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Epomaker P65をレビュー!フルアルミ×静音の高コスパ65%キーボード

キーボード2025-07-29 に更新
※ 本記事は製品提供を受けて書いたレビュー記事です

Epomakerの「Pシリーズ」は、フルアルミ筐体と静音チューニングで“コトコト系”の打鍵音を追求したライン。EPOMAKER P65はその65%レイアウト版で、CNCアルミケース×ガスケットマウント、5層の吸音フォーム、トリプルモード接続、VIA/QMK対応など“全部入り”の仕様をコンパクト筐体に凝縮したモデルです。

フルアルミ×5層吸音で“気持ちよさ”に振り切り

P65は“堅牢フルアルミ×静音チューニング×VIA/QMK”で、打鍵の安定感と音の気持ちよさを最優先する人向けの完成度。 一方で1.3kgの重量は購入前にちゃんと把握しておきましょう。

😄 良いポイント

  • CNC削り出しのフルアルミ筐体とガスケットマウントで、均一で芯のある打鍵感。ケース鳴りが抑えられ、低く落ち着いた“コトコト系”の音色。
  • 5層の吸音フォームとPCプレートで余分な響きをカット。静音環境でも扱いやすい。
  • 技適取得で国内無線利用も安心。

🤔 惜しいポイント

  • 重量1.3kgで据え置き向き。持ち運びには不向き。

「EPOMAKER P65」の基本スペック

価格(2025年7月時点)

¥19,000〜¥22,000前後

カラーバリエーション

ブラック / カーキ

レイアウト

65%レイアウト(66キー+ノブ)

接続方法

Bluetooth 5.0, 2.4GHz Wireless(ドングル付属), Type-C優先対応

バッテリー

4,000mAh

重さ

1,300g

大きさ

320 × 116 × 43.33mm

対応OS

Win / macOS / Linux(PS4/PS5/Switch/Xboxでも動作確認)

端子

Type-C

対応ファームウェア

VIA / QMK

ホットスワップ対応

あり(3/5ピンMX互換)

「EPOMAKER P65」の特徴・メリット

選べる潤滑済みリニア軸(Zebra / Wisteria)

P65 は購入時に ZebraWisteria、2 種類のリニアスイッチを選べます。どちらも出荷時に潤滑(ルブ)済みのため、開封直後から滑らかなストロークで使えます。

スイッチ

押下圧

打鍵音・打鍵感の特徴

Zebra

約 40 gf(ボトム 45 gf)

軽いタッチで素早く反応。音は低めで「コトコト」と丸い印象。軽快さを重視する人向け。

Wisteria

約 45 gf(ボトム 62 gf)

Zebra よりわずかに重く、ストロークがしっかり感じられるタイプ。音はやや高めで明瞭。落ち着いたフィーリングを好む人向け。

いずれも 3ピン/5ピンの MX 互換ホットスワップに対応しているため、Cherry・Gateron・Kailh など市販スイッチへの交換もはんだ付け不要。付属のキーキャッププラーとスイッチプラーを使えば、初めてでも短時間で試せます。

5層クッション材で静かで安定した打鍵感

5層クッション材で静かで安定した打鍵感フルアルミのずっしりした本体が土台を安定させ、ガスケット(クッション)で打鍵時の衝撃をやわらげます。

内部の5層クッション材が金属の響きを抑え、耳に刺さらない低めの“コトコト”音に整います。さらに樹脂系プレートで音の角が取れ、長文入力でもリズムよく打てます。

有線・Bluetooth・2.4GHz対応、最大1000Hzの低遅延

有線/2.4GHzは最大1000Hz(毎秒1000回のポーリング)で、入力の遅延や取りこぼしが起きにくく、ゲームや高速タイピングに向きます。Bluetoothは最大3台まで登録でき、端末切り替えが手軽(反応速度は省電力寄り)。

使い分けの目安は、低遅延重視=有線/2.4GHz、マルチデバイス運用=Bluetooth。レシーバーは本体に収納スロットがあり、持ち運びや保管も安心です。

「EPOMAKER P65」を実際に使ってみた感想

シンプルイズベストな重量感あるボディ

EPOMAKER P65 を手に取ってまず感じたのは、ずっしりとした重みとシンプルな見た目です。本体はアルミを削り出して作られていて、無駄な装飾がなく、とてもスッキリしたデザインになっています。

Epomake P65 前面
Epomake P65 背面

重さは約 1.3kg。同じくらいのサイズのキーボードと比べてもかなり重めで、タイピング中に本体が動くことはまずありません。「机にピタッと張りついている感じで安心感がある」という声もよく見かけます。

表面はサラッとしていて手触りもよく、指紋も目立ちにくい仕上げ。角の部分は丸く処理されていて、手首が当たっても痛くならないように工夫されています。

Epomake P65 側面

カラーはブラックを選びました。落ち着いた色合いで、ちょっと高級感もあります。

底面も金属でできていて、すべり止めのゴム足がしっかり支えてくれるので、タイピング中にズレる心配はありません。全体として、「重くてしっかりしたキーボードが欲しい」という人にピッタリの作りになっています。

コトコト心地いい、Zebra Switchの軽やかな打鍵感

今回選択したZebra Switchは、押し心地がとても軽くてなめらかなリニア軸。指を乗せて軽く押すだけでスッとキーが沈み、まるでバターの上を指がすべっているような感覚で、長時間タイピングしても指が疲れません。

そして何より気に入ったのが、打鍵音の心地よさ。いわゆる「コトコト」とした控えめで落ち着いた音で、耳に刺さらず、夜に使っても不快感がありません。金属ケース特有の響きもなく、しっかり静音設計されているのが伝わってきます。

タイピング音はこちらの動画からご覧ください。

タイピング中もキーがグラつかず、打ち損じもほとんどなし。反応も早く、タイピングがどんどん楽しくなる感覚があります。

“持ち運ぶ”より“据えて使う”が正解

EPOMAKER P65は、重さ約1.3kgというしっかりした作りのキーボードです。アルミ筐体で剛性が高く、タイピング中にズレることはまずありませんが、そのぶん持ち運びには不向きです。

カバンに入れて持ち歩くにはサイズも重さも大きく、外出先で気軽に使うようなタイプではありません。特にリモートワークやカフェ作業が多い人にとっては、少しハードルが高いと感じるかもしれません。

Epomake P65 キーキャップ

とはいえ、家やオフィスのデスクにしっかり据えて使うならこの重量感は大きなメリット。タイピングの安定感は抜群で、「毎日使うメインキーボード」として非常に頼りになります。

「EPOMAKER P65」はこんな人にオススメ

高級感のあるキーボードを据え置きで使いたい人

ずっしりとしたアルミ筐体とシンプルなデザインは、デスクの主役としてぴったり。重さがあるぶん安定感もあり、長時間の作業でも安心して使えます。

自分好みにカスタマイズして使いたい人

ホットスワップ対応&QMK/VIAで自由にキー配置やスイッチを変えられるため、カスタムの幅が広く、「育てていけるキーボード」を探している人に最適です。

タイピング音や打鍵感にこだわりたい人

5層の吸音フォームとガスケット構造により、「コトコト」と響く静かで心地よい打鍵音を実現。静音性とフィーリングにこだわる人にはぴったりの一台です。


EPOMAKER P65は、高級感あるフルアルミボディと心地よい打鍵感、そして柔軟なカスタマイズ性を備えた据え置き向けの本格派キーボードです。

英語配列のみや重量など注意点もありますが、2万円前後でここまで揃うモデルは希少。タイピングをもっと楽しみたい人にとって、満足度の高い1台になるはずです。

気になる方は、ぜひ購入先や最新価格をチェックしてみてください。

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この記事の執筆者

みやちん

31歳ソフトウェアエンジニア。今は都内のIT系の企業で勤務。仕事がら自動化することが好きなので、スマートホーム系のガジェットを愛用してたりします。ブログの内容で質問などあったらXでDMいただけると回答できます!