TOP> Soundcore P40iをレビュー!Ankerから出たコスパ最強のイヤホン
ワイヤレスイヤホン
2025-03-232024年4月9日にAnkerのワイヤレスイヤホンブランド「Soundcore」から「P40i」という新製品が出ました。
P40iの最大の特徴は、圧倒的なコストパフォーマンスの良さと驚異的な再生可能時間の長さです。Soundcore史上最長の再生時間を実現しているこのモデルについて、実際の使用感や過去モデルとの違いなどを詳しく解説します。
価格(2024年5月時点) | ¥7,990(税込) |
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サイズ | 約57 x 57 x 3.0cm |
重さ | 約58g (充電ケース含む) / 約5g (イヤホン本体 片耳) |
ノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング 2.0 |
ハイレゾ再生 | ○ |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト、ネイビー、パープル |
再生可能時間 | 12時間 / 60時間(イヤホン / 充電ケース) |
音質 | 11mmダイナミックドライバー |
充電時間 | 10分で5時間再生可能 |
ワイヤレス充電 | ○ |
こちらの記事で Soundcore Liberty 4と Liberty 4 NCの違いを比較しましたが、P40iはコスパに特化した製品と言ってもいいでしょう。
ノイズキャンセリングや音質の性能は、1万円以上する両製品に見劣りはしますが、この価格帯でこれくらいのパフォーマンスを出せるワイヤレスイヤホンは、かなり限られるのではないでしょうか。
ケースの素材がシリコンになっており、高級感のある見た目になっています。
おそらくLiberty 4などは同じ素材に見えるのですが、Liberty 4 NCは光沢の出る素材になっており、このあたりは好き嫌いが分かれると思います。
ケースの内側もチープさを感じことはなく、この品質のワイヤレスイヤホンが8,000円以下で買えるのはかなりお買い得だと言えます。
P40iのスペックでもっとも進化しているポイントを挙げるとするなら、その再生時間の長さが挙げられるでしょう。
1万円を超える過去モデルと比較してもその長さは一目瞭然です。
P40i | Liberty 4 | Liberty 4 NC | |
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再生可能時間(イヤホン / 充電ケース) | 12時間 / 60時間 | 9時間 / 28時間 | 10時間 / 50時間 |
充電時間 | 10分で5時間再生可能 | 10分で4時間再生可能 | 15分で3時間再生可能 |
1日8時間再生しても1週間以上充電しなくてもいいことになるので、脅威のバッテリー持続力と言えるでしょう。
個人的には一番ハマっているポイントです。
P40iでは、イヤホンケースからイヤホンを取り出した後に、スマホを立てられるようになっており、カフェなどでオンライン会議に入る時や、動画を見たい時に大活躍してくれます。
ケースの底も滑りにくい素材になっており、かなり安定した状態でスマホを固定することができます。
こういったユーザーの使い方に寄り添ったちょっとした工夫を製品に組み込んでくれるのはありがたいですね。
Soundcoreが提供しているHearIDという機能で自分の耳に合ったイコライジング調整をしてくれます。
健康診断でよくあるような聴覚検査のようなものから、実際にサンプルの音楽を複数種類再生した上でどれが聴きやすいかを選択してようなものです。診断は約3分ほどで完了でき、パーソナライズされたイヤホンに設定していくことができます。
多くのワイヤレスイヤホンがイコライザーを搭載しているのの、自分に耳に合わせて調整するのは難しいため、こういった診断機能があるのは非常に助かります。
Soundcoreの直近のワイヤレスイヤホンも考慮した上で、P40iはどんな人におすすめかを整理すると以下のような形になります。
→ コスパ重視なイヤホンが欲しい人。できるだけ充電せずに長持ちするイヤホンが欲しい人。
→ 音質を重視し、音楽を楽しむためのイヤホンが欲しい人
→ ハイレベルなノイズキャンセリング機能を求めている人
P40iはLiberty 4・Liberty 4 NCと比較しても5,000円ほど安い価格になっており、ワイヤレスイヤホンのエントリーモデルとしてもかなりおすすめできます。
本記事では、Soundcoreのワイヤレスイヤホン「P40i」について、実際の使用感や過去モデルとの違いなどを解説しました。
1万円以下でよいワイヤレスイヤホンを探しているのであれば、間違いなくオススメできるモデルなので、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょう。