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SwitchBot フロアライト レビュー|RGBICは必要?無印で十分?

スマートホーム2025-12-14 に更新

SwitchBot フロアライトは、置くだけで部屋の雰囲気を手軽に変えられるスマート対応のフロアライトです。スマホ操作やスケジュール設定、他のSwitchBot製品との連携に対応しており、間接照明を「ちゃんと使うもの」にしてくれるのが特徴。

本記事では、SwitchBot フロアライトを実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを正直にレビューしつつ、どんな人に向いているかを整理していきます。

【結論】スマートホーム関係なくお買い得なフロアライト

SwitchBot フロアライトは、スマート機能を抜きにしても満足度の高いフロアライトです。設置するだけで部屋の印象が変わり、明るさや色も直感的に調整できる。

「スマートホームを本気でやるつもりはないけど、間接照明は気になっている」という人にも、素直におすすめできる一台です。

良いポイント
  • 置くだけで部屋の雰囲気がちゃんと良くなる
  • 明るさや色をスマホから直感的に調整できる
  • 照明単体としての完成度が高い
  • シリコン製なので、うっかり倒しても安心
惜しいポイント
  • 機能を使い切らないと割高に感じやすい
  • シンプルな白色照明だけが目的だと、正直やりすぎ

「SwitchBot フロアライト」の基本スペック

今回はRGBICモデルを購入しましたが、無印モデルとの違いも含めて比較します。

項目

SwitchBot フロアライト(無印)

SwitchBot RGBIC フロアライト

参考価格

¥8,480

¥8,980

光の方式

RGB + CW + WW

RGBIC + CW + WW

表現できる光

単色ベースの間接照明

グラデーション・演出表現が可能

明るさ・雰囲気

落ち着いた雰囲気重視

映える・演出重視

本体サイズ

長さ 1.35m

長さ 1.35m

ベースサイズ

直径 20cm / 厚さ 1.6cm

直径 20cm / 厚さ 1.6cm

重量

約1,266g

約1,266g

通信方式

Wi-Fi + Bluetooth

Wi-Fi + Bluetooth

設置方法

組み立て式

組み立て式

LED寿命

約25,000時間

約25,000時間

部屋の雰囲気を静かに整えたいなら、単色ベースで扱いやすい SwitchBot フロアライト(無印)。

一方、光の演出やグラデーションを楽しみたいなら、表現力の高い SwitchBot RGBIC フロアライト が向いています。

「SwitchBot フロアライト」の特徴・メリット

間接照明として完成度が高く、置くだけで部屋の印象が変わる

SwitchBot フロアライトは、間接照明としての完成度が高く、置くだけで部屋の印象が想像以上に変わります。

スリムなデザインで主張しすぎず、光もやわらかい。リビングや寝室など場所を選ばず使え、「とりあえずここに置いてみるか」で成立するのが強みです。天井照明にプラスするだけで、部屋にちゃんと奥行きが出ます。

フルカラー対応でシーン・気分に合わせた演出ができる

明るさや色温度に加えてフルカラーにも対応しているため、シーンや気分に合わせたライティングが可能です。

普段は暖色で落ち着いた雰囲気に、たまに気分転換で色を変える、くらいの距離感がちょうどいい印象。

「照明を変えただけなのに、なんとなく気分が変わる」——そんな体験が手軽にできます。

SwitchBot製品と連携して照明の自動化が一気に進む

SwitchBot フロアライトは、他のSwitchBot製品と組み合わせることで真価を発揮します。

スケジュール設定やリモートボタン、センサー連携に対応しており、「気づいたら点いてる」「いつの間にか消えてる」という状態が作れる。

照明を操作するというより、“意識しなくていい存在”に近づくのが快適です。

「SwitchBot フロアライト」を実際に使ってみた感想

これ1つあるだけで部屋の雰囲気が一気に変わる

設置してまず感じたのは、部屋の印象が想像以上に変わること。天井照明だけの空間と比べると、光に立体感が生まれ、全体がぐっと落ち着きます。

フロアライトモードごとの光り方
このレインボーのモードはいつ使うのか・・・

また、縦置きだけでなく横置きにも対応しているため、ベッド下やソファの足元に仕込む使い方も可能。直接光源が見えない位置に置くと、やわらかな間接光が広がり、ちょっとしたホテル感も演出できます。

ちなみにこういった間接照明はライトを部屋側に向けるのではなく、壁側に向けるほうが光がふわっとしてよりおしゃれに見えます。

ライト置き方による違い

照明付属のスイッチはこんな感じになっていますが、基本的にはスマホなどから遠隔操作するため使いません。

フロアライトスイッチのデザイン

本製品のような棒状の間接照明はデスクに横置きすることでも有効活用できます。

フロアライト横置きの活用方法

組み立てはやや難しい。人によっては30分くらいかかるかも?

SwitchBot フロアライトは組み立て式なので、開封して即使えるタイプではありません。パーツもそれなりにあり、説明書を見ながら進める必要があります。

フロアライト説明書

筆者は興味本位でパーツを試しに組み合わせてしまい、「あ、これ間違えたやつだ」となって外すのに少し苦労しました。

落ち着いて説明書通りに進めれば問題ありませんが、30分くらい見ておくと安心です。

SwitchBot リモートボタンと組み合わせるとさらに便利に

間接照明は部屋の隅に置くことが多く、本体スイッチを操作しに行くのが地味に面倒です。我が家ではSwitchBot リモートボタンをソファ裏に設置し、ワンタッチでON/OFFできるようにしました。

ソファーしたの照明スイッチ

スマホを探す手間もなく、「あ、今ちょっと暗くしたい」が即実行できる。

もちろんスマートスピーカーでの音声操作にも対応しており、生活スタイルに合わせて使い分けられます。

インテリア目的で買うのであれば無印モデルで十分

RGBICモデルでは、強めのピンクやチカチカ動く演出モードも選べます。ただ、正直なところ日常使いで出番はかなり少なめ。

落ち着いた雰囲気を作りたいリビングや寝室では、こうした派手な演出はほぼ使わず、結果的に「無印で良かったかも」と思う人も多そうです。

「SwitchBot RGBIC フロアライト」はこんな人にオススメ

照明で部屋の雰囲気を大きく変えたい人

RGBICならではのグラデーションや動きのある演出で、照明ひとつで空間の印象をガラッと変えられます。気分転換や模様替え感覚で楽しみたい人向け。

間接照明でも“演出”を楽しみたい人

映画鑑賞や音楽を流す時間など、シーンに合わせて照明を変えたい人にはぴったり。雰囲気づくりにこだわりたい人向けです。

SwitchBot製品を使って照明を自動化したい人

スケジュール設定、リモートボタン、音声操作などを組み合わせることで、RGBICの表現力を最大限活かせます。

SwitchBot RGBIC フロアライトは、照明で空間を「遊びたい」人向けのフロアライトです。一方で、落ち着いた雰囲気を作るのが目的なら、無印モデルのほうが扱いやすい場面も多い。

照明に求めるのが演出か、安定感か、そこさえはっきりしていれば、後悔のない選択ができると思います。

FAQ

SwitchBot フロアライトはスマートホーム環境がなくても使える?

はい、使えます。スマホアプリだけで操作できるため、スマートスピーカーや他のSwitchBot製品がなくても問題ありません。
「普通のフロアライト+便利な操作ができる照明」として使えます。

無印モデルとRGBICモデルは、どちらを選ぶべき?

落ち着いた間接照明として使いたいなら無印モデル、
グラデーションや動きのある演出を楽しみたいならRGBICモデルがおすすめです。
日常使いが中心なら、無印でも十分満足できると感じました。

スマートスピーカーやリモートボタンで操作できる?

対応しています。
スマートスピーカーでの音声操作に加え、SwitchBot リモートボタンを使えば物理ボタンでのON/OFF操作も可能です。
スマホを使わずに操作したい人には便利な組み合わせです。

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この記事の執筆者

みやちん

31歳ソフトウェアエンジニア。今は都内のIT系の企業で勤務。仕事がら自動化することが好きなので、スマートホーム系のガジェットを愛用してたりします。ブログの内容で質問などあったらXでDMいただけると回答できます!