TOP> iPhoneユーザーにおすすめのスマートウォッチ5選|価格別・用途別に徹底比較
スマートウォッチが気になっているiPhoneユーザーの方、実は多いのではないでしょうか。
通知チェックや健康管理、キャッシュレス決済まで、腕時計ひとつでできることがかなり増えてきました。ただ、いざ選ぼうとすると種類が多くて、「何がどう違うの?」と迷ってしまうのが正直なところ。僕自身も購入前にいろいろ調べて、「iPhoneと相性が良いかどうか」って意外と大事だなと感じました。
この記事では、iPhoneユーザーにとって使いやすいスマートウォッチの選び方と、おすすめモデルを価格帯別にまとめています。
これから購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
iPhoneユーザーがスマートウォッチを選ぶうえで重視すべきポイントは、「iOSとの連携の深さ」「使用目的に合った機能」「価格帯」「装着感」の4つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
iPhoneとスマートウォッチの相性は、公式アプリの完成度とApple純正機能との連携度に大きく左右されます。特に以下のポイントは事前にチェックしておくと安心です。
活動量や心拍、睡眠などをiPhoneの「ヘルスケア」アプリで一元管理できると、他の健康系アプリとの連携もスムーズになります。
LINEやカレンダーなどの通知が遅延なく届き、日本語表示に対応しているかを確認しましょう。モデルによっては絵文字や日本語が文字化けすることも。
Apple Watchのように“iPhoneと同じWalletが使える”製品はほぼありませんが、FitbitやGarminなど一部モデルはQUICPay+やSuicaに対応しています。
スマートウォッチといっても、使い方は人それぞれ。次のような目的別に必要な機能を整理しておくと選びやすくなります。
目的 | 必要な機能例 |
---|---|
健康管理 | 睡眠スコア、ストレスモニタリング、SpO₂、皮膚温、心電図(ECG) |
ワークアウト | GPS、VO₂max、心拍ゾーン、トレーニング負荷 |
ビジネス/日常 | 通知の確認、通話機能、音声アシスタント(Siriなど)、カメラリモート |
「とにかく歩数と睡眠だけ見られればいい」という人と、「フルマラソンのトレーニングに使いたい」という人では、最適なモデルは全く異なります。
スマートウォッチの価格は約¥5,000〜¥150,000以上まで非常に幅がありますが、大まかには以下のように分類できます。
また、FitbitやWithingsなどの一部ブランドではプレミアムプラン(月額制)が用意されており、ストレススコアや睡眠分析の詳細閲覧には加入が必要なケースもあります。
見た目や重さも、毎日身に着けるなら重要です。
また、ビジネス用途で使うならアナログ風デザインのWithings ScanWatchや、交換バンドが豊富なApple Watchなど、シーンに応じたデザイン性も選定ポイントです。
以上のポイントをふまえて、自分に合ったスマートウォッチの「選定軸」を明確にしておくと、失敗のない買い物ができます。次の章では、実際にiPhoneと相性の良いおすすめシリーズを比較して紹介していきます。
iPhoneユーザーにとって使いやすく、信頼性の高いスマートウォッチ/スマートバンドをシリーズ単位で比較しました。iOSとの連携の深さ・使いやすさ・価格帯・バッテリー持ちを中心に選出しています。
製品シリーズ | 参考価格(税込) | バッテリー持ち | iOS連携の深さ | 決済対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
Apple Watch / SE | ¥42,800〜¥140,000 | 約18時間(1日1充電) | ★★★★★(純正) | Apple Pay / Suica 対応 | iPhoneとの統合度No.1。通知・通話・カメラ・Siriすべて完備。健康・運動どちらも◎。 |
Xiaomi Smart Band | ¥5,000〜¥7,000 | 最大21日 | ★★★☆☆ | 非対応 | 低価格ながら基本機能は網羅。Appleヘルスケア同期もOK。睡眠や歩数の入門モデルに。 |
HUAWEI Band | ¥7,000〜¥9,000 | 約14日 | ★★★★☆ | 非対応 | 高精度な睡眠分析と軽量設計が魅力。TruSleepや皮膚温測定などヘルスケア強め。 |
Garmin Venu | ¥54,720〜 | 約14日(GPS時約26時間) | ★★★★☆ | Suica対応(Venu Sq 2以降) | スポーツ用途に特化。VO₂maxやHRVステータスなど本格的なフィットネス指標が豊富。 |
Fitbit Charge | ¥19,000〜¥25,000 | 最大7日 | ★★★★☆ | Suica対応(Charge 6) | ストレス・睡眠スコアの可視化に優れ、Googleマップ通知も可能。バンド型の中では多機能。 |
ニーズ | 向いているシリーズ |
---|---|
Apple製品とフル連携したい | Apple Watch / SE シリーズ |
1万円以下で最低限の機能を使いたい | Xiaomi Smart Band シリーズ |
睡眠やバイタルチェックに集中したい | HUAWEI Band シリーズ |
スポーツ用途やGPSが必要 | Garmin Venu シリーズ |
ストレスや健康管理重視・通知も欲しい | Fitbit Charge シリーズ |
この5シリーズは、価格帯・使用シーン・iPhoneとの相性のバランスに優れています。
次のセクションでは、これらのシリーズを価格帯別に詳しく紹介していきます。
Xiaomi(シャオミ)は中国発の大手スマートデバイスメーカーで、コスパの高い製品ラインが魅力です。Smart Bandシリーズは同社の中でも“初心者向けの健康ガジェット”として位置づけられており、価格を抑えつつ必要な機能をしっかり備えています。
価格 | 約 ¥5,000〜¥7,000 |
---|---|
バッテリー持ち | 最大 21日 |
ディスプレイ | 1.62インチ AMOLED(192 × 490) |
GPS | ×(スマホ連携) |
決済対応 | × |
防水性能 | 5ATM |
重量 | 約15.8g |
製品のレビュー記事はこちらからどうぞ
Xiaomi Smart Band 9をレビュー!迷ったらこれ一択な理由
HUAWEI(ファーウェイ)は通信機器やスマートフォンでも有名なグローバルブランド。Bandシリーズは同社のウェアラブル製品の中でも“軽量・ヘルスケア重視のバンド型モデル”として展開されており、手軽に始められる健康管理デバイスとして人気です。
価格 | 約 ¥7,000〜¥9,000 |
---|---|
バッテリー持ち | 最大 14日(急速充電対応) |
ディスプレイ | 1.47インチ AMOLED(368 × 194) |
GPS | ×(スマホ連携) |
決済対応 | × |
防水性能 | 5ATM |
重量 | 約14g(バンド含む) |
製品のレビュー記事はこちらからどうぞ
【HUAWEI Band 9をレビュー】1万以下で買えるスマートウォッチの決定版
Fitbit(フィットビット)はアメリカ発の老舗フィットネストラッカー企業で、現在はGoogle傘下にあります。Chargeシリーズは、バンド型ながら高機能で、“Fitbitの中核モデル”として毎年アップデートされる看板製品です。
価格 | 約 ¥19,000〜¥25,000 |
---|---|
バッテリー持ち | 最大 7日 |
ディスプレイ | AMOLED(タッチ操作) |
GPS | ○(内蔵) |
決済対応 | ○ |
防水性能 | 5ATM |
重量 | 約29g |
言わずもがな、Apple(アップル)が開発・販売するスマートウォッチで、Apple WatchはiPhoneユーザー専用とも言えるほど密接に連携する純正シリーズです。
SEはエントリーモデル、Seriesは最新の標準モデル、Ultraはアウトドア特化の最上位モデルという明確なライン構成がされています。
項目 | SE(第2世代) | Series(最新:10) | Ultra(最新:Ultra 2) |
---|---|---|---|
価格(税込) | ¥42,800〜 | ¥59,800〜 | ¥128,800〜 |
バッテリー | 最大 約18時間 | 最大 約18時間 | 最大 約36時間 |
ディスプレイ | Retina(常時表示なし) | 常時表示対応 Retina OLED | 超高輝度OLED(最大3,000nit) |
GPS | ○(内蔵) | ○(精度向上型) | デュアル周波数GPS |
決済対応 | Apple Pay / Suica | Apple Pay / Suica | Apple Pay / Suica |
防水性能 | 50m耐水 | 50m耐水 | 100m耐水 + IP6X防塵 |
重量 | 約26〜32g | 約32〜42g | 約61g |
主な機能 | 通知/Siri/Apple Pay/ファミリー共有 | 上記+皮膚温/血中酸素/心電図/衝突検出 | 上記+アクションボタン/高精度GPS/登山&ダイビングセンサーなど |
Garmin(ガーミン)はGPS機器のリーディングカンパニーで、特にランニングや登山などスポーツ用途に強いブランドです。Venuシリーズは、Garminの中でも“タウンユースとスポーツの両立”を意識したバランス型モデルで、AMOLEDディスプレイを搭載した洗練されたデザインが特徴です。
価格 | 約 ¥54,720〜 |
---|---|
バッテリー持ち | 最大 14日(GPS時:約26時間) |
ディスプレイ | 1.4インチ AMOLED(常時表示対応) |
GPS | ○(マルチGNSS) |
決済対応 | ○(Suica対応モデルあり) |
防水性能 | 5ATM |
重量 | 約42g(ケースサイズによる) |
下位モデルの「Garmin vívoactive 5」のレビュー記事はこちらからどうぞ
Garmin vívoactive 5 レビュー!Suica対応スマートウォッチ
iPhoneでもスマートウォッチは使えると思って購入したものの、「通知が届かない」「アプリがインストールできない」「機能が一部しか使えない」といったトラブルは意外と多くあります。
ここでは、iPhoneとの連携に課題があるスマートウォッチシリーズを取り上げ、その理由を明確に解説します。
ここまで、iPhoneと相性の良いスマートウォッチをいろいろ紹介してきました。
用途や価格帯によっておすすめは変わってきますが、「何に使いたいか」を少しでも意識して選ぶと失敗しづらいと思います。
僕も最初は「歩数と通知が見れれば十分かな」と思っていたんですが、使っていくうちに「もっと便利な機能が欲しい」と感じるようになりました。そういう意味では、今の自分に合ったモデルを選びつつ、将来的にステップアップしていくのもアリです。
今後もいくつかのモデルを実際に使ってみた感想なども書いていく予定なので、ぜひチェックしてみてください。
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