
赤外線リモコンの家電をスマホや自動で操作できるスマートリモコンを探すと、必ず「SwitchBot」と「Nature Remo」の二大ブランドが出てきます。
どちらを買うかは迷いやすいのですが、以下のように考えているなら、Nature Remoシリーズが良いかもしれません。
僕はNature Remoシリーズの最上位機種「Nature Remo 3」を1年以上使っているので、そこで感じたメリットや活用術を紹介します。
これ一台あれば、赤外線リモコンは全てスマートフォンで操作できるようになります。難しい設定は不要で、基本的には本体に向かってリモコンのボタンをどれか押すだけで登録が完了します。
購入時のレビューはこちらの記事にまとめているので、合わせてチェックしてみてください。
価格(2026年3月時点) | ¥9,980 |
|---|---|
本体サイズ | 70 x 70 x 18mm |
重量 | 40g |
赤外線送信最大範囲 | 約10m |
エアコン設置同期 | ○ |
接続切断時の操作 | ○ |
温湿度計 | ○ |
照度センサー | ○ |
人感センサー | ○ |
GPS | ○(スマートフォンの位置情報連携) |
スマートボタン | ○ |
Matter規格 | × |
AIアシスタント対応 | Alexa, Google Assistant, Siri(ショートカット連携) |
機能が多彩なのに価格は一般的なスマートリモコンと同等なので、コストパフォーマンスも高いです。もっと安く導入したい方は、シリーズを比較した下記の記事をチェックしてみてください。
スマートホーム化というと、対応製品を複数そろえて完全自動化するイメージが強いと思います。SwitchBotシリーズはその代表で、関連製品を次々と出して連携での効率化を目指しています。
ただ、それだとちょっと敷居が高いし、誰もが全自動化を望んでいるわけでもありません。そう考えたときに、「家中のリモコンを一元化するだけでも十分スマートなんじゃないか」と思いました。

スマホ一台で家電を操作できれば良いと考えると、Nature Remoのほうが「初期費用」「必要デバイス数」「設定難易度」の3つで導入しやすいと考えました。
実は当時、「温度」「湿度」「照度」「人感」の4つのセンサーを載せた1万円以下のスマートリモコンは、Nature Remo 3以外にありませんでした。

SwitchBot Hubシリーズだと別売りのセンサーを買って各所に設置し、連携させる必要があり、手間もコストもかかったので、この点は都合が良かったです。
今はSwitchBotからも4センサーの「Hub 3」が出ていますが、価格は1万5千円超えとかなり高額です。リモコン管理とセンサーでの自動化がメインなら、Nature Remo 3に軍配が上がります。
比較のために「SwitchBot Hub 3」を知りたい方は、下記の記事を参照してみてください。
おまけみたいな要素ですが、「Alexa」「Google」「Siri」の全てに対応しているのもNature Remoシリーズの特徴です。当時はEchoが2台あったので、ハンズフリー操作もできるのかと心躍りました。

今後ほかのスマートスピーカーを買っても対応できる点も考えて、購入に至りました。
ここからは、僕が実際に登録しているリモコンのパターンを紹介します。

リビングのエアコンと連携し、基本的にはスマホで操作しています。以下の画像のようにデフォルト画面が用意されていて、よく使うボタンは全てそろっています。
一番良いのは、温度設定をスクロールで操作できることで、上下ボタンを連打しなくて良いので手間が省けます。

また、Nature Remo 3は温湿度センサーがついているので、設置場所の温度と湿度がすぐにわかるのもとても良いです。
実際に使っているオートメーションレシピ

リビングのテレビと連携していて、これが一番よく使っているリモコンです。エアコンと同じくデフォルト画面が用意されていて、一番細かく操作できる仕様になっています。

物理リモコンと同じ感覚で使えるうえに、足りないボタンは随時追加できるので、汎用性も高めです。
実際に使っているオートメーションレシピ

基本的には音声操作でON/OFFするだけなので、使用頻度は少なめです。

デフォルトの操作ボタンは本当に最小限ですが、おそらくこれ以外は使わないので、そこは良いところです。
ただし照度の操作は微妙で、光量ボタンを1タップずつ押さないと反応しません。物理リモコンは長押しで一気に操作できるので、ちょっと残念です。
シーン別に光量を登録してショートカット化すると解消できますが、その日の気分もあるので、苦肉の策という感じは否めません。
実際に使っているオートメーションレシピ


ダイニングのリモコンはデフォルト画面が無いタイプだったので、必要なボタンを自分でセットしています。
簡易操作だけの照明なのでこの程度ですが、細かいセットにも対応できるのがスマートリモコンの良いところです。
ダイニング照明はオートメーション化させていないので、レシピ紹介はありません。
多くの人が経験している以下のことは、スマホがリモコンになるだけで解決できます。
これらから解放されるだけで十分な費用対効果があるのが、スマートリモコンの最大の魅力です。さらに場面に応じたオートメーションも組めるので、使い出すと手放せなくなると思います。
わざわざ買い足す必要はありませんが、家にスマートスピーカーがあるなら連携は必須です。
「Alexa、テレビつけて」「OK Google、エアコン消して」で機器が動くので、やっていることを止めずに済んで非常に便利です。

ちなみに写真は寝室で、シリーズで最もシンプルな「Nature Remo nano」とスマートスピーカーを連携させて、ほぼ音声操作専用で使っています。
僕はAmazon Echoのファンでもあるので、スマートスピーカーも合わせて検討するなら、以下の記事をチェックしてみてください。
ここまで便利だと、「Fire TVのリモコンもいけるんじゃないか」と誰もが思うはずです。僕も登録してみたのですが、結論は一部の操作しかできませんでした。

Fire TVシリーズのリモコンは、赤外線でテレビのON/OFFと音量調整を、Bluetoothで画面スクロールや決定、音声検索などを動かしています。
スマートリモコンが学習できるのは赤外線の操作だけなので、結局2つを使うハメになりました。Fire TVシリーズのリモコンは専用アプリが出ているので、そちらを使うのが無難です(有料ですが…)。
Nature Remo 3の商品コンセプトは家のエネルギーマネジメントです。別売りの「Nature Remo E2」シリーズと連携させると、消費電力量に応じたオートメーションも組めます。
SwitchBotハブ3との比較が気になる方は、SwitchBot ハブ3長期愛用レビューもチェックしてみてください。
まとめると、以下に該当する人はNature Remo 3がぴったりかもしれません。
気になる人はぜひチェックしてみてください。
家中のリモコンをシンプルに一元管理したいならNature Remo 3、スマートホームデバイスを拡張して全自動化を目指すならSwitchBot Hubがおすすめです。Nature Remoは単体完結型、SwitchBotはエコシステム拡張型という違いがあります。
赤外線は壁を通過できないため、操作したい家電がある部屋ごとに1台必要です。リビングとベッドルームそれぞれにエアコンがある場合は2台必要になります。
リモコンの一元管理が目的なら十分現役です。ただし、Matter対応を重視する場合はNature Remo nanoも検討してみてください。用途に応じてシリーズ内で選ぶのがおすすめです。
この記事の執筆者
AKI
「たった3秒の手間を減らすためなら、3時間のプログラミングも苦にならない」本末転倒なこだわりを持つソフトウェアエンジニアです。
ブログ運営は3年以上、自腹レビュー記事は累計200本超。
究極の怠惰を手に入れるために、年間50本以上のペースでガジェットを買い漁り、特にSwitchBot製品はほぼ全種類コンプリートして検証済みです。
エンジニア視点で徹底的に使い倒して見つけた「説明書には載っていない便利な活用法」を共有します。