TOP> Lofree Flow Liteをレビュー!軽量 × おしゃれな次世代キーボード
キーボード
2025-01-12Lofreeは、レトロなデザインとモダンな機能を融合させたスタイリッシュなガジェットブランドで、クラシックな美しいデザインと、快適なタイピング体験を提供する高性能キーボードが人気です。
今回、「Lofree Flow Lite」という製品をご提供いただいたので、そのスペックと実際に使ってみた感想をご紹介します。
「Lofree Flow」シリーズには、そのフラッグシップモデルである「Lofree Flow」と、エントリーモデルである今回ご紹介する「Lofree Flow Lite」の2つがあるので、そのスペックを比較してみました。
Lofree Flow Lite | Lofree Flow | |
---|---|---|
価格(2024年12月時点) | ¥17,600 | ¥29,700 |
カラーバリエーション | ホワイト / ピンク / ビンテージグレー | ホワイト / ブラック |
レイアウト | 75% | 75% |
接続方法 | Bluetooth / 2.4GHz Wireless / Type-C | Bluetooth / Type-C |
フレーム素材 | ABS | アルミニウム合金 |
バッテリー | 2,000mAh | 2,000mAh |
重さ | 555g | 568g |
大きさ | 316 × 138 × 23.5 | 316 × 126 × 24.5mm |
対応OS | Win / macOS / Android / iOS | Windows / Android / macOS / iPadOS / iOS |
端子 | Type-C | Type-C |
キーリマッピング | Windowsのみ | 非対応 |
ホットスワップ対応 | あり | あり |
技適認証 | あり | あり |
「Lofree Flow」という価格的にはより上位のモデルがありますが、「Lofree Flow Lite」はシンプルにその下位モデルというわけではなさそうです。
スペックを見ると分かる通り、例えば、
など、いくつかのスペックで「Lofree Flow」よりも進化している部分が見受けられます。
一方で、「Lofree Flow」の場合は、フレーム素材にアルミニウム合金が使われており、ABC(プラスチックの一種)と比較すると耐久性が優れていたり、見た目としても高級感があるような仕上がりになっています。
「Lofree Flow Lite」はデフォルトで「Kailh製フルPOMスイッチ(Specter)」というキースイッチが搭載されています。
「Kailh」というのは、キースイッチのブランドで、POMスイッチは、POM(ポリメチルメタクリレート)素材で作られたキースイッチです。POM素材は自己潤滑性が高く、使用することで滑らかさが増すという特徴があります
さて、ここからは実際に使ってみた感想です。
まずこれは、「Lofree Flow Lite」に限らず、Lofree製品全体に言えることですが、やはり、「レトロとモダンの融合」を実現した製品デザインが素晴らしいです。「Lofree Flow」シリーズでいうと、タイプライターっぽい古風な雰囲気を纏いつつも、無駄が省かれた洗練された雰囲気を醸し出しています。
「Lofree Flow Lite」に関しては、キーボード右上部に付いているゴールドの “ボリュームローラー” が全体的な高級感を高めてくれています。これがあるのとないのとでは、また雰囲気が全然違うんだろうなという感じがします。
重さに関しては「Lofree Flow」の頃からかなり軽量ではあったのですが、今回フレーム素材がABSになったことでさらなる軽量化に成功しました。
加えて、ロープロファイルのキーボードであるため、リュックなどに入れて持ち運びする時も嵩張ることはなさそうです。
また、「Lofree Flow Lite」では角度調節のためのスタンドが付いているため、カフェや旅行先での作業も安心です。
既述の通り、デフォルトのキースイッチは「Kailh製フルPOMスイッチ(Specter)」で、これでもそれなりに静音ではあるのですが、もう少し静音のキースイッチが欲しいという場合は、同じ「Kailh製フルPOMスイッチ」の “Hades” を検討してみてください。
以下の動画がその打鍵音の違いの動画です。
アルファベットキーのみをHadesスイッチに取り替えてみたのですが、明らかに静音になっているのが分かると思います。
「Lofree Flow Lite」では、キー配列のリマッピングが可能になりましたが、これはLofree専用のConfigutationツールが行うことができます。
しかし、このConfigurationツールは現在Windowにしか対応していないため、Macを使っている人でキー配列のリマッピングが必要な方は気をつけてください。こういったファームウェアは往々にしてWindowsしか対応していないケースがあるので、他のキーボードを購入する際も気をつけた方が良さそうです。
「Lofree Flow Lite」は以下のようなニーズを持つ人におすすめのキーボードと言えそうです。
やはり最大の特徴は、スタイリッシュなデザインかつ、持ち運びがしやすいという点にあると思いました。
本記事では、「Lofree Flow Lite」のスペックやその使用感についてご紹介しました。
「やっぱりLofree製品ってオシャレだな」という再認識ができる製品で、Liteといいつつも決して妥協のない仕上がりになっていると思いました。
興味のある方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。