TOP> Epomaker TH99をレビュー!クリーミーサウンドなテンキー付きキーボード
キーボード
2025-01-17グローバルキーボードブランド「Epomaker」のメカニカルキーボード「TH99」をご紹介します。
@epomaker さんから TH99 ご提供いただきました。
— みやちん@ガジェットブログ「Prefetch」 (@prefetchjp) January 13, 2025
96%レイアウトで、Creamy Jade Switchっていうキースイッチがいい感じの打鍵感になってます。 pic.twitter.com/JTR1gWlk9e
本キーボードは、THシリーズの中でも最も大きいモデルとなっており、96%レイアウトとなっています。今回もご提供いただくことができたので、その使い心地をしっかりとレビューしていきたいと思います。
価格(2025年1月時点) | ¥13,700 |
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カラーバリエーション | Black / White Blue |
レイアウト | 96%レイアウト |
接続方法 | Bluetooth, 2.4GHz Wireless, Type-C優先対応 |
バッテリー | 4000mAh |
重さ | 2,000g |
大きさ | 41.8 × 15 × 4.2 cm |
対応OS | Mac / WIN / Android |
端子 | Type-C |
ホットスワップ対応 | あり |
ホットスワップは、スイッチを基板にはんだ付けせず、簡単に差し込んだり抜いたりできる仕組みです。これにより、特別な工具や技術がなくても、スイッチを交換して打鍵感や音を自由にカスタマイズできます。
キーボードレイアウトの種類を徹底解説!迷ったらこのレイアウトを買っておけ!
その他詳しい仕様は公式Webサイトをご覧ください。
「TH99」のカラバリは、BlackとWhite Blueの2色展開で、Blackは黒をベースに白のキーキャップが差し込まれています。また、White Blueについては、その名の通り、白をベースに2色の水色のキーキャップが差し込まれています。
また、色の違いのほかキーキャップの印字も微妙に異なるので、このあたりも気にしながら、自身のデスク環境に合わせてお好きな方を選んでください。
ケーブル接続時には 1000Hz のポーリングレートと 2ms の低遅延を実現し、激しいバトルでもスムーズかつ正確な操作が可能です。マクロの設定やファンクションキーの割り当て変更も簡単に行えるので、自分好みにカスタマイズすれば、より快適で効率的な操作環境を手に入れられます!
「TH99」にはEpomaker製のキースイッチである「Creamy Jade」が搭載されています。
公式ではクリーミーな打鍵音と表現されていますが、これは、一般的に「やわらかく、耳に心地よい丸みのある音」のことを指す、キーボード愛好家の間でよく使われる表現です。硬質で“カチッ”としたメタリックな音ではなく、どこかまろやかでほんのり低めの音色をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
こちらが製品全体の写真です。
全体的にミニマルなデザインで、どんな環境のデスクにも溶け込んでくれるような印象です。またキーキャップの刻印フォントもニュートラルなイメージで個人的には気に入っているポイントです。
冒頭でも説明した通り、2色のカラバリがありますが、Blackの印字のほうがわずかにシンプルになっています。例えば、テンキーの部分はBlackの方は数字だけが印字されている一方、White Blueの方は矢印も含めて印字されています。
当たり前ですが、Blackの方は黒ベースのシックなデスク環境、White Blueの方は白ベースのポップなデスク環境にマッチしやすいでしょう。
「EPOMAKER Creamy Jade スイッチ」を実際に試してみました。打鍵音はこちらの動画からご視聴ください。
静音とは言えないものの、確かに、「カチャカチャ」と言ったメカニカルなサウンドではなく、「コトコト」といった、耳に優しいクリーミー?マイルド?な響きになっています。スペースキーのちょっと重めの音もいい感じですね。
一方で、耳障りのいい音ではありますが、それなりに大きめの音になるので、オフィスで使うというよりは自宅で思う存分打鍵音を楽しみたいキーボードになるのかなと思いました。
TH99のキーキャップ素材にはPBT(ポリブチレンテレフタレート)が採用されており、指先の油分や汗などが付着しても、素材自体が吸収しにくく変色しづらいため、長時間の使用でテカリにくいのもメリットの一つです。
PBT(ポリブチレンテレフタレート)は、キーボードのキーキャップ素材として人気のあるプラスチックです。耐摩耗性や耐黄変性に優れ、長期間の使用でも表面が擦り減りにくく、色褪せや黄ばみが少ないのが特徴です。また、マットでざらついた質感により指が滑りにくく、タイピング時の心地良さを提供します。高温に強いため、熱昇華印刷でデザインや文字が消えにくいのもメリットです。一方、ABS素材よりもコストが高い点や、硬めのタイピング音が特徴となります。
ケース素材に関しては、ABS素材なので、やや安っぽい印象があるのですが、このキーキャップに関してはタイピングし続けたくなるような高級感があるのがGoodなポイントです。
96%レイアウトの「Epomaker TH99」はこんな人におすすめなキーボードといえます。
「Epomaker」のメカニカルキーボード「TH99」をご紹介しました。
価格も1万円と少しくらいなので、メカニカルキーボードを初めて買うという人にも買いやすい価格帯だと思います。
気になった方はぜひ手に取ってみてください。