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【2025年版】Androidスマートウォッチおすすめ7選を徹底比較!

スマートウォッチ2025-06-29 に更新

Androidスマホでも「通知チェックやキャッシュレス決済、健康管理をまとめて済ませたい」というニーズは年々高まっています。ただし Androidは機種ごとに採用OSやメーカーがバラバラ なので、連携のしやすさはiPhone以上に差が出がち。私自身も購入前に調べてみて、「Wear OS/独自OS/バンド型」で体験が大きく変わる と痛感しました。

そこで本記事では Androidユーザーが重視すべき選定基準と、おすすめモデルを価格帯別に整理 しました。あなたの予算・目的に合った一台選びの参考にどうぞ。


スマートウォッチ選定基準

Androidで使う際は、次の4軸を押さえておけば失敗しにくいです。

1. Android連携レベル

  • Wear OS 4以降:GooglePlayからアプリ追加・GoogleWallet・Googleアシスタントなどがほぼフル機能で使える。
  • 専用アプリ型(Fitbit/Garmin/Amazfitなど):通知・ヘルス同期は良好だが、返信や決済対応が限定的な場合あり。
  • 独自OS型(HUAWEI/Nothing CMFなど):通知は来るもののGoogleサービス連携が弱い/不具合報告が多いケースも。

2. 使用目的に合った機能

目的

必要機能例

健康管理

睡眠スコア、ストレス、皮膚温、心電図

ワークアウト

マルチGNSS、VO₂max、HRV、トレーニング負荷

日常・ビジネス

GooglePay/Suica、通話、アシスタント、カメラリモート

3. 価格帯とランニングコスト

  • ¥10,000以下:Xiaomi Smart Bandなどバンド型。基本計測中心。
  • ¥10,000〜¥30,000:Amazfit、Fitbit Chargeなど。GPSや決済対応もちらほら。
  • ¥30,000以上:Galaxy Watch、Pixel Watch、Garmin Venuなど“なんでもできる”クラス。
    ※FitbitPremium(月額¥980)など、サブスク前提機能の有無も要確認。

4. デザインと装着感

  • バンド型:軽量で睡眠時も◎。
  • ウォッチ型(丸形/角形):視認性は高いが重さ・厚みに注意。
  • フォーマル対応:メタルベゼル+アナログ風文字盤のGarmin Venuなどが好評。

おすすめシリーズ早見表

シリーズ

参考価格(税込)

バッテリー持ち

Android連携

決済

特徴

Xiaomi Smart Band

¥7,000前後

最大21日

★★★☆☆

非対応

軽量14 g・ヘルス基礎機能完備。入門用に最適。

HUAWEI Band

¥7,000〜¥9,000

最大14日

★★★★☆

非対応

TruSleep 4.0+TruSeen 5.5で睡眠・ストレス測定精度が高い。14 gと超軽量。

CMF Watch Pro

約¥10,000

最大13日

★★★☆☆

非対応

1.96″AMOLED/GPS/BT通話搭載。デザイン性◎。

Fitbit Charge

¥19,000〜¥25,000

最大7日

★★★★☆

Suica

ストレス&睡眠スコア◎。Googleマップ通知対応。

Garmin Venu

¥49,000〜

最大14日

★★★★☆

Suica

VO₂max・HRVなどプロ指標豊富。トレーニング特化。

Google Pixel Watch

¥51,800〜

約24時間

★★★★★(Wear OS)

GoogleWallet/Suica

Gmail・マップ通知最適化+Fitbit解析が標準搭載。

Samsung Galaxy Watch

¥59,800〜

約40時間

★★★★★(Wear OS)

SamsungWallet/Suica

回転ベゼル操作+ヘルス機能充実。Androidなら機能フル解放。

選び方ワンポイント

ニーズ

向いているシリーズ

Google/Samsungサービスをフル活用

Galaxy Watch/Pixel Watch

ラン&ワークアウト重視

Garmin Venu

睡眠と軽さを最優先

HUAWEI Band

大画面+通話・GPSを低コスト

CMF Watch Pro

とにかく安く試したい

Xiaomi Smart Band

これらシリーズは、価格帯・使用シーン・Androidとの相性のバランスに優れています。


価格帯別おすすめシリーズ(〜1万円クラス)

Xiaomi Smart Bandシリーズ

Xiaomi(シャオミ)は中国発の大手スマートデバイスメーカーで、コスパの高い製品ラインが魅力です。Smart Bandシリーズは同社の中でも“初心者向けの健康ガジェット”として位置づけられており、価格を抑えつつ必要な機能をしっかり備えています。

基本スペック(Xiaomi Smart Band 10基準)

価格

約¥5,000〜¥7,000

バッテリー持ち

最大21日

ディスプレイ

1.62インチAMOLED(192×490)

GPS

×(スマホ連携)

決済対応

×

防水性能

5ATM

重量

約15.8 g

特徴

  • 超軽量・コンパクトで睡眠時も邪魔にならない
  • 歩数・心拍・SpO₂・ストレス・睡眠の自動記録
  • MiFitnessアプリのUIがシンプルで直感的

Androidユーザーにおすすめな理由

  • Android版MiFitnessアプリが完全日本語対応でペアリングが簡単
  • HealthConnect経由でGoogleFitとワンタップ同期
  • LINE・SNS通知を日本語+絵文字で表示でき遅延も少ない

注意点

  • 決済・GPS・音声返信は非対応
  • 常時表示ディスプレイ非対応で屋外の視認性はやや劣る
  • 専用マグネット式充電ケーブルが必要(USB-C直挿し不可)

製品のレビュー記事はこちらからどうぞ
Xiaomi Smart Band 9をレビュー!迷ったらこれ一択な理由


HUAWEI Bandシリーズ

HUAWEI(ファーウェイ)は通信機器やスマートフォンでも有名なグローバルブランド。Bandシリーズは同社のウェアラブル製品の中でも“軽量・ヘルスケア重視のバンド型モデル”として展開されており、手軽に始められる健康管理デバイスとして人気です。

基本スペック(HUAWEI Band 10基準)

価格

約¥7,000〜¥9,000

バッテリー持ち

最大14日(急速充電対応)

ディスプレイ

1.47インチAMOLED(368×194)

GPS

×(スマホ連携)

決済対応

×

防水性能

5ATM

重量

約14 g(バンド含む)

特徴

  • 超軽量・コンパクトで睡眠時も邪魔にならない
  • 歩数・心拍・SpO₂・ストレス・睡眠の自動記録
  • Mi FitnessアプリのUIがシンプルで直感的

Androidユーザーにおすすめな理由

  • Android版 Mi Fitness アプリが完全日本語対応でペアリングが簡単
  • Health Connect 経由で Google Fit とワンタップ同期
  • LINE・SNS 通知を日本語+絵文字で表示でき遅延も少ない

注意点

  • 決済・GPS・音声返信は非対応
  • 常時表示ディスプレイ非対応で屋外の視認性はやや劣る
  • 専用マグネット式充電ケーブルが必要(USB‑C直挿し不可)

製品のレビュー記事はこちらからどうぞ

【HUAWEI Band 10レビュー】買うべき?使ってわかった実力とコスパ評価

価格帯別おすすめシリーズ(1〜3万円クラス)

CMF Watch Proシリーズ

NothingのサブブランドCMFが手がける低価格スマートウォッチ。交換式ベゼルとポップなUIで遊び心を演出しつつ、GPS・Bluetooth通話・最長11日バッテリーなど実用機能も搭載し、初めてのスマートウォッチに最適。

基本スペック(CMF Watch Pro 2基準)

価格

約¥10,000

バッテリー持ち

11日(通常)/9日(ヘビー)/約46日(省電力時計モード)

サイズ

約45×45×13.6 mm

重量

48.1 g

防水性能

IP68

特徴

  • 1.32インチAMOLED(466×466 px/620 nit)に60 Hz駆動を採用しスクロールが滑らか
  • 交換式ベゼル+回転クラウンでカスタマイズ性アップ
  • GPS5衛星対応・120種スポーツ計測・バッテリー最長11日と、低価格帯では屈指のスタミナ

Androidにおすすめな理由

  • Android版CMFWatchアプリはクイック返信・カメラリモートなど拡張機能がフル対応
  • Nothing/CMF Phoneユーザーならカメラ起動がワンタップなど連携が深い
  • 1万円以下でベゼル交換→配色チェンジが楽しめ、AndroidスマホのUIカスタム文化と相性◎

注意点

  • プロプライエタリOSゆえアプリ追加・NFC決済不可
  • GPS精度と通知同期が不安定とのレビュー多数
  • 620 nitは屋外直射日光ではやや暗く、文字盤視認性が落ちる

製品のレビュー記事はこちらからどうぞ
CMF Watch Pro 2レビュー!ミニマルデザインの最推しスマートウォッチ


Fitbit Chargeシリーズ

Fitbit(フィットビット)はアメリカ発の老舗フィットネストラッカー企業で、現在はGoogle傘下にあります。Chargeシリーズは、バンド型ながら高機能で、“Fitbitの中核モデル”として毎年アップデートされる看板製品です。

基本スペック(Fitbit Charge 6 基準)

価格

¥19,000〜¥25,000

バッテリー持ち

最大7日

サイズ

38.7×23.3×11.2 mm

重量

約29 g

防水性能

5ATM

特徴

  • ストレスマネジメントスコア・皮膚温変動などヘルス指標が豊富
  • GoogleWallet(Suica)が利用可能でキャッシュレス決済に対応
  • Googleマップ通知などGoogleサービス連携に強い

Androidにおすすめな理由

  • GoogleFastPair対応でワンタップ初期設定
  • Androidでは通知のクイック返信(定型文・絵文字)が利用可能
  • HealthConnect経由でGoogleFitと自動同期しやすい
  • Google製アプリとのUI統一で操作が直感的

注意点

  • 高度な睡眠・ストレス分析はFitbitPremium(月額)が必要
  • 音声返信やサードパーティアプリ追加はWear OSほど豊富ではない

価格帯別おすすめシリーズ(3万円〜クラス)

Galaxy Watchシリーズ

SamsungのフラッグシップWearOSウォッチ。回転ベゼルと有機ELで高操作性、先進センサー群で体組成・睡眠・心拍を網羅。Android機能をフル解放し、スマホとの連携も抜群。最新Exynosプロセッサで動作も滑らか、GoogleWalletやマップなど純正アプリも自在に使えます。

基本スペック(Galaxy Watch 7 基準)

価格

約¥48,000

バッテリー持ち

最大約48時間(通常使用/AODオフ時)約33時間(AODオン時)

サイズ

44.4×44.4×9.7 mm

重量

33.8 g

防水性能

5ATM/IP68

特徴

  • 新世代Exynos W1000(3 nm)とWear OS 5により操作が軽快
  • 2,000 nitの高輝度AMOLEDで屋外でも視認性抜群
  • 13 LEDセンサーで体組成や睡眠精度が大幅向上

Androidにおすすめな理由

  • GoogleWallet/GoogleマップなどWear OSアプリが豊富
  • Galaxyでなくても大半の機能が利用でき、Android連携がスムーズ
  • GalaxyAIの睡眠コーチ&EnergyScoreが日本語でも利用可能

注意点

  • 実使用では1.5日ほどで充電が必要になるケースが多い
  • ECGなど一部健康機能はGalaxyスマホ限定
  • 44 mmは細腕だとやや大きめに感じることも

Google Pixel Watchシリーズ

Google純正WearOSウォッチ。丸型ドームガラスのコンパクト筐体にFitbit解析を統合し、Gmail・マップ・WalletなどPixel体験が腕で完結。最新PixelWatch3はUWB搭載でデジタルキーや精密探索にも対応。

基本スペック(Google Pixel Watch 3)

価格

約¥51,000

バッテリー持ち

約24時間(AODオン)/最大36時間(バッテリーセーバー)

サイズ

直径41 mm×厚さ12.3 mm

重量

31 g

防水性能

5ATM/IP68

特徴

  • Snapdragon W5 Gen 1搭載で前世代比30%高速化
  • ベゼルが細くなり、2,000 nitの「Actua Display」を採用
  • UWB内蔵でPixelスマホのデジタルキーや正確なFind My Deviceに対応

Androidにおすすめな理由

  • Fitbit連携によりPixelスマホとUI/設定がシームレス
  • Gmail・カレンダー通知やYouTube Musicオフライン再生など純正サービスと相性抜群
  • Wear OS 5の最新機能・アップデートを最速で享受できる

注意点

  • 公称24 hのバッテリーは実際も1日弱で要充電
  • LTE版は端末代+月額通信費が別途発生
  • バンド取り付けが独自規格でサードパーティーが少ない

Garmin Venuシリーズ

Garminのフィットネス重視スマートウォッチ最上位。AMOLED常時表示と約2週間バッテリー、Body Batteryや高精度GNSSでトレーニングから健康管理まで万全。Suica対応で日常使いも便利。

基本スペック(Garmin Venu 3 基準)

価格

約¥65,000

バッテリー持ち

最大14日(スマートウォッチモード)/GPS26時間

サイズ

45×45×12 mm

重量

30 g

防水性能

5ATM

特徴

  • GarminBodyBattery/睡眠スコアなど独自の健康指標が豊富
  • AMOLED常時表示と物理ボタンのハイブリッド操作
  • スピーカー&マイク搭載で通話対応、8 GBストレージに音楽保存可

Androidにおすすめな理由

  • GarminConnectアプリはiOS版より機能制限が少なく通知操作が快適
  • 高精度GPSでスマホなしのラン計測が完結
  • 2週間クラスのロングバッテリーでAndroidスマホの充電負担を増やさない

注意点

  • Wear OSではないためGooglePay/Googleマップなどが使えない
  • アプリはConnectIQ中心で選択肢が限定
  • 45 mmケースは細腕にはやや大ぶり

製品のレビュー記事はこちらからどうぞ

【Garmin Venu 3をレビュー】Suica×14日駆動で日常もランも快適


Androidユーザーにはおすすめできないスマートウォッチはある?

Androidユーザーに本質的におすすめできないのは、Apple Watchシリーズだけです。その他のスマートウォッチ(Galaxy Watch/Pixel Watch/Garmin/Fitbit/Amazfitなど)は、いずれも公式にAndroidをサポートしています。

なぜApple WatchはAndroidで使えないのか?

理由

説明

初期設定がiPhone必須

ペアリングとアクティベーションはiPhoneの「Watch」アプリ経由でしか行えません。

watchOSアップデートもiPhone経由

セキュリティパッチや新機能を導入するたびにiPhoneが必要になります。

ヘルス/決済まわりがApple独自基盤

HealthKit、iCloud、ApplePayなどiOS専用の基盤と密接に結び付いているため、Androidでは代替手段がありません。

公式にAndroid非対応と明言

AppleコミュニティFAQでも「Apple WatchはiPhoneのみ対応」と断言されています。


ここまで、Androidと相性抜群のスマートウォッチを「価格」と「用途」の切り口で比較してきました。

選び方のコツはやはり 「自分が何をしたいか」 をイメージすること。通知チェックだけで十分なのか、GPSランを楽しみたいのか、あるいは決済や音楽再生も手元で完結させたいのか――使い道が明確になるほど、モデル選定で後悔しにくくなります。

僕自身も最初は「着信とLINE通知が見られればOK」と思っていましたが、ランニングを始めた途端に GPS精度バッテリー持ち の重要性に気付き、さらに電子決済にハマってからは NFC対応 を重視するようになりました。スマートウォッチは「ライフスタイルの変化に合わせてステップアップできるガジェット」なので、まずは今の自分にフィットする1本を選び、足りなくなったら買い替えるくらいの気軽さでOKだと思います。

これからも実際に複数モデルを長期テストしながら、リアルな使用感レビュー買い替えタイミングのヒント を随時アップしていく予定です。

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この記事の執筆者

みやちん

31歳ソフトウェアエンジニア。今は都内のIT系の企業で勤務。仕事がら自動化することが好きなので、スマートホーム系のガジェットを愛用してたりします。ブログの内容で質問などあったらXでDMいただけると回答できます!