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Epomaker TH85レビュー!高コスパ万能メカニカルキーボードはこれだ

キーボード

2025-04-27
※ 本記事は製品提供を受けて書いたレビュー記事です

CONTENTS

  • Epomaker TH85の基本スペック
  • カラバリは3パターン!キースイッチは2種類の75%レイアウト
  • 4000mAhの大容量バッテリーで最大400時間連続使用が可能
  • 超低レイテンシーでどんなタイピングにも正確に認識
  • ガスケットマウントかつ5層のサウンドダンピング構造
  • Epomaker TH85を実際に使った感想
  • 「ザ・優等生」なビルドクオリティで誰もが拍手を送るキーボード
  • これは売れるぞ!タイピングするとわかる安心感と使い勝手の良さ
  • 設計者の熱い想いを受け止められるか次第(本体重量=1kg)
  • Epomaker TH85はこんな人にオススメ

メカニカルキーボードを数多く展開するEpomakerから、ゲームのみならずオフィスでも使い勝手の良いコストパフォーマンスに優れたキーボード「TH85」をご紹介します。

Epomakerさんより提供いただきましたので、1ヵ月くらいしっかり使ってみた感想やその魅力をお伝えできればと思います。

Epomaker TH85の基本スペック

価格(2025年4月時点)

¥14,281

カラーバリエーション

ホワイト / ブラック / ブラック&ホワイト&ブルー

レイアウト

75%レイアウト

接続方法

Bluetooth, 2.4GHz Wireless, Type-C優先対応

バッテリー

4000mAh

重さ

1000g

大きさ

320 × 140 × 42mm

対応OS

Win / macOS / Linux / Android / iOS

端子

Type-C

対応ファームウェア

VIA / QMK

ホットスワップ対応

あり

カラバリは3パターン!キースイッチは2種類の75%レイアウト

ブラック、ホワイト、ブラック&ホワイト&ブルーの3パターンが用意されています。どれも癖がなくシンプルな印象です。

カラバリ
カラバリ

タイピングの打鍵感や音量を決めるキースイッチは「Milk Blue」「Creamy Jade Switch」の2種類から選ぶことができます。

スイッチタイプ

特徴

音量

用途

Milk Blue

押下時にクリック感や段差がなく、スムーズなキー入力が可能

静音性が高い

長時間のタイピングや静音性が求められる環境で適している

Creamy Jade Switch

押下時に明確な段差があり、フィードバックを感じながらタイピングできる

「コトコト」としたまろやかな打鍵音をしっかり感じる

打鍵感や打鍵音を重視する方や、ゲームプレイ時のフィードバックを求める方向け

4000mAhの大容量バッテリーで最大400時間連続使用が可能

Epomakerが展開するキーボードの中でも特に大容量のバッテリーを搭載しているので、ワイヤレス使用でも充電するタイミングがグッと減ります。

超低レイテンシーでどんなタイピングにも正確に認識

有線接続のみならず、2.4Ghzのワイヤレス接続やBluetooth接続でもタイピングの低レイテンシーを実現しているので、どんなシーンでもストレスなくキーボードを扱うことができます。

ガスケットマウントかつ5層のサウンドダンピング構造

プレートをケースに直接ネジ止めせず、Poronフォーム、IXPEスイッチパッド、シリコンダンパーなど、5層にわたる遮音設計。キー入力の振動と打鍵音を吸収し、クリーミーで柔らかい音を実現しています。

😎
クリーミーサウンドとは?

メカニカルキーボードのキースイッチを押下した際に発生する音の質感を表現した言葉です。一般的に以下のような特徴を持つ音を指します。

  • 滑らかで丸みを帯びた音: カチカチとした角のある音や、キンキンとした金属音とは異なり、よりソフトで耳に優しい音です。
  • 低音成分が豊か: 高音よりも中低音が強調されており、深みのある音に聞こえます。
  • コトッ、ポムッといった擬音で表現されることが多い: 軽快でありながらも、しっかりとした打鍵感を感じさせる音です。
  • 反響音が少ない: 打鍵後に響きが残らず、すっきりとまとまった音であることが多いです。

Epomaker TH85を実際に使った感想

「ザ・優等生」なビルドクオリティで誰もが拍手を送るキーボード

控えめなデザインで、コストのほとんどをタイピング性能に振り切った質実剛健さが、むしろこのキーボードの個性として捉えることができます。

高級感は少ないですが、安っぽさは全く感じません。とにかくキーボードとしての佇まいが整っています。野球で例えると走攻守揃った大卒即戦力ルーキーのような印象です。(意味不明…)

正面
正面
側面(Cherryプロファイルの傾斜がついています)
側面(Cherryプロファイルの傾斜がついています)
上部(切り替えスイッチ、USB Type-C、2.4GHzのドングル)
上部(切り替えスイッチ、USB Type-C、2.4GHzのドングル)
底部(高さ調整が2段階できる足も格納されています)
底部(高さ調整が2段階できる足も格納されています)

これは売れるぞ!タイピングするとわかる安心感と使い勝手の良さ

フルサイズキーボードよりもコンパクトで、かつどんなシーンでも困らないように必要なキーが用意されている75%レイアウト。

こだわりの設計により、タイピングしている時のストレスが全くありません。今回提供していただいたキースイッチは、打鍵感をしっかり感じる「Creamy Jade Switch」なのですが、コクコクとしたタイピング音が心地よいです。

ちなみに、同じキースイッチを搭載しているEpomaker TH99も以下で詳しくご紹介しているので、合わせてチェックしてみてください!

Epomaker TH99をレビュー!クリーミーサウンドなテンキー付きキーボード

設計者の熱い想いを受け止められるか次第(本体重量=1kg)

ビルドクオリティは文句なしの100点満点です。でも重いです。モバイル用途ではおすすめできません。

逆の見方をすると、この重さがキーボードとしての安定感にも繋がっているので、軽さ=正義ではありません。大事なのはどこで使うか?です。

持ち運びを想定している方は次のようなキーボードなどを検討してみてください。

【Keychron K3 Maxをレビュー】連れ歩きたいコンパクトなキーボード

【Lofree Edgeをレビュー】超軽量かつ薄型のハイエンドキーボード

Epomaker TH85はこんな人にオススメ

「コストパフォーマンスに優れたメカニカルキーボードを求める全人類向け」キーボードです。ゲーマーもビジネスパーソンも、勉強に励む学生さんにも喜ばれます。強いて挙げるなら次に該当する方でしょうか?

  • メカニカルキーボードを初めて使う方
  • リモートワーク用に1台欲しいと考えるビジネスパーソン
  • デスク周りをシンプルですっきりさせたい方

メカニカルキーボードにしてはかなりコスパの良い製品なので、皆さんぜひチェックしてみてください。

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この記事の執筆者

みやちん

31歳ソフトウェアエンジニア。今は都内のIT系の企業で勤務。仕事がら自動化することが好きなので、スマートホーム系のガジェットを愛用してたりします。ブログの内容で質問などあったらXでDMいただけると回答できます!