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Kindle Paperwhite 12世代レビュー!3ヶ月稼働する最強デバイス

CONTENTS

  • 「Kindle Paperwhite 12世代」の基本スペック
  • ページめくりのスピードは全シリーズで最速
  • 一度のフル充電で最大3ヶ月稼働する長持ちバッテリー
  • 最大等級の防水性能でお風呂タイムの読書も快適に実現
  • 「Kindle Paperwhite」を実際に使ってみた感想
  • 画面の見え方も手触り感も紙のような質感
  • フラットベゼルなので持ちやすく、お手入れも簡単
  • 色調調節ライトはタイマー式で調整可能
  • メニュー画面がスマホのようにぬるぬる動いてくれれば文句なし
  • 「Kindle Paperwhite」はこんな人にオススメ

2007年11月に誕生したAmazonのKindleシリーズは、紙媒体とデジタル媒体の読書文化を変えた画期的なデバイスとして世界中で注目されました。発売からすでに約18年が経過していますが、今でも改良が重ねられ、新しい読書体験を提案し続けています。

今回はKindleシリーズの1つである「Kindle Paperwhite」の紹介をします。2024年に第12世代として6度の改良を施されました。現行モデルにはどんな特徴があるのかを実際の使用感を含めて書いていきます。

「Kindle Paperwhite 12世代」の基本スペック

価格(2025年5月時点)

¥27,980

画面サイズ

7インチ

サイズ

176.7 × 127.6 × 7.8mm

重さ

211g

解像度

300ppi

フロントライト

LED 17個

容量

16GB(端末本体に数千冊保存可能)

充電時間

2.5時間

カラーバリエーション

ブラック

対応ファイル形式

Kindleフォーマット8(AZW3)、Kindle(AZW)、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRCに対応。PDF、DOCX、DOC、HTML、EPUB、TXT、RTF、JPEG、GIF、PNG、BMPは変換して対応

同梱内容

USB-C 充電ケーブル、説明書

ワイヤレス充電

×

防水機能

明るさ自動調整機能

×

色調調節ライト

自動画面回転機能

×

7インチというのは漫画やビジネス書とほぼ同じサイズです。重さは211gですが、漫画が平均200g、ビジネス本が平均300〜350gと言われているので、漫画と比べるとほぼ同等、ビジネス本と比べると軽いというのがわかります。

書籍はAmazonやkindleのアプリで購入すればすぐ読めますし、Kindle Paperwhite本体とAmazonのアカウントを連携させれば、本体から直接購入することも可能なので、非常に手軽です。

ページめくりのスピードは全シリーズで最速

前モデルと比べてページめくりが25%速くなり、これはシリーズ最速です。実際に使うとわかるのですが、書籍の選択や設定で画面を切り替える時はスマホ並みに早いです。

また、ページをめくる際も非常に早く、もっさり感もありません。もはや紙の書籍のページめくりよりも早い気がしています。

一度のフル充電で最大3ヶ月稼働する長持ちバッテリー

充電イメージ画像
Amazon公式サイトより抜粋

画面の明るさ設定にもよりますが、デフォルト状態の明るさでフル充電すると、最長で3ヶ月間連続で稼働します。1年で4回しか充電しないというのはかなりのパフォーマンスです。読書という性質上、良い展開の途中で電池切れになるとかなりの興醒めになるので、これは非常に心強いです。

ちなみに、通常のkindleは1ヶ月半でバッテリー切れになるので、かなりの差別化ポイントです。

最大等級の防水性能でお風呂タイムの読書も快適に実現

防水イメージ画像
Amazon公式サイトより抜粋

IPX8等級の防水機能であるため、水がかかっても壊れませんし、バスタブに落としてしまってもすぐに拾い上げれば問題ありません。

お風呂タイムに読書をする方も多いと思いますが、紙媒体だとかなり気を遣いますし、落としたらアウトです。スマホも同様で、水がかかるくらいなら問題なさそうですが、バスタブに落とすリスクを考えると、持ち込むには勇気がいります。

それらを考えると、Kindle Paperwhiteはお風呂タイムの読書を快適にするための必須アイテムと言えそうです。

「Kindle Paperwhite」を実際に使ってみた感想

画面の見え方も手触り感も紙のような質感

本体画面は紙のようなざらざら食感です。まるで本物の書籍を読んでいるような感覚となるため、没入感がすごいです。保護フィルムを貼るとこの感じがなくなるので注意が必要です。

Kindle Paperwhite正面画像

本体背面はマットな質感で洗練されています。Amazonの矢印ロゴが薄く刻印されているのがワンポイントです。

Kindle Paperwhite背面画像

電源が入るとトップ画面が写り、書籍の検索ボックスや購入済みの書籍、おすすめ書籍の表示が出てきます。

Kindle Paperwhite起動時

書籍を選択すればすぐに読書の開始が可能となります。

Kindle Paperwhite書籍画像

さらに読書感を出したい方はカバーをつけてみましょう。写真はアクセサリー屋さんが制作したものですが、Amazonの純正品も売っています。

Kindle Paperwhiteカバー装着時
【Kindle Paperwhite・Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション 第12世代用】Amazon純正 ファブリックカバー (ブラック)の商品画像

【Kindle Paperwhite・Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション 第12世代用】Amazon純正 ファブリックカバー (ブラック)

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フラットベゼルなので持ちやすく、お手入れも簡単

地味に嬉しかったのがフラットベゼルだったことです。画面とベゼルに段差がある場合、長時間持っていると手が痛くなって持ちにくくなりますし、手汗や垢がベゼルの隙間に入り込んで不衛生になりがちです。

フラットベゼルであれば段差の角がないので手は痛くなりませんし、読み終わった後に画面をさっと一拭きすれば清潔感を保てるため、常に新品のような感覚で使える心地よさがあります。

Kindle Paperwhite側面

色調調節ライトはタイマー式で調整可能

通常のKindleにはない機能のひとつである色調調節ですが、読書する上では意外と重要です。まず、何も調整しない状態だと通常の白い紙のような見え方をします。

Kindle Paperwhite通常色調

続いて色調を全て最大値にすると、いわゆる「暖色」状態になります。夜の読書に最適なリラックスできる色です。

Kindle Paperwhite暖色色調

これを自分好みにカスタマイズするのですが、Kindle Paperwhiteはただ調整するだけでなく、設定した色の暖かさを手動タイマー式で切り替える機能があります。一度セットすれば決められた時間で色が変化するので、常に最適な状態で読書を楽しめます。

もちろん、日の出と日の入りで自動切り替えする機能もあるのですが、あまり好みの色合いではなかったのと、個人的に暖色状態の画面はお風呂後に見るのが好きなので、このような微調整機能はとてもありがたいです。

メニュー画面がスマホのようにぬるぬる動いてくれれば文句なし

これは仕方がないことなのかもしれませんが、動作は全てカクカクとした感じです。読書中はページめくりを再現していて良いのですが、メニュー画面で下までスクロールする際は画面を何度も指で動かさないと反応しないので、ちょっと面倒くさいと感じてしまいます。

この部分にストレスを感じる人はスマホやタブレットで読めばいいのですが、そうすると今度は読書のような質感がなくなるので、現時点では一長一短な状況です。

「Kindle Paperwhite」はこんな人にオススメ

以上のような特徴を持った「Kindle Paperwhite」ですが、個人的にはこんな人におすすめと言えます。

  • 紙にこだわりがなく、漫画や小説、ビジネス書等を1つの端末に集約させたい人
  • お風呂タイムに安心しながら長時間の読書を楽しみたい人
  • 読書タイミングに応じて色調調整を細かく設定したい人

もちろん、通常のKindleにも良さがありますし、実際に画面に書き込みができるKindleシリーズも存在しています。興味のある方は以下の記事をチェックしてみてください。

Kindleシリーズのおすすめ4選!実際に比較して自分にあうものを買ってみよう!


今回はKindle Paperwhiteの紹介をしてみました。個人的には本嫌いな人が本好きになるきっかけとなるガジェットだと思っています。本の質感を極限まで再現しつつ、スマホで調べ物をしている感覚で読書ができるため、読書っぽくない読書が実現できます。

気になる方は是非チェックしてみてください。

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この記事の執筆者

みやちん

31歳ソフトウェアエンジニア。今は都内のIT系の企業で勤務。仕事がら自動化することが好きなので、スマートホーム系のガジェットを愛用してたりします。ブログの内容で質問などあったらXでDMいただけると回答できます!