モスグリーン、シェルピンク | ライトブラック、ナチュラルホワイト、モスグリーン、シェルピンク |
サイズ | 29 × 30 × 31mm | 31 × 31 × 32mm | 70 × 43 × 12.5mm |
重さ | 35g | 51g | 50g |
出力ポート数 | 1つ(USB-C) | 1つ(USB-C) | 2つ(USB-C × 2) |
最大出力 | 20W | 30W | 20W |
001はサイコロ型の最も最小かつ値段も抑えられたエントリーモデルです。「自分らしいカラーと、便利さをポケットに。」というキャッチフレーズのもと、シンプルにスマホを素早く充電したいというニーズに応えたモデルです。
002は001よりもわずかに大きいながらも、世界最小レベルのサイコロ型の最大30W出力の充電器です。30Wあれば、Macbook Airなどの一部のPCで十分に充電できるとまでは言わないまでも、現状のバッテリー残量をキープするくらいの使い方が可能です!
003は001、002と違って薄型の形状になっています。大きさとしてはクレジットカードより一回り小さいサイズ感となっています。そのため、リュックの小さなポケットなどにも収まりがよく、値段も001と同じなため、使い方によって001とどちらを買うと良いか検討してみてください。
ちなみにPCを充電するためにもう少し出力が高いものが欲しければ、CIOの「NovaPort SLIM DUO 45W」がおすすめです。003とほぼ同じサイズ感でありながらも、出力は製品名の通り45Wでており、ほとんどのPCで問題なく充電することができます。
本家CIOモデルは共通してブラックとホワイトの2色展開で色見が強く、尚且つ表面の輪郭がはっきりしているモデルが多いのですが、CIO Mateは4色展開で色見が淡く、全体的に丸みを帯びている可愛らしいモデルとなっているので、愛着がわきやすそうです。
仕事環境が黒基調な配色になっている方は本家CIOの製品でも馴染むかもしれませんが、白をベースとした落ち着いた色で揃えたい方はCIO Mateの製品がちょうどいいアクセントになりそうです。特にシェルピンクと呼ばれる淡いピンク色を展開するブランドは今まであまりなかったので、女性にも人気が出そうです。
また、充電器やモバイルバッテリーに合わせられるように、本家CIOからは同色のケーブルが販売されています。シリコン製で柔らかく、絡みにくくてまとめやすい製品です。充電器にはケーブルが付属していないので、セット購入がオススメです。
まとめると、このような方々にオススメです。
今回はCIOの新ブランドであるCIO Mateが展開するモバイルバッテリーと充電器を紹介しました。
特にモバイルバッテリーはまだ001しか発表されておらず、今後も様々なバリエーションで展開されることが予測されるので、これを機にCIOの世界観に飛び込んでみてはいかがでしょうか。