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【HUAWEI Band 9をレビュー】1万以下で買えるスマートウォッチの決定版

ガジェット

2024-06-23
【HUAWEI Band 9をレビュー】1万以下で買えるスマートウォッチの決定版のサムネイル

CONTENTS

  • HUAWEI Band 9の基本スペック
  • ディスプレイ幅が広くても以外と気にならない
  • 外れにくく、装着感の優れたベルトもナイス
  • ベゼルの輪郭が高級感があって良い
  • アプリの使い心地は少し微妙かも・・・
  • HUAWEI Band 9はこんな人にオススメ

HUAWEIの新作スマートウォッチであるHUAWEI Band 9が2024年4月に発売しました。本記事では、前作であるHUAWEI Band 8との主な違いや、競合製品であるXiaomi Smart Bandとの違いを重点的に解説していきます。

1万円以下の予算感でスマートウォッチ購入を検討されている方はぜひご覧ください。

HUAWEI Band 9の基本スペック

HUAWEI Band 9

HUAWEI BAND 8

価格(24年6月時点)

¥8,580

¥6,120

発売日

2024年4月

2023年5月

画面サイズ

1.47インチ

1.47インチ

重さ(ベルトを除く)

14g

14g

厚み

8.99mm

8.99mm

充電時間

45分

45分

連続使用可時間

14日

14日

睡眠計測

心拍数計測

消費カロリー計測

血中酸素濃度計測

ストレスレベル計測

歩数測定

移動距離測定

ワークアウト数

約100種類

約100種類

防水

電子マネー

-

-

カラーバリエーション

ホワイト、ブラック、ピンク、イエロー、ブルー

ミッドナイトブラック、エメラルドグリーン、サクラピンク

単純なスペック比較だけではほとんど8から進化しているようには見えませんが、すでに8時代から搭載されている既存機能の品質が高まっているようです。

例えば、バンドの素材がより装着感の優れたものに変更されたり、睡眠モニタリングを実現する独自のアルゴリズムのバージョンがアップデートされたり、ディスプレイの自動輝度調整機能が追加されたりなどです。

以下では実際に購入して数週間ほど使用した感想をご紹介していきます。どちらかと言うと、スマートウォッチをまだ持っていない人、もしくは他のスマートウォッチを利用中の人に向けての感想になるのであらかじめご留意ください。

ディスプレイ幅が広くても以外と気にならない

今まではディスプレイ幅がAppleWatchのように広すぎると手首を曲げた時に突っかかる感じあって避けていた(Xiaomi Smart Bandを使っていた)のですが、HUAWEI Bandくらいの幅であれば大して気にならないなということがわかりました。

HUAWEI Band 全体間

やはりディスプレイが大きい分、スクロールやタップなどの操作はやりやすくなりますし、自分にとっては1.47インチのHUAWEI Bandくらいがちょうどいいかもと思ってしまいました。

外れにくく、装着感の優れたベルトもナイス

冒頭で簡単にご紹介した通り、HUAWEI Band 9では、今までシリコンやTPUが採用されていたベルトが「フルオロエラストマー」という素材に変更されています。

シリコン・TPUと比較して「フルオロエラストマー」が断然優れているかは正直わからないのですが、一般的には、フルオロエラストマーの方が耐久性・アレルギー可能性の面で優れているとのことです。

HUAWEI Band バンド

ゴム製のベルトでは夏場に装着部が蒸れがちなのですが、それを穴あきデザインで解消しているところが嬉しいポイントでした。穴あきデザインにすれば耐久性は低くなるので、その点フルオロエラストマー素材であれば長期的に長持ちするのかもしれません。

ベゼルの輪郭が高級感があって良い

これは前モデルのHUAWEI Band 8からも言えることですが、ベゼルの部分がやや光沢を持ちつつ、適度に角張っているあたりが高級感を醸し出していて良いなと思いました。

HUAWEI Band ベゼル部分

以前使っていたXiaomi Smart Band 8は全体的に丸みを帯びており、ポップで優しい印象の製品でした。もちろん見た目の好みは人それぞれだと思いますが、数千円のスマートウォッチでもよりAppleWatchのような高級感を求める場合はHUAWEI Bandを選ぶと良さそうです。

アプリの使い心地は少し微妙かも・・・

これはHUAWEI Band 9に限らず、HUAWEI製品に言える内容ではありますが、HUAWEIが提供しているデバイス管理アプリである「HUAWEI ヘルスケア」の使い心地は少し微妙でした。

具体的には、デザインの面で目障りな広告が多かったり、ヘルプチャットへの動線がスクロールに追従して出てきたりと、Xiaomiが提供しているミニマルなデザインの「Mi Fitness」を使っていた身からすると、少し改善の余地があるかなという印象を持ちました。

HUAWEI ヘルスケアアプリのスクショ

HUAWEI Band 9はこんな人にオススメ

以上のような特徴を持ったHUAWEI Band 9はこんな人におすすめと言えます。

  • 現在他のスマートウォッチを使っていて、今より大きな画面でディスプレイを操作したい人
  • 現在他のスマートウォッチを使っていて、もう少し高級感のあるものに買い替えたい人

一方ですでにHUAWEI Band 8を使っている方にとってはあまり変化はないため、Xiaomi Smart Band 9・もしくはHUAWEI Band 10を待つ方が良いかもしれません。


本記事では、HUAWEI Band 9について前作HUAWEI Band 8からの違いや、競合製品であるXiaomi Smart Bandとの違いについてご紹介しました。

他の製品と比べると大きな違いはないものの、単体で見ると間違いなくコスパに優れた製品であることは間違いないため、購入に悩んでいる方はぜひ手に取ってみてください。

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