Amazon Echoシリーズで唯一、映像と音声が一体化しているのが「Echo Show」というモデルです。スピーカーに映像機能がつくことでどのようなメリットがあるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。
今回は、Amazon Echo 5(第3世代)を実際に購入し、数日使用したうえでの製品レビューをしていきます。想像以上に満足度が高かったので、購入検討中の方は参考にしてみてください。
音楽再生やスマートホーム家電の操作ような各種Alexaアプリの使用に加え、ハンズフリーのビデオ通話や部屋の見守り機能、デジタルフォトフレーム、YoutubeやTikTok、Prime Videoの視聴といった多数の映像コンテンツが搭載され、他シリーズよりも汎用性が一段階高まっています。
とはいえ、画面サイズや容量等、各種制限はあるため、映像コンテンツを本気で楽しむには少々物足りない印象もあります。
発売日 | 2023年6月 |
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価格(税込) | ¥12,980 |
サイズ | 147mm x 82mm x 91mm |
重さ | 456g |
ディスプレイ | 5.5インチ タッチスクリーン |
オーディオ | 1.75インチフルレンジスピーカー |
マイク | 3マイクアレイ |
カメラ | 2MP |
プロセッサ | MediaTek MT 8169 B |
接続 | Wi-Fi(デュアルバンド)/Bluetooth対応 |
スマートホーム連携 | Matter対応 |
カラー展開 | グレーシャーホワイト/チャコール/クラウドブルー |
その他機能 | カメラカバー付き、アラーム・天気表示、写真フレームモード対応 |
Echo ShowをAmazonで検索すると、本製品であるEcho Show 5の他に「Echo Show 8」や「Echo Show 15」という種類がでてきます。一瞬「数字が大きい方が新しいのかな?」と思ってしまうのですが、これは画面のインチ数で製品を3タイプに分けて展開してるので、間違えないようにしましょう。
ただし、インチが大きいタイプの方が高性能であるのは間違いないです。
目覚まし時計や天気表示、写真フレームとしての使用にちょうど良いサイズ感です。楽曲のアートワークや動画もよく見えるため、音声と合わせると非常に多くの情報をキャッチアップすることが可能です。
また、スマホからの操作はもちろん、タッチスクリーンなのでその場で咄嗟に操作したい時に即座に対応できるのも強みです。
前モデルに比べて低音域は約2倍に強化されており、小型ながらも豊かでバランスの取れたサウンドを実現しています。Amazon Music、Spotifyなどのストリーミングサービスの音楽、Prime Videoなどのストリーミングビデオ、ラジオ、ポッドキャストなどを再生するときも深い低音とクリアなボーカルで聴くことが可能です。
内蔵カメラでEcho Show 5が置いてある部屋の様子が外出先からでも確認できます。
また、別の部屋にある他のEcho Showデバイスや、スマホのAlexaアプリからもアクセスすることが可能です。対応するドアベルやカメラをご利用の場合は、Echo Show 5で玄関前などの映像を確認できます。
実際に開封して手に取ると、小さくて丸みを帯びた可愛らしい筐体で出てきます。これは他のAmazon Echoと同じですね。どこに置いても違和感なく溶け込めるデザインです。カメラは正面右上についているのですが、ほとんど目立たない仕様なのも嬉しいです。
本体上部の写真です。マイクのオンオフボタンと音量ボタン、そしてカメラカバーのスライドがついています。
付属品は専用充電器と説明書のみ。最近のガジェットは付属品が少なくて助かります。
設定するのは「言語」「Amazonアカウント」「接続Wi-FI」「時計と初期背景画像」の4つです。画面の案内に従ってやれば誰でもできるお手軽使用です。他のAmazon Echoシリーズと比べるとアップデートに少々時間がかかっている印象ですが、それでも体感1分くらいで完了している感覚です。
設定完了後のトップ画面です。本当はこれ、画像が少し動いていてとても綺麗なのですが、静止画だと魅力が半減しているのが悲しいところです。
Amazon musicの画面です。曲名もアートワークもはっきりと見え、再生の調整も可能な状態です。見切れていますが、おすすめ楽曲の提案もしているので、とても優秀です。スマホを操作するのと同じ感覚でタッチ操作できるので便利です。
Youtubeの画面です。こちらも視聴するには問題のない画質です。音は本体上部のスピーカーから全方向に飛ばしている感じなので、割とくっきり聞こえます。個人的に、ながら作業で映像を見る時に意外とつかるなーというのが使っていての感想です。
例えば、僕は家で料理をする時に一時的にキッチンに持ち込んで、Youtubeのレシピ動画を流しています。今まではいちいち手を洗ってスマホで再生しての繰り返しで煩わしかったのですが、これなら「再生して」「止めて」と言うだけで完結するので、とてもありがたいです。
気になるほどではないですが、タッチパネルの操作時の画面スクロールは流石にサクサク動きません。遅いわけではないのですが、今のスマホ画面の操作に慣れているとあと一歩という感じです。
また、映像もぬるぬる動くわけではありません。長時間視聴を想定していないので僕は別に良いのですが、気になる点を挙げるとするならばこれらが該当します。
僕も使っていますが、Amazon Photoと連携させると、そこで整理している写真をエンドレスで流すことができます。サイズ感もちょうど良いので、インテリアの一つとしてリビングの自室の机に置いておくと良い雰囲気になります。
カメラが固定されているので、Echo Show同士を繋いだ映像確認だと置く場所を選びますが、Amazon製品である「Ring Indoor Cam」と接続すれば、自由度高く映像確認することが可能です。通常の見守りは勿論、ピクチャーインピクチャー機能を使えば画面を分けて確認できるため、他の映像をみながら見守りもできます。
Ring Indoor Camに関する詳細は以下の記事をチェックしてみてください。
【Ring Indoor Camレビュー】Amazon製見守りカメラの性能とは?
先ほどのRing Indoor Camを含め、照明やエアコンなど、Alexa対応スマートホーム製品を音声でも、画面上でも操作できます。特にスマートリモコンと接続すれば、Alexa非対応製品でもリモコンを介して操作ができるようになるため、家中の家電製品をハンズフリーで操作することも夢じゃありません。
セットのしやすさで言えば、Nature Remoというスマートリモコンがおすすめなので、気になる人は以下の記事をチェックしてみてください。
【Nature Remo製品比較】スマートホーム化するためのベストチョイスは?
今回はEcho Show 5(第三世代)の紹介をしてみました。スマートホーム化の第一歩としても、家族とのコミュニケーションツールとしても、Echo Show 5は非常におすすめの一台です。
手頃な値段で色々できるスマートディスプレイなので、興味が湧いたら検討してみてください。
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