TOP> Suica対応スマートウォッチ5選!通勤・買い物をもっと快適に
スマートウォッチ
2025-02-09日々の通勤やちょっとした買い物で、スマートウォッチをかざしてサッと決済できる便利さを体験したことはありますか?スマートフォンを取り出す手間もなく、手首をかざすだけで改札を通過できるのは、一度慣れると手放せない快適さです。
2025年現在、多くのスマートウォッチがSuicaに対応しており、Apple Watchだけでなく、Androidユーザー向けの選択肢も増えています。しかし、すべてのスマートウォッチがSuica対応というわけではなく、選び方を間違えると「せっかく買ったのに使えなかった…」という残念な結果になりかねません。
そこで本記事では、Suicaに対応した最新のスマートウォッチを厳選し、特徴やおすすめポイントを紹介していきます。あなたのライフスタイルに合った一台を見つける参考にしてみてください。
それでは、2025年2月時点でSuicaが使えるスマートウォッチを5つ紹介します。
まずはみなさんお馴染みApple Watchです。
現在販売されているのは、「Apple Watch Series 10」ですが、Apple WatchはSeries 3から全機種でSuicaに対応しているため、現在販売されている、「Apple Watch SE」「Apple Watch Series 10」「Apple Watch Ultra 2」どれを購入してもSuicaが使えるでしょう。
iPhoneユーザーであればまず、Apple Watchを購入しておけば間違いないです。
アメリカ発のスマートウォッチブランドGarminでもほとんどのモデルでSuicaに対応しています。
Garminは他のスマートウォッチブランドと比較すると、価格帯が少し高めのブランドとなり、下は2万円から上は50万円ほどになります。もはや普通の高級腕時計です笑
そんなGarminの中でも比較的お求めやすいのは、VenuやForerunner、Lilyあたりかと思います。
と理解すると良いと思います。
Garminの代表モデルはこちらの記事で比較しているので、興味のある方はご覧ください。
Garmin(ガーミン)のスマートウォッチを比較!目的別おすすめのモデルは?
Fitbitはもともと 活動量計(フィットネストラッカー) を中心に展開していましたが、2017年ごとからスマートウォッチ市場に参入しました。その後、Google(Alphabet)傘下のブランドとなっています。
2025年2月現在販売されている代表モデルは「Fitbit Versa 4」で、価格としても3万円切る程度なので、今回挙げている5つの製品の中では最も安い部類に入ると言えるでしょう。
Fitbitと同じくGoogleが提供するスマートウォッチです。
「Googleの中でFitbitとPixel Watchどう棲み分けられてるの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、整理すると以下のようなイメージです。
Pixel Watch | Fitbit(Sense / Versa / Charge) | |
---|---|---|
おすすめの人 | スマートウォッチ機能を重視する人 | 健康管理・運動記録を重視する人 |
OS | Wear OS | Fitbit OS |
アプリ拡張性 | 高い(Google Play対応) | ほぼなし |
健康機能 | 基本機能のみ(Fitbitよりは劣る) | Fitbitの高度な健康・睡眠管理機能 |
バッテリー持ち | 1日程度 | 5日〜7日 |
価格 | 約50,000円〜 | 15,000円〜40,000円 |
デザイン | 高級感あり、丸型ディスプレイ | スポーツ・健康向けデザイン |
Pixel Wachの方が効果で機能も豊富な一方、バッテリー持ちはApple Watch同様1日程度のようです。Fitbitは機能が限定的になっているため、バッテリーの消費は少なく、最大で1週間ほど充電なしで使えるようです。
ご自身のライフスタイルに合わせてどちらが良いかご検討ください。
2025年2月時点では、「Pixel Watch 3」が販売されており、Androidユーザーかつ、Googleのサービス(Googleアシスタント、Googleマップ、Gmail、カレンダーなど)との連携を重要視する人にはおすすめなスマートウォッチです。
Google Pixel Watch 3
最後にスマートフォンで有名なサムスンが開発・提供しているスマートウォッチです。
Apple WatchのAndroid版とも言える存在で、Samsungのスマホ「Galaxy」シリーズ との相性が良く、GoogleのWear OSを搭載 しています。
2025年2月時点では、「Galaxy Watch 7」が販売されており、価格帯としては、オプションによりますが、5~8万円程度です。Apple WatchやPixel Watchと比較すると少し高価格な製品と言えますが、バッテリー持ちという観点では、公式サイトによると最大40時間とのことなので、リッチな機能を搭載しているかつ、バッテリーもしっかり持つスマートウォッチが欲しい、という方にはおすすめでしょう。
スマートウォッチでSuicaが使えるのは、FeliCa(フェリカ)という非接触IC技術が搭載されているためです。
FeliCaは、ソニーとドコモが開発した電子マネー用の技術で、日本の交通系ICカードや電子決済システムに広く採用されています。「NFC」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、「NFC」は無線通信の標準規格の総称で、その中の1つとしてFelicaがあるということになります。
Apple WatchやGoogle Pixel Watchなど、FeliCa対応のスマートウォッチなら、スマホなしでSuicaを使えます。利用するにはウォレットアプリを通じてSuicaを登録・管理する必要があり、Apple Watchなら「Apple Pay」、Wear OSのスマートウォッチなら「Google Pay」を利用します。
チャージ方法はクレジットカードや現金があり、スマホと同じようにタッチするだけで支払いができます。
iDやQUICPayを使うためにもこのFelicaを搭載している必要があるのですが、Felicaを搭載しているからといって、すべてのスマートウォッチでiDやQUICPayが使えるとは限りません。
なぜなら、iDやQUICPayを使うためには、Felicaを搭載している、といった技術的要件を満たすことに加えて、iD、QUICPay事業者との連携というビジネス的な要件も必要だからです。
しかしiD、QUICPayは使えなくてもVisa / Mastercard系の決済に対応しているというパターンもあるので、ご自身のケースに合わせて検討してみてください。
以下に、代表的なFelica搭載スマートウォッチの各決済の利用可否をまとめておきます。
スマートウォッチ | Suica | iD | QUICPay | Visa / Mastercardのタッチ決済 |
---|---|---|---|---|
Apple Watch | ○ | ○ | ○ | ○(Apple Pay経由) |
Google Pixel Watch | ○ | ○ | ○ | ○(Google Pay経由) |
Garmin | ○ | × | × | ○(Garmin Pay経由) |
Fitbit | ○ | × | × | ○(Fitbit Pay経由) |
Samsung Galaxy Watch | ○ | × | × | ○(Visa / Mastercardのタッチ決済) |
Suica、他決済が使えるスマートウォッチについてご紹介しました。
スマートウォッチで決済系の機能が使えると、改札でのスムーズさはもちろん、普段スマホをバッグに入れている人にとっては、コンビニなどの買い物もかなり楽になりますよね。
日常のふとした瞬間のめんどくささを解消してくれるアイテムだと思うので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。