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Shokz OpenFit Airをレビュー!ワークアウトに最適な開放型イヤホンのサムネイル

Shokz OpenFit Airをレビュー!ワークアウトに最適な開放型イヤホン

CONTENTS

  • 「Shokz OpenFit Air」の基本スペック
  • 人間工学に基づいた本体デザインでフィットを科学する
  • オープンイヤー型でもしっかり響く良質なサウンド
  • 直感で使える専用アプリ
  • マットなシリコンとメタリックリングのコントラストがめちゃかっこいい
  • 同時装着のメガネもしっかりと安定するほどのフィット感
  • 流石に音による没入感は無理
  • Shokz OpenFit Airはこんな人にオススメ

Shokz(ショックス)というオーディオメーカーをご存知でしょうか。聞き馴染みのない方が多いかもしれませんが、骨伝導イヤホンというジャンルではリーディングカンパニーであり、日本での販売シェアは8割以上というすごい実績をだしています。

今回は、そんな独自路線を突き進むShokzのワイヤレスイヤホンであるOpenFit Airの紹介です。性能面は勿論、着け心地や実際に使ってみての感想も余すことなく紹介していきます。

「Shokz OpenFit Air」の基本スペック

Shokz OpenFit Airの商品画像

Shokz OpenFit Air

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価格(2024年11月時点)

¥19,880

カラーバリエーション

ブラック / ホワイト / ピンク

サイズ

66 × 69.1 × 28.7mm

重さ

65.1g

ノイズキャンセリング

あり

対応コーデック

AAC / SBC

再生可能時間

6時間 / 28時間(単体 / ケース込み)

充電時間

10分間の充電で最長2時間再生可能

ワイヤレス充電

なし

専用アプリ

あり

元々はShokz OpenFitというモデルがでていますが、内蔵スピーカーやイヤーフックの仕様を一部変更し、より手に取りやすい価格帯で完成したのが「Shokz OpenFit Air」です。

カラーバリエーションもShokz OpenFitではブラックとベージュの二色から、ブラック、ホワイト、ピンクの三色にすることで、より多くの方が手に取りやすい仕様となっています。

人間工学に基づいた本体デザインでフィットを科学する

シリコン部分のイヤーフックは中に形状記憶特性を持つニッケルチタン合金が入っているため、何度使っても型崩れしません。シリコンの接触面積も広いためしっかりと固定され、長時間つけても疲れない仕様です。

また、イヤホンのスピーカー部分は重心を耳の接触側に置き、25.5度内側に角度をつけることで、耳輪(耳の外角部分)と耳珠(顔側にある出っ張り部分)の間に収まる仕様になっているため、変な違和感もなく快適に装着することが可能になっています。

オープンイヤー型でもしっかり響く良質なサウンド

Shokz OpenFit Airイメージ画像
Shokz OpenFit Air公式サイトより抜粋

企業のミッション、ビジョンにもするほど、オープンイヤーの世界観を大切にしており、全プロダクトがオープンイヤー型なのがShokzの特徴の一つでもあります。この状態でもしっかりとしたサウンドを届けるため、様々な技術や特許を持っております。

特に、DirectPitchテクノロジーという技術が光っており、これは音源、耳との距離、角度を最適化するために逆向きの音波を利用し、耳に向かって相対的に音圧が大きくなるのと同時に、外耳道以外の方向への音圧が小さくなります。これにより、イヤホンが耳に入らなくても音がクリアに聞こえ、音漏れが少なくプライバシーを確保できるようになっています。

その他、搭載されているドライバーや低音強化機能等、オープンイヤー型でも妥協一切なしの音作りを心がけています。

直感で使える専用アプリ

Shokz OpenFit Airアプリ画面

イヤホンと接続した状態で専用アプリを開くと、バッテリー残量とイコライザー設定ができるトップページが表示されます。ボーカルや低音を強調したい方は1タップで即座に調整ができますし、EQの知識があり、音へのこだわりがある方はここでしっかりと調整が可能です。

また、ボタンのカスタマイズも可能であり、タップや長押しで反応する機能がデフォルトで4タイプずつ入っています。

マットなシリコンとメタリックリングのコントラストがめちゃかっこいい

今回ももちろん購入し、実際に使ってみました。ケースはマットな素材でうっすらとブランド名が印字されていてかっこいいです。付属品にはType-Aの充電ケーブルと持ち運び用の袋も付いていました。

Shokz OpenFit Air梱包内容

横から見ると写真のような感じです。個人的に、充電ポートにはカバーみたいなのがかかっているのが好みなのですが、許容範囲です。

Shokz OpenFit Air本体側面

AirPodsとのサイズ比較です。本体も普通より大きいので、ケースの大型化は仕方がないですが、持ち運びに支障はなさそうです。

Shokz OpenFit AirとAirPods比較

蓋を開けるとケースいっぱいにイヤホンが入っています。マットなシリコンの表面とメタリックなシルバーライト・リングの組み合わせがめちゃくちゃかっこいいです。

Shokz OpenFit Air中身

取り出して裏返すと全てシリコン素材であり、少し見えにくいですが本体が曲線になっているのが見えると思います。これが耳とのフィット感を高めるポイントになっている部分です。

Shokz OpenFit Airイヤホン内側

同時装着のメガネもしっかりと安定するほどのフィット感

実際に装着した写真も公開しますが、見ての通り耳穴を塞がない設計です。かなり不思議な状態ですが、これでしっかりと音は聞こえますし、漏れている音もそこまで大きくないので、バスや電車といった公共交通機関でも普通に使えます。

Shokz OpenFit Air装着状態

メガネをつけるとこのような感じになります。実際にこの状態で1時間ほどジョギングを行ったのですが、メガネはおちたりズレたりすることはありませんでした。どうやら、もとから眼鏡をかけている状態で装着できるデザインが採用されているようです。

Shokz OpenFit Airとメガネ同時装着

流石に音による没入感は無理

全プロダクトにノイズキャンセリング機能は搭載されていませんし、カナル型のイヤホンも展開がないため、音楽に集中して没入していくという体験は不可能です。このブランドのコンセプト自体がオープンイヤー・テクノロジーを通じて、人々のリスニング体験を向上させる方法を常に追求していくことなので、ある意味で好みがはっきりと分かれると言えます。

ノイズキャンセリングや没入体験のワイヤレスイヤホンの代表格としてAnkerのSoundcoreシリーズがあります。そっちの方が良い、または、気になる方は比較記事を書いていますので、是非チェックしてみてください。

【目的別Ankerワイヤレスイヤホン比較】迷ったときはこれを買おう!

Shokz OpenFit Airはこんな人にオススメ

以上のような特徴を持った「Shokz OpenFit Air」ですが、個人的にはこんな人におすすめと言えます。

  • カナル型イヤホンが苦手なんだけど、高品質な音楽を聴きたい人
  • 外の音や周りの会話の認識等、マルチタスク状態で音楽を聴きたい人
  • ワークアウト中でも外れる心配がないイヤホンを探している人

形も独特なので、友人や同僚がみたら間違いなく会話のネタになるアイテムです。私はこれに出会うまで、耳穴に入れないイヤホンが世の中にあるなんて全く知りませんでした。


今回は「Shokz OpenFit Air」を紹介してみました。ノイズキャンセリング機能を搭載し、小ささと音質を追求しているイヤホン業界の中では真逆をいっていますが、カナル型イヤホンが苦手な人や、周りの音が完全遮断されることが怖い人であっても、最高の音質で音楽を楽しみたい人はたくさんいると思いますので、候補にいれてみてはいかがでしょうか。

Shokz OpenFit Airの商品画像

Shokz OpenFit Air

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この記事の執筆者

みやちん

31歳ソフトウェアエンジニア。今は都内のIT系の企業で勤務。仕事がら自動化することが好きなので、スマートホーム系のガジェットを愛用してたりします。ブログの内容で質問などあったらXでDMいただけると回答できます!