TOP> 【Liberty 4 Proレビュー】Soundcore史上最高傑作の実力は?
ワイヤレスイヤホン
2025-03-222024年10月にSoundcoreのLibertyシリーズの新モデルである「Liberty 4 Pro」が発売されました。
すでにSoundcore史上最高のワイヤレスイヤホンと話題を呼んでおり、今回も実際に購入してみたので、そのスペックや使用感をご紹介したいと思います。
価格(2024年11月時点) | ¥19,990 |
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カラーバリエーション | ミッドナイトブラック / スカイブルー / ディープグリーン / パールホワイト |
サイズ | 65 × 62 × 39 mm |
重さ | 62g |
ノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング3.5 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
再生可能時間 | 10時間 / 40時間(単体 / ケース込み) |
ドライバー | A.C.A.A 4.0 (10.5mmダイナミック+4.6mmダイナミック) |
充電時間 | 5分間の充電で最長4時間再生可能 |
ワイヤレス充電 | ◯ |
マルチポイント接続 | 2台まで |
Soundcoreはこれまで2022年に「Liberty 4」、2023年に「Liberty 4 NC」など、コスパ重視のユーザーをターゲットとしたワイヤレスイヤホンを展開してきました。今回2024年10月に発売した「Liberty 4 Pro」はそれらの集大成的な位置付けで、価格帯も少し吊り上げられ、19,990円となっています。
今までは高くても15,000円以内に収まる製品を展開してきたSoundcoreが、2万円近くの価格設定をし、BOSE、SONY、Appleなどのハイブランドイヤホン界隈に片足を踏み入れてきている形になります。
Soundcoreの集大成と言った通り、スペック面では前モデルと比較して多くの変化が見られます。特にワイヤレスイヤホンの目玉スペックであるノイズキャンセリング機能は、ノイキャン機能に特化した過去モデルの「Liberty 4 NC」よりも進化しています。
「Liberty 4 NC」ではAnkerの独自技術である「ウルトラノイズキャンセリング」の3.0が搭載されていましたが、今回の「Liberty 4 Pro」では3.5にバージョンアップされています。
具体的には、7つのセンサーを搭載。環境音やノイズを1分間に180回検知し、シーンに合わせて自動で除去してくれるとのことです。また、新たに気圧センサーを搭載し、飛行機などの気圧変化が激しい環境にも適応しています。
こちらも今回の目玉アップデートです。ケースにタッチディスプレイが搭載され、スマホのSoundcore専用アプリを使わずとも以下の操作ができるようになりました。
イヤホンケースは今までのLiberty 4シリーズと同様、表面はマットな仕上がりで高級感があります。
大きさは過去シリーズと比べるとタッチディスプレイが入った分少し大きくなっています。
Liberty 4 Pro | Liberty 4 | Liberty 4 NC | |
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大きさ | 65 × 62 × 39 mm | 59 x 57 x 29mm | 57 × 57 × 30mm |
重さ | 62g | 55g | 60g |
おそらく今回からだと思いますが、Soundcoreのロゴの光の反射が抑えれているため、ぱっと見無印のイヤホンに見えます。個人的には結構嬉しいポイントでした。
ケースはスライド式で開閉でき、片手で開けられるというメリットがあるのですが、個人的にはスライドで開けた後のフタの状態が不安定な感じがあってあまり好みではないです。
今回初めて搭載されたケース内面のタッチディスプレイですが、個人的にはあまり操作するイメージが沸きませんでした。
操作できる内容は上記で説明した通りですが、基本的にワイヤレスイヤホンのケースは触れるけど、スマホは触れないというシーンがあまり思い浮かばず・・・
そもそもノイキャンは常にMAXにしておきたいし、バッテリーも1%単位で残量を気にすることはないという感じなので、ディスプレイをつけるくらいだったら、もう5,000円くらい安くして、ケースもコンパクトにしてくれたらいいのにと思ってしまいました。
Liberty 4シリーズの最上位モデルである「Soundcore Liberty 4 Pro」はこんな人におすすめなワイヤレスイヤホンと言えます。
一方でコスパ重視で考えている人は、やはりもう少し安価で機能面もそれなりに優れている「Liberty 4」や「P40i」を購入することをオススメします。
個人的には今は「P40i」をメインで使っているのですが、8,000円程度でこのクオリティのイヤホンが買えるのはさすがSoundcoreという感じです。
よりくわしい使用感などはこちらからご覧ください。
Soundcore P40iをレビュー!Ankerから出たコスパ最強のイヤホン
本記事では、「Soundcore Liberty 4 Pro」のスペックや使用感をご紹介しました。
Soundcoreにとっては、いままでのコスパ重視層に向けてではなく、ハイエンド層に向けてのチャレンジングな新製品になっていると思います。
気になる方はぜひ手に取ってみてください。