スマートホーム
2025-01-04スマートタグで真っ先に挙がるのがAppleの「AirTag」です。純正アプリ「探す」とのシームレスな連携によって追跡性能が高く、Apple製品の中では手軽に購入できる価格帯で非常に人気のスマートタグです。
ただしAndroidユーザーには使えない…。「ただしイケメンに限る」構文が成立してしまうApple製品の代わりに、Androidユーザーでも使える魅力的なスマートタグはないのでしょうか?
…安心してください、ちゃんとあります。
僕自身、Androidスマホの1つであるGoogle Pixelを愛用しており、とあるスマートタグを使っています。当時購入検討していたものを含め、皆さまにおすすめできるスマートタグを一挙ご紹介します。
以下では上記スマートタグ製品の詳細をご紹介していきます。
Tile Pro
スマートタグでもシリーズ最大の接続距離(150m)を誇るプレミアムモデルです。追跡性能もAppleに負けない精度を誇り、車の鍵や貴重品に取り付けて紛失トラブルを未然に防ぎます。
また、電池も交換できるので長く愛用することができます。(多くのスマートタグは交換不可なので珍しい)
Tile Mate
AirTagが発売されるまでは「スマートタグと言えばTileっしょ!」くらいの存在だったTileのスマートタグ。黎明期から作り続けてきたノウハウに基づく信頼性と使いやすさで今なおトップクラスの人気を誇ります。
電池交換不可ですが、約3年間の長寿命なので「交換する手間を考えなくて良い」と捉えることもできます。
Tile Pro | Tile Mate | |
---|---|---|
サイズ | 52 × 34 × 7.5mm | 37.6 × 37.6 × 7.2mm |
重さ | 10g | 9g |
防水防塵 | IP68等級 | IP68等級 |
電池寿命 | 1年 | 3年 |
対応OS | iOS/Android | iOS/Android |
追跡性能 | ◎ | ○ |
使いやすさ | ◎ | ○ |
タグ型でストラップ穴が設けられているので、Tile同様にストラップやカラビナで貴重品やバッグに取り付けて使用できます。
専用アプリ「Eufy Security」と連携させることで、置き忘れ防止機能・タグを探す希望・スマホを探す機能を利用することができます。
Eufy Security SmartTrack Linkのカード型スマートタグです。クレカ1枚分の薄さなので、財布に入れておける便利な形状をしています。
機能面に違いはないので、両製品で悩んだ場合は「何に付けるか?」を軸にして検討するのが良いでしょう。
詳しい解説はこちらの記事を参考にしてみてください。
【Ankerスマートタグを比較】製品ごとの違いを比較表にまとめてみた
Eufy Security SmartTrack Link | Eufy Security SmartTrack Card | |
---|---|---|
サイズ | 37 × 37 × 6.5mm | 85 × 54 × 2.4mm |
重さ | 10g | 12.4g |
防水防塵 | IPX4等級 | IPX4等級 |
電池寿命 | 1年 | 3年 |
対応OS | iOS/Android | iOS/Android |
追跡性能 | ○ | ○ |
使いやすさ | ○ | ○ |
アプリで持ち物の位置がわかり、音を鳴らすことで簡単に探せます。さらに、カードが手元を離れると、スマホにすぐに通知が届き、位置を特定することで忘れ物を防止できます。
さらにスマートロックのカードキーとしても利用できるので、1枚4役の優れものです。
詳しい解説は、こちらの記事を参考にしてみてください。
SwitchBot スマートトラッカーカード レビュー!拡張性の高いスマートタグ
サイズ | 85 × 54 × 2.5mm |
---|---|
重さ | 12g |
防水防塵 | IP67等級 |
電池寿命 | 3年 |
対応OS | iOS / Android |
追跡性能 | ○ |
使いやすさ | ◎ |
Androidユーザーでも使えるスマートタグについて、評価の高い定番ブランド3つを軸に各製品をご紹介しました。
初めて購入する方は、上述から好きなものを選べば基本的に後悔することはないはずです。その上でブランド別におすすめの方を挙げると次の通りです。
AirTagと同等か状況によってはそれ以上の追跡性能を求めている方はTileがおすすめです。ただし、高精度の追跡性能を利用するためには専用のサブスクに課金する必要があるので、その点を踏まえて検討してください。
コストパフォーマンスが高く有名なガジェットメーカーとしての信頼性を考慮すると、初めての方にはAnkerのスマートタグがおすすめです。
最近はスマートホームカテゴリーにも注力していることから、同社のスマートホーム製品と合わせて専用アプリで一括管理できるので、特に同社の製品を多く所有している方はスマートタグも揃えるほうが良さそうです。
僕個人はSwitchBotのスマートトラッカーカードを使用しています。家中にSwitchBotのスマートホーム製品があるので、その延長線上として選びました。
スマートタグとしての役割だけでなく、ホームオートメーションのスイッチ代わりにもなり、さらにカードキーにも使える機能モリモリ君な点が魅力です。
追跡性能も悪くないので、気になる方は検討してみてください。
この記事が参考になったらぜひシェアお願いします!