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EarFun Air Pro 4レビュー!驚異的なコスパを発揮するイヤホン

ワイヤレスイヤホン2025-05-04 に更新
※ 本記事は製品提供を受けて書いたレビュー記事です

CONTENTS

  • 「EarFun Air Pro 4」の基本スペック
  • 最大50dBを低減させるノイズキャンセリング機能
  • ロスレス・ハイレゾ音源に対応
  • Qualcomm最先端チップ「QCC3091」搭載で非ハイレゾ音源も高音質
  • 6つマイクとAI技術により高品質な通話体験を実現
  • 「EarFun Air Pro 4」を実際に使ってみた感想
  • とぅるっとした質感が美しく、青みがかったブラックが品の良さを演出するビルドクオリティ
  • えぐいノイキャン性能と高音質、これで1万円以下は反則級。
  • 密閉感は他よりも若干高めな点が好き嫌い分かれる
  • 「EarFun Air Pro 4」はこんな人にオススメ
  • 電車通勤するビジネスパーソン
  • スタバで勉強やお仕事をする学生さんやビジネスパーソン
  • オールジャンルで音楽好きのあなた

高品質と手頃な価格を両立したワイヤレスイヤホンなどのオーディオ製品を幅広く展開しているEarfunから、注目のワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 4」をご紹介します。

周囲の騒音レベルに合わせてアクティブノイズキャンセル(ANC)を自動調整する機能が特徴的で、様々な環境で快適な音楽体験を提供します。

実際に使ってみた感想を含め、詳しく解説していきます。

「EarFun Air Pro 4」の基本スペック

価格(2025年5月時点)

¥9,990

カラーバリエーション

ブラック

サイズ

62.4 × 46.6 × 29.2mm

重さ

イヤホン:5.2g
ケース込み:56g

ノイズキャンセリング

ハイブリッド・アダプティブ式ノイズキャンセリング

対応コーデック

aptx Lossless / aptx Adaptive / LDAC / SBC

再生可能時間

6時間 / 52時間(単体 / ケース込み)

ドライバー

10mm複合膜ダイナミックドライバー

充電時間

イヤホン:1時間
ケース:2時間

ワイヤレス充電

最大50dBを低減させるノイズキャンセリング機能

EarFun独自のノイズキャンセリング技術「QuietSmart 3.0」により、最大50dBのノイズキャンセリング性能を誇ります。

この技術では周囲の環境に合わせてノイズ低減レベルを調整する「アダプティブノイズキャンセリング(ANC)」も搭載されているため、非常に高品質なノイズキャンセリングを体験できます。

モードも5パターン用意されており、自分の好みに合ったノイズキャンセリングを利用することができます。

モード

特徴

ディープANCモード

最も強いノイズ低減レベル

バランスANCモード

ノイズ低減効果が強すぎると生じる圧迫感を避けつつ、強いノイズ低減レベル

AI適応型ANCモード

AIによって外部環境のノイズに合わせて、ノイズ低減レベルを調整する

AI視聴覚適応型モード

AIによって外耳道形状の個人差を考慮して、ノイズ低減レベルを調整する

ウィンドウカットANCモード

風切り音を低減させる

ロスレス・ハイレゾ音源に対応

安定したワイヤレス通信環境で高音質の音楽体験を実現する「aptX Lossless」に対応しています。

また、CDの約3倍の情報量を伝送できるハイレゾ音源対応コーデック「LDAC」にも対応しています。

「aptX Lossless」「LDAC」の両方を搭載することで、ワイヤレスイヤホンにもかかわらず超高音質を体験できます。

公式サイトより
公式サイトより

Qualcomm最先端チップ「QCC3091」搭載で非ハイレゾ音源も高音質

最新のBluetooth規格(V5.4)を支えるQualcommチップ「QCC3091」、10mm径のダイナミックドライバーを搭載することで、高音質かつ低遅延を実現します。

ハイレゾ音源以外の音楽体験でさえ、高いパフォーマンスを発揮します。

公式サイトより
公式サイトより

6つマイクとAI技術により高品質な通話体験を実現

左右に3つずつ搭載された高性能マイクと、ノイズ除去技術「cVc 8.0」に対応しているため、騒がしい環境でも快適な通話を実現します。

公式サイトより
公式サイトより

「EarFun Air Pro 4」を実際に使ってみた感想

とぅるっとした質感が美しく、青みがかったブラックが品の良さを演出するビルドクオリティ

ルックスは良くも悪くも普遍的な佇まいですが、1万円弱のイヤホンとして申し分ないビルドクオリティを誇っています。

ケースを持った時の「とぅるっと」とした質感、イヤホンも単一的なブラックではなく、青みがかった配色で高級感があり好印象です。

ケース(ブランドロゴが控えめで◎)
ケース(ブランドロゴが控えめで◎)
ケースとイヤホン(開くとライトアップされます)
ケースとイヤホン(開くとライトアップされます)
イヤホン本体(タップ操作できます)
イヤホン本体(タップ操作できます)
イヤホンを持ってみた(シックで美しい)
イヤホンを持ってみた(シックで美しい)
ケースもコンパクトで嬉しい
ケースもコンパクトで嬉しい

えぐいノイキャン性能と高音質、これで1万円以下は反則級。

まず装着してみて感じることは、「ノイズキャンセリングを有効化していない状態でも遮音性が高い」という点です。耳の穴に詰まっているような違和感ではなく、重心バランスが取れた設計でぴったり良い具合に収まっている印象です。

実際に音楽をかけてみると、低音に深みがありつつ癖のないサウンドを体験できます。「1万円弱の音質ではない!」と誰もが感じるレベルです。

ポップスやロックも良いですが、クラシックでも十分満足できる万能型だと思います。

奇をてらわず、精悍なルックス
奇をてらわず、精悍なルックス

なによりびっくりしたのが、ノイズキャンセリング性能。5つのモードを選ぶことができ、今までノイズキャンセリングが苦手だった方も利用したくなるクオリティです。

実はこれまで数多くのイヤホンを使ってきましたが、ノイズキャンセリングを積極的に利用していませんでした。特にノイズキャンセリング特有の圧迫感が苦手だったのですが、この圧迫感を生じにくい「バランスANCモード」はそういう悩みも一気に解消してくれました。

その他にも自分の耳の穴の形状に適したノイズキャンセリングを作動してくれる「AI視聴覚適応型ANCモード」など、ユニークなノイズキャンセリングを体験することができます。

…これ、1万円弱のイヤホンじゃないですよ。

ちょっと恐ろしいくらいのクオリティです。コストパフォーマンスという面で、ゲームチェンジャーなイヤホンだと思います。

密閉感は他よりも若干高めな点が好き嫌い分かれる

恐ろしいコストパフォーマンスを発揮している「EarFun Air Pro 4」ですが、唯一留意点として挙げられるのが装着感です。

ノイズキャンセリングを作動させていなくても密閉感が高めなので、その点だけ好き嫌いが分かれるかなと感じました。

そうは言っても無理やりひねり出したくらいのポイントなので、ひとまずこれを買って後悔する人はいないと思います。Ankerの大ヒットイヤホン「P40i」にも負けてません。

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「EarFun Air Pro 4」はこんな人にオススメ

電車通勤するビジネスパーソン

騒音パラダイスの電車内でも、自慢のノイズキャンセリング機能でラジオを聴いて情報収集したり、出社前に好きな音楽でモチベーションを高める際にピッタリのイヤホンです。

スタバで勉強やお仕事をする学生さんやビジネスパーソン

不特定多数の人が出入りするカフェで作業する際、音楽を聴くだけでなく、集中力を切らさないように耳栓替わりにも使えます。

オールジャンルで音楽好きのあなた

「特定のジャンルでは苦手」といったことはない万能型イヤホンなので、音楽大好き人間を幸せにしてくれるはずです。

低音にゆとりを感じさせてくれるので、個人的にはクラシック音楽でも交響曲で一番本領を発揮してくれる印象です。これでブラームス聴きましょう。とりあえず話はそれからです。


以上、恐ろしいコストパフォーマンスを発揮するワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 4」をご紹介しました。ぜひ皆さんもチェックしてみてください。

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この記事の執筆者

みやちん

31歳ソフトウェアエンジニア。今は都内のIT系の企業で勤務。仕事がら自動化することが好きなので、スマートホーム系のガジェットを愛用してたりします。ブログの内容で質問などあったらXでDMいただけると回答できます!