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Aqaraレビュー|SwitchBotと何が違う?中級者に選ばれる理由を検証

スマートリモコン最終更新日時:2026-09-22
※ 本記事は製品提供を受けて書いたレビュー記事です

Aqara(アカラ)はXiaomiのエコシステム発祥のブランドで、ハブを中心にセンサーや家電を連携させる製品群を展開しています。

「Aqara(アカラ)」はXiaomi発のスマートホームブランド

Aqara(アカラ)は2016年、中国・深センでXiaomiのMijia(米家)エコシステムの一部として誕生しました。

2019年ごろから独立ブランドとしてグローバル展開を始め、日本や欧米にも正式に参入しています。Xiaomiグループの品質管理とコスト効率を受け継いで、IoTの中核を担う製品群を広げています。

家の中で“リレー”してつながる仕組み

Aqaraの製品は、センサー同士がデータを順番に受け渡して届ける仕組みです。たとえば玄関の開閉センサーが検知したドアの状態は、近くのセンサーを経由してリビングのハブまで届きます。

この仕組みは「メッシュネットワーク」と呼ばれ、ハブから離れた場所でも電波が途切れにくいので、ハブを増やさずに広い家全体をカバーできます。

SwitchBotとの主な違い

ポイント

Aqara

SwitchBot

主な用途

センサー網とハブ拡張による自動化

赤外線リモコン&物理スイッチ押し

通信方式

Zigbeeメッシュ

Bluetooth Mesh / Wi-Fi

拡張性

複数ハブで数百台管理可能

Hubsを追加すると可

アプリ自動化機能

シーン・条件分岐の自由度が高い

デバイス操作に特化

価格帯目安

センサー1,500〜3,000円

デバイス3,000〜4,500円

Aqaraはセンサー同士が信号を中継するので、少ないHubで広い範囲をカバーできます。SwitchBotは個別の家電操作に特化していて、赤外線リモコンや物理ボタンの自動化に向いています。

SwitchBotで広い範囲の家電を操作するにはHubが複数台要りますが、AqaraはHub1台にセンサーを足していくイメージです。

SwitchBotとNature Remoの違いが気になる方はこちらの比較記事も参考にしてみてください。

製品ラインナップ早見表

以下は2025年5月時点の主要カテゴリ別ラインナップと特徴の一覧です。

カテゴリ

主な製品例

特徴

ハブ

Hub M2 / Camera Hub G3

Zigbee 3.0対応・Matterゲートウェイ

センサー

開閉センサー / 人感センサー / 温湿度センサー

ボタン電池で2年以上駆動

アクチュエータ

スマートプラグ / カーテンE1

省エネ・静音駆動

セキュリティ

Door Lock U100 / 警報サイレン

HomeKey対応モデルあり

カメラ

Camera Hub G2H Pro / E1

カメラ兼用ハブモデル

照明

スマートライト / LEDストリップ

調光・調色・スケジュール機能

SwitchBotほどではないですが、ハブやセンサーだけでなく照明やセキュリティ機器まで、スマートホームの主要な製品を幅広く揃えています。

製品ラインナップのイメージ
画像公式サイトより

今回は、この中からハブの「Aqara Hub M2」とカメラの「Aqara Camera Hub G5 Pro」の貸出品をいただいたので、実際に使ってみました。

主力製品レビュー①:Aqara Hub M2(赤外線スマートリモコン兼ハブ)

基本スペック

スマートリモコンの代表製品であるSwitchBotのハブ2とかんたんに比較してみました。

項目

Aqara Hub M2

SwitchBot ハブ2

参考価格

約 ¥8,980

約 ¥9,980

カラー

ブラック

ホワイト

サイズ

100.5 × 30.75 mm(直径 × 高さ)

約 80 × 70 × 23 mm

重量

約 130 g

約 63 g

入力電源

Micro-USB 5V / 1A – 2A

USB-C 5V / 1A

ポート

RJ-45(有線LAN)、USB-A、Micro-USB(給電)

USB-C(給電)、温湿度センサー内蔵ケーブル

無線通信規格

Wi-Fi 2.4GHz、Zigbee 3.0、BLE 5.0

Wi-Fi 2.4GHz、Bluetooth、Matter

動作環境

温度 5 – 50 ℃、湿度 0 – 95 % RH(結露なし)

温度 -10 – 60 ℃、湿度 10 – 90 % RH(結露なし)

また対応している音声アシスタントにも違いがみられます。

項目

Aqara Hub M2

SwitchBot ハブ2

Amazon Alexa

✅ 対応

✅ 対応

Google Assistant

✅ 対応

✅ 対応

Apple Siri

✅ HomeKit正式対応(Homeアプリ操作可能)

⚠️ Siriショートカットのみ(HomeKit非対応)

HomeKit Secure Video

✅ 対応(※G3/G5などカメラのみ)

❌ 非対応

Matter(音声連携)

✅ 対応

✅ 対応(一部デバイス)

インテリアに馴染むシンプルなデザイン

実際に使ってみると、まず見た目は円形のデバイスで、SwitchBot ハブ2とそこまで変わらない大きさだと思います。

Aqara Hub M2 正面
正面
Aqara Hub M2 背面
背面
Aqara Hub M2 側面
側面

SwitchBot ハブ2・ハブミニはホワイトしかないので、ブラックが部屋に合う人には嬉しいデザインかもしれません。

ちなみに、SwitchBot ハブ2の使い勝手が気になる方はレビュー記事をどうぞ。

セットアップ方法はややクセあり

家電を登録するセットアップは、SwitchBot製品に慣れている方だと少し違和感があるかもしれません。

SwitchBotなどはデバイスにリモコンを記憶させますが、Aqara Hub M2はメーカーのプリセットから選ぶ形で、エアコンなら次の手順です。

  1. メーカーを選択(例:ダイキン、三菱、パナソニックなど)
  2. 表示されたボタン(電源など)を押して、実際にエアコンが反応するか確認
    • 反応すればその設定を保存
    • 反応しない場合は別のプリセットを試す

この「実際にエアコンが反応するか確認」の作業が結構めんどくさく、反応しない → 次のプリセットを試す、を何度も繰り返すことになります。

アプリの画面
(左)反応するスイッチを探す作業 (右)セットアップ完了後の操作画面

ただ、この作業はセットアップのときだけなので、以降はスムーズにアプリから家電を操作したり、オンオフを自動化したりできます。

こんな人にオススメ

使ってみた感想としては、初心者向けというより、一度SwitchBotなどを経験した中級者向けのスマートリモコンだと感じました。

  • HomeKit(Apple製品)との連携を最重視する人
  • スマートホームを本格的に構築したい中〜上級者

主力製品レビュー②:Aqara Camera Hub G5 Pro (Wi-Fi)

Aqara Camera Hub G5 Pro (Wi-Fi) 商品画像

Aqara Camera Hub G5 Pro (Wi-Fi)

基本スペック

同じ価格帯のセキュリティカメラである「Anker Eufy SoloCam S340」と比較しています。

項目

Aqara Camera Hub G5 Pro (Wi-Fi)

Anker Eufy SoloCam S340

参考価格

¥28,380

¥24,990

解像度

4MP(2688×1520)

広角レンズ:3K(2880×1620)、望遠レンズ:2K(2304×1296)

視野角

対角133°

対角135°

ナイトビジョン

True Color Night Vision(f/1.0レンズ、スポットライト内蔵)

カラー夜間撮影対応(f/1.6レンズ、スポットライト内蔵)

AI検知機能

顔認識、人物、車両、動物、荷物、滞留、レンズ遮蔽、赤ちゃんの泣き声、アラーム音など

人物、車両、動物の検知(HomeBase S380接続時に顔認識対応)

音声通話

双方向通話対応

双方向通話対応

電源方式

USB-C(5V/2A)

内蔵バッテリー(約3ヶ月稼働)、ソーラーパネル(2.2W)対応

防水・防塵性能

IP65

IP67

動作温度範囲

-30℃〜50℃

-20℃〜50℃

ストレージ

内蔵eMMC(8GBまたは32GB)、NAS対応、RTSP対応、Aqara Cloud(30日間無料トライアル)、Apple iCloud(HomeKit Secure Video)対応

内蔵eMMC(8GB)、クラウドストレージなし、HomeBase S380接続時に拡張可能

スマートホーム連携

Apple HomeKit Secure Video、Amazon Alexa、Google Assistant、Matter、Zigbee、Thread、RTSP、NAS対応

Amazon Alexa、Google Assistant、Eufy Securityアプリ、HomeBase S380接続時に顔認識や拡張機能対応

ハブ機能

ZigbeeおよびThreadハブ機能内蔵、Matterブリッジ機能あり

なし

サイズ・重量

約70.5 × 70.5 × 89 mm、377g

約96.5 × 81 × 57.5 mm、約320 g

高級感のあるずっしりとした見た目

本体はマットな質感で、3万円近くのハイエンドモデルだけあって安っぽさは全くないです。野外に設置できるカメラですが、外に置くのをためらうくらい高級感があります。

Aqara Camera Hub G5 Pro 正面
正面
Aqara Camera Hub G5 Pro 側面
側面
Aqara Camera Hub G5 Pro 背面
背面

スムーズなセットアップ体験

こちらの製品もAqaraアプリを使ってセットアップを進めます。

スマホアプリからデバイスを検知すると、あっという間にカメラの映像を見られる画面まで進んで、開始から完了まで大体3分くらいでした。

諸々のAI検知機能のON/OFFや録画、画像撮影、フラッシュなどは全てスマホアプリから操作できます。

ナイトビジョンは驚くほどの鮮明さ

試しに部屋を映してみたところ、ナイトビジョンは暗闇でもはっきり物体が確認できるほど高精細でした。照明を全て落としても、認識できない物体がほぼないくらい鮮明に撮れていました。

さらにかなり明るめのスポットライトも内蔵されているので、暗くてうまく撮れない心配はいらないと思います。

通常の明るさの映像
通常の明るさの映像
照明を消した時の映像
照明を消した時の映像
スポットライトを使った時の映像
スポットライトを使った時の映像

こんな人にオススメ

セキュリティカメラに必要な機能はひと通りそろっていて、クラウドに頼らずにAI処理で顔認識や泣き声検知ができるのはさすがだと思いました。

  • セキュリティカメラに“防犯+見守り”の両方を求める人
  • プライバシーとセキュリティを両立したい中〜上級者

AqaraはSwitchBotよりセットアップがやや難しいですが、一度整えれば、安定したメッシュネットワークと高い拡張性で家全体をスマート化できます。

  • 「Aqara Hub M2」:HomeKit対応の赤外線リモコン兼ハブがほしいAppleユーザー
  • 「Aqara Camera Hub G5 Pro」:防犯と見守りを両立したい方

シンプル操作で家電を自動化したいならSwitchBot、本格的なスマートホーム環境を作りたいならAqaraという住み分けがしっくりきます。スマートリモコンのおすすめ比較記事もあわせてご覧ください。

近距離IoT通信の要 —ZigBeeとは?仕組みとおすすめ製品まとめや、【Arlo Pro 5S 2Kレビュー】超鮮明に映るコードレスな見守りカメラも参考になります。

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この記事の執筆者

AKI

「たった3秒の手間を減らすためなら、3時間のプログラミングも苦にならない」本末転倒なこだわりを持つソフトウェアエンジニアです。

ブログ運営は3年以上、自腹レビュー記事は累計200本超。

究極の怠惰を手に入れるために、年間50本以上のペースでガジェットを買い漁り、特にSwitchBot製品はほぼ全種類コンプリートして検証済みです。

エンジニア視点で徹底的に使い倒して見つけた「説明書には載っていない便利な活用法」を共有します。