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Epomaker MS68レビュー!上質な打鍵感を味わえる美しいキーボード

キーボード

2024-08-24
Epomaker MS68レビュー!上質な打鍵感を味わえる美しいキーボードのサムネイル

CONTENTS

  • Epomaker MS68の基本スペック
  • まるで「きれいなジャイアン」のように頑丈かつ美しいキーボード
  • Bluetooth接続でも安定している
  • 65%レイアウトのコンパクトさだけで判断しないように!
  • Epomaker MS68はこんな人にオススメ

小型ディスプレイ搭載のキーボードで有名なブランド「Epomaker」から登場した、メカニカルキーボード「MS68」をご紹介します。

ネオレトロな配色のデザイン性だけでなく、65%レイアウトのコンパクトさ、そして頑丈な筐体から得られる安定感が特長のキーボードです。

今回もご提供いただきましたので、1ヵ月ほど使ってみて感じたMS68の魅力をご紹介します。

Epomaker MS68の基本スペック

価格(2024年8月時点)

¥23,680

カラーバリエーション

ブラック / イエロー / グリーン / ブルー

レイアウト

65%レイアウト

接続方法

Bluetooth, 2.4GHz Wireless, Type-C優先対応

バッテリー

3000mAh

重さ

1,220g

大きさ

320 × 114 × 21.5mm

対応OS

Win / macOS / Linux / Android / iOS

端子

Type-C

対応ファームウェア

VIA

ホットスワップ対応

あり

カラーバリエーションは4色

カラーバリエーション

ブラック・イエロー・グリーン・ブルーの全4色が用意されています。それぞれのテーマカラーごとにキーの配色が施されており、どこかレトロな雰囲気も感じさせる仕様です。

(※Amazonから購入する際、2024年8月時点ではブラックしか選べませんが、他のカラーも順次発売予定とのこと。)

陽極酸化アルミニウムによる頑丈な筐体

アルミニウムで形成された筐体表面に酸化皮膜を生成していることで、耐食性・耐摩耗性を高めたキーボードになります。これにより傷がつきにくく、綺麗に塗装されたキーボードをより長く楽しむことができます。

(※陽極酸化とはアルミニウムに電流を流して酸化反応を起こし、酸化皮膜を生成する手法の1つです)

重さが1.22kgなので、タイピングでグラグラしたり変形することもありません。持ち運ぶには適さないですが、頑丈さとタイピング時の安定感を実現しています。

Epomaker MS58の全体イメージ

肉厚でしっとりとした質感のキーキャップと抜群の打鍵感

キーキャップは「ダブルショットPBT」と呼ばれる製法のもので、耐油性・耐久性があります。出荷時にはすでに潤滑剤が塗布されているため、しっとり滑らかな質感と打鍵音を楽しむことができます。選択可能な軸は以下の3種類です。

特徴

音量

用途

Sea Salt Silent

静音設計、サイレントリニアタイプ

オフィス、静かな環境での使用

Flamingo

高速反応、軽い押し心地

ゲーミング、タイピング

Westeria

明確なフィードバック、タクタイルタイプ

タイピング、執筆

0.85インチの小型ディスプレイ搭載

キーボードの右上に小型のディスプレイが搭載されています。デフォルトでは時刻とバッテリー残量が表示されるのですが、自分好みにカスタマイズすることも可能です。

専用ドライバーをインストール後に有線接続でキーボードとPCを繋ぎ、画像をアップロードするだけの簡単操作。静止画だけでなくGIFアニメーションも対応しています。

デフォルトのまま時計代わりに使うのも良し、お気に入りの画像やGIFアニメーションを設定して世界でたった1つの自分だけのキーボードにするのも良しです。

小型ディスプレイ

まるで「きれいなジャイアン」のように頑丈かつ美しいキーボード

前述でご紹介した通り、耐久性の高い筐体とキーキャップから得られる安心感が非常に好印象です。高速でタイピングしても正確に反応するので、特にゲーマーやエンジニアに支持されるでしょう。

(私の場合は、静音設計のSea Salt軸を選びました。「スコスコ」と軽快にタイピングできて心地よいです。)

耐腐食性と耐摩耗性によって綺麗な塗装が長く楽しめることも嬉しいポイントです。HHKBのような高級キーボードに負けないクオリティです。

正面(65%レイアウトのUS配列)
正面(65%レイアウトのUS配列)
裏面(綺麗な塗装が映えます)
裏面(綺麗な塗装が映えます)
側面(キーに傾斜がありタイピングしやすい)
側面(キーに傾斜がありタイピングしやすい)

Bluetooth接続でも安定している

気になるポイントの1つに挙げられる接続性ですが、1ヵ月使ってきてタイピング中にBluetooth接続が不安定になることはありませんでした。

また、BluetoothだけでなくUSB-TypeCの有線接続と2.4GHzの無線接続も対応しています。スイッチで簡単に切り替え可能です。

他のキーボードのAmazonレビューでもよく書かれている部分ですよね。

上部のキースイッチ
上部のキースイッチ

65%レイアウトのコンパクトさだけで判断しないように!

「コンパクトなレイアウトだからモバイル用途で」と先走って購入しないように注意してください。しっかり重いです。(1.22kgあります。)

据え置き用としての運用が前提になるキーボードです。「じゃ、フルサイズでも良くない?」という疑問が生まれると思いますが、65%レイアウトの方がデスクの奥行に余裕が生まれるので、その点を踏まえて購入検討するのが良いでしょう。

Epomaker MS68はこんな人にオススメ

  • 一日中タイピングするようなお仕事をされている方
  • がっつりPCゲームを楽しんでいる方(特にFPS系)
  • 手指が小さい方(女性にもおすすめ)

正直なところ、「65%レイアウトってキーの絶対数が少ないから使いづらいのでは?」と不安でした。しかし実際に使ってみると数分で慣れたので、未経験の方はまず触ってみてほしいです。

また、ホームポジションからほとんどすべてのキーに指が届くので、手指が小さい方や女性にもおすすめできるキーボードだと思います。(私自身、指が短いので助かってます。)

キーボードとしての基本性能を徹底的に磨き上げた製品です。ぜひチェックしてみて下さい。