TOP> 【Anker 733 power bank レビュー】一線を画す急速充電器とは?
充電器
2025-03-222023年10月に株式会社モニタスが全国の15~69歳の1,200名を対象に実施した「モバイルバッテリーに関する調査」によれば、充電機器を持ち歩く全年齢の割合は「持ち歩く49.8%」「持ち歩かない50.2%」とほぼ半分でしたが、持ち歩く人を年代別で見ると「10代70.0%」、「20代65.0%」、「30代53.0%」、「40代41.5%」、「50代41.0%」、「60代28.0%」と年代が若いほど高いことがわかりました。さらに、充電機器の使用用途の95%がスマホという結果も出ており、スマホを多用する10~30代には必需品とも言えます。
今回は充電器のグローバルメーカーであり、最近は家電量販店やECサイトでも頻繁に見かけるAnker 733 power bankの紹介です。特にスマホやタブレット、ノートPCにワイヤレスイヤホン等、複数の電子デバイスを日々使っている方にオススメです。
製品名 | anker 733 power bank |
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価格(税込) | 14,990円 |
カラー | ブラック / ホワイト / ゴールド |
サイズ | 約W111mm×D63mm×H31mm |
重さ | 約320g |
ポート数 | 3(USB-C×2、USB-A×1) |
最大出力 | 65W |
ゴツい見た目通り、高出力で大容量のモバイルバッテリーが搭載されたUSB急速充電器です。これ一つでiPhoneシリーズを約2回、iPad mini (第6世代) を約1回以上高速充電することが可能となっています。モバイルバッテリーとしても最大出力が30Wとパワフルであり、 MacBook Airも容易に充電が可能です。
複数のデバイスを急速フル充電できる秘密はこの技術のおかげであり、キモになっているのはGaN(窒化ガリウム)を活用していることです。電力損失が少なく、エネルギー効率が高い半導体の新しい素材であり、シリコン半導体と比べて電気を通しやすく、エネルギーの無駄な消費を抑えることが可能になっています。この新素材を軸に、独自の電源IC構造を形成することで、複数のポートへの電力供給が可能となり、超高出力化と急速充電化の両立が実現されています。
また、この中にはPowerIQという専用のICチップが組み込まれており、接続機器を即座に認識した後、最適なフルスピード充電を可能としています。
ここまでの性能があれば容量の違う充電器を複数持ち歩く必要がなくなるので、充電に関してはこれ1台で事足りる仕様のようですね。
こちらもAnker独自の技術である多重保護システムとActiveShield2.0という温度上昇の監視機能を組み合わせることで、充電器と接続端末の両方の温度を計測し制御しています。上記で記載したGaNも発熱が少ないため、充電器の発熱防止に貢献しています。
昨今は充電のしっぱなしによる端末の爆発や接続口の発火もニュースで取り上げられる一方で、寝ている時間にこそ充電を行いたいという世の中のニーズもあるため、要望と懸念事項を同時に解決していると言えます。
ここではAmazonで星5つをつけた購入者のレビューを要約をしています。
性能や利便性、コストパフォーマンスに関するコメントが大多数を占めていました。充電器を中心としたスマホやPC周辺機器の開発を突き詰めたメーカー努力の賜物と言えます。
一方で、こちらではAmazonで星1つをつけた購入者のレビュー要約をしています。
サイズや重さに対するコメントとがほとんどであり、一部で充電ができないというコメントも散見されました。②に関しては製品の都合もありそうですが、➀に関しては他製品と比較検討すると、自分に合う充電器が見つかるかもしれません。PrefetchではAnkerの充電器に関する比較記事も出しているので、合わせて読んでみてください。
【ニーズに合わせたAnker充電器比較】こういう場合はこれを買っとけ! | Prefetch(プリフェッチ)
今回は充電器のグローバルメーカーであり、最近は家電量販店やECサイトでも頻繁に見かけるanker 733 power bankを紹介しました。スマホやノートPCを多用する現代においては、1つくらい持っていても損しないアイテムなので、これを機に検討してみてください。
また、このような充電器を手掛けるAnkerがどのような会社なのかを調べた記事もPrefetchでは「「Anker」はどこの国のメーカー?信頼性やバッテリー以外の製品を調べてみた」というタイトルで出しています。興味のある方は是非一度読んでみてください。