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【Flexispot E8レビュー】昇降デスクを使うと、もう前の環境には戻れない

CONTENTS

  • 昇降デスクのメリット
  • 健康面の向上
  • 集中力の向上
  • 柔軟な作業環境
  • Flexispotとは
  • Flexispot モデルごとの機能差
  • Amazonでのレビューまとめ
  • 高評価(星5つ)
  • 低評価(星1つ)
  • 実際に購入して使ってみた感想
  • 組み立てはかなりきつい
  • 昇降コントローラー横のUSB端子が地味に重宝する
  • 一度立ち作業できる環境を経験すると元には戻れない

リモートワークが増えたことにより、通勤に費やす時間がなくなり、それによる運動不足が課題になっている方は多いのではないでしょうか。かといって新たにフィットネスジムに通うといった週間を作ることは難しく、日常生活の中で自然と運動できるような仕組みを作れることが重要です。

今回は、昇降デスクのメリットを紹介しつつ、その代表ブランドであるFlexispotが出している昇降デスクの一つ、「Flexispot E8」の使い心地を紹介していきます。

昇降デスクのメリット

一般的に言われている昇降デスクを使うメリットは以下のようなものです。

健康面の向上

長時間同じ姿勢でいると、背中や腰に負担がかかり、疲れや痛みの原因となります。昇降デスクを使用することで、定期的に姿勢を変えることができ、筋肉や関節の疲れを予防します。また、立ち作業は座っている状態よりも多くのカロリーを消費します。日常の作業を立ちながら行うことで、無意識のうちにカロリーを燃焼することができます。

集中力の向上

立ちながらの作業は、血行が良くなり、脳への酸素供給が増えるため、集中力や生産性が向上することが報告されています。座り姿勢で眠くなったときに、立ち姿勢に切り替えることで、眠気を抑制することができます。

柔軟な作業環境

作業内容や気分に応じて、座ったり立ったりすることができるため、より柔軟な作業環境を実現できます。一日中同じ姿勢で作業をすることが苦手な人には向いていると言えそうです。

上記のように昇降デスクを使うことで多くのメリットを享受することができます。

Flexispotとは

Flexispotとは、楽歌(らくうた)株式会社という日本の企業が展開しているオフィス用品・家具ブランドです。昇降デスクを始め、質の高いオフィスチェアやベッド、ソファなどを製品として持っています。

昇降デスクを販売しているブランドはVerideskやUplift Deskなど、他にもいくつかあるのですが、その中でもFlexspotはかなりのシェアを締めているようで、Google Trendsで検索ボリュームを見ても、その注目度が伺えます。

Flexispot モデルごとの機能差

Flexispotが展開している昇降デスクにはいくつかのモデルがあるのですが、2万円代から10万円が主な価格帯です。では安いモデルと高いモデルで何が違うのかというのが気になるポイントですが、以下のような項目に差があります。

  • 耐荷重
  • 本体重量
  • 昇降範囲
  • 昇降スピード
  • ロック機能の有無
  • メモリ機能の有無

「メモリ機能」とは、昇降デスクの高さを記憶するための機能です。毎回立ち姿勢にするたびに特定の位置まで上昇ボタンを押し続けるのはめんどくさかったりするので、これは昇降デスクを購入するのであればつけておきたい機能です。

その他の項目は実際に使うに当たって、そこまで致命的に影響してくるようなものではないと思うので、あとは自分のお財布と相談して、どれを購入するべきか検討してみてください。

Amazonでのレビューまとめ

以下はFlexispot E8というモデルのAmazonのレビューをまとめたものです。

高評価(星5つ)

  • スタンディングデスクは使いやすく、音が静かで高さ調整が簡単。高い状態でも安定しており、障害物を感知するときちんと止まる。
  • 昇降機能は静かでスムーズ。昇降時のモーターの振動はなく、音も気にならない。デスクの安定性やデザインにも満足。
  • 立ちながらの作業が体に良く、在宅ワーク時の首や肩の負担が軽減される。昇降機能を持つことで、仕事が少し楽しくなった。

低評価(星1つ)

  • 安全装置が機能せず、マイクアームの調節ノブが破壊された。記憶機能も正確でなく、調節が難しく、昇降機能を使わないで使用している。
  • 組み立てが非常に困難で、説明書が不十分。特にケーブルカバー取り付けの説明が不明確。天板の取り付けには電動工具が必要で、設計が雑で穴の位置が合わない。

全体で見ると評価は4.5/5になっており、かなり高評価の多い製品になっています。

実際に購入して使ってみた感想

今回購入したのは、E8というモデルで、スペックは以下のようなものです。

天板サイズ

天板のサイズ:140×70×2.5cm

天板のカラー

グレイウッド

重量

約32.7kg

耐荷重

125kg

メモリ機能

あり

ロック機能

あり

「それなりに新しくてハイエンドなモデルだから、これ買っとけば間違いないかな」と思ってE8にしたのですが、あとから考えるともう少し低価格帯のモデルでも良かったかなと思います。

FlexispotのWebサイトでは、昇降デスクの土台の部分と天板を分けて購入することができ、天板はいくつかのバリエーションの中から選択することができます。

土台だけだと、¥66,000で購入できますが、天板を含めると税込み¥79,200でした。

組み立てはかなりきつい

購入してから、1週間ほどで自宅に配送され、一人で組み立ててみたのですが、これが予想以上にきつかったです。スペックにも書いている通り、まず土台の部分だけで30kg以上あり、一つ一つのパーツも重量感があります。

これに対してさらに10kg以上の天板を設定するのでトータルで40~50kgの計算になります。組立時はデスクをひっくり返した状態で作っていくのですが、それを最後に立った状態にするには、女性ひとりだと無理があるかもしれません。

一応 + ¥6,600で組み立てまでやってくれるオプションがあるので、こちらを購入するのも一つです。

昇降コントローラー横のUSB端子が地味に重宝する

E8は、昇降コントローラーの部分にUSB端子がついていることが一つの特徴です。

flexispot ウェブサイトより

タコ足ケーブルやコンセントから長いケーブルを引っ張ってきて、手元に持ってくるとデスク全体の見栄えが悪いので、短いケーブルで手元にスマホを充電できるのは、地味にありがたいポイントです。

一度立ち作業できる環境を経験すると元には戻れない

今までは、普通の昇降しないデスクでリモートワークをしていたのですが、一度この経験をしてしまうと前のデスクには戻れないような気がします。

特にご飯を食べたあとの眠たくなる時間帯に立ち姿勢に変更すると、比較的眠くならず仕事を継続できますし、30分などの会議は立って参加すると良い気分転換になります。

オフィス勤務だと立って会議に参加することはできません(厳密にはできますが、「何だコイツ」と思われます)が、リモートワーク + 昇降デスクの環境ではそれを実現することができます。


本記事では、Flexispotの昇降デスクを購入した感想をお伝えしました。少し値は張るものの、確実に自宅の作業環境を快適にしてくれるアイテムの一つだと思うので、作業環境にどんどん投資していきたい方はぜひ購入を検討することをおすすめします。

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この記事の執筆者

みやちん

31歳ソフトウェアエンジニア。今は都内のIT系の企業で勤務。仕事がら自動化することが好きなので、スマートホーム系のガジェットを愛用してたりします。ブログの内容で質問などあったらXでDMいただけると回答できます!