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Xiaomi Buds 5レビュー!インナーイヤー型でANC搭載の高品質イヤホン

ワイヤレスイヤホン2025-09-20 に更新

Xiaomi(シャオミ)の最新ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 5」をレビュー!インナーイヤー型でありながら強力なノイズキャンセリングを搭載。さらに、高音質コーデックやマルチポイント接続にも対応し、驚きの低価格を実現しています。

高機能とコストパフォーマンスを両立させた、Xiaomiの最新オーディオ製品の魅力に迫ります。

インナーイヤー型なのにANC搭載の高音質イヤホン

アクティブノイズキャンセリングや高音質コーデックに対応している珍しいインナーイヤー型。加えて驚くほどリーズナブルな価格を実現した、コストパフォーマンスに優れた完全ワイヤレスイヤホンです。

良いポイント
  • コストパフォーマンスが非常に高い
  • 強力なアクティブノイズキャンセリング
  • 高音質コーデック対応
  • マルチポイント接続に対応
惜しいポイント
  • インイヤー型と比較すると、遮音性はやや劣る
  • ワイヤレス充電に非対応

「Xiaomi Buds 5」の基本スペック

価格帯および性能のベンチマークになる「Anker Soundcore Liberty 4」を参考情報として追加しています。

製品名

Xiaomi Buds 5

Soundcore Liberty 4

タイプ

インナーイヤー型

カナル型

価格

11,480円

14,990円

ノイズキャンセリング

対応コーデック

SBC / AAC / aptX Lossless

SBC / AAC / LDAC

再生時間(単体/ケース込み)

6.5時間 / 39時間

9時間 / 28時間

ドライバー

11mm デュアルマグネットダイナミックドライバー

9.2mm + 6mm同軸デュアルドライバー

ワイヤレス充電

特徴

インナーイヤー型でANCに対応。 aptX Losslessコーデックで高音質再生が可能。

ANC、LDAC、ワイヤレス充電に対応。2層構造のイヤーチップ。3Dオーディオ機能搭載。

「Xiaomi Buds 5」の特徴・メリット

インナーイヤー型なのにアクティブノイズキャンセリングを搭載

インナーイヤー型(オープンタイプ)でありながら、周囲の騒音を打ち消すアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載しているのが最大の特徴です。

最大40dBのノイズ低減効果を実現しており、耳への圧迫感が苦手な方でも、ある程度のノイズを低減して快適に音楽を楽しめます。

aptX Losslessコーデック対応で高音質再生が可能

ハイレゾ級の音質をワイヤレスで楽しめるaptX Losslessコーデックをサポートしています。

11mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーが、迫力のある低音から繊細な高音まで、バランスの取れたクリアなサウンドを再生します。

公式サイトより
公式サイトより

2つのデバイスに同時接続できるマルチポイント機能

スマートフォンとPCなど、2つのデバイスに同時に接続できるマルチポイント機能に対応しています。デバイスを切り替える手間がなく、シームレスにオーディオを切り替えられます。

「Xiaomi Buds 5」を実際に使ってみた感想

デザイン

充電ケースは丸みを帯びた卵のような形状で、手に馴染みやすいデザインです。イヤホン本体もコンパクトで、装着した際に耳から飛び出しにくい形状になっています。

イヤホン本体とケース
イヤホン本体とケース
イヤホン本体の収まり具合
イヤホン本体の収まり具合

装着感

イヤホンは人間工学に基づいたデザインで、耳にしっかりフィットします。軽量なため、長時間装着していても疲れを感じにくいのが好印象でした。

インナーイヤー型なので密閉感がなく、耳への圧迫感が苦手な方には特におすすめです。

つるつるした触り心地
つるつるした触り心地

操作性

イヤホン本体のボタン操作で、音楽の再生・停止、曲送り・戻し、通話の応答・終了、ノイズキャンセリングモードの切り替えなどが可能です。タップ操作ではないので誤操作の発生リスクも少なく、個人的に評価したい仕様です。

人差しの位置にボタンが搭載されている
人差しの位置にボタンが搭載されている

充電ケース仕様

充電ケースはUSB Type-Cポートでの充電に対応しています。比較的コンパクトなので、ポケットや小さなバッグにもすっきりと収まります。ただし、ワイヤレス充電には対応していません。

ケース表面(煌びやかな印象)
ケース表面(煌びやかな印象)
ケース裏面(ヒンジ部分も段差がなくビルドクオリティ高め)
ケース裏面(ヒンジ部分も段差がなくビルドクオリティ高め)

音質

この価格帯の製品としては、非常に満足できる音質です。低音が豊かで迫力があり、高音もクリアに聴こえます。aptX Lossless対応のハイレゾ音源を再生すると、より解像度の高いクリアなサウンドを楽しむことができます。

「Xiaomi Buds 5」はこんな人にオススメ

快適な装着感を求める人

インナーイヤー型のため、耳栓のように密閉されるのが苦手な方に最適です。長時間の使用でも耳が疲れにくく、開放的な感覚で音楽を楽しめます。

コスパ重視で高機能なイヤホンが欲しい人

1万円台という手頃な価格ながら、ノイズキャンセリング、高音質コーデック、マルチポイント接続といった、通常は上位モデルに搭載される機能を網羅しています。限られた予算で最高のパフォーマンスを求める方には、間違いなく満足できる製品です。

仕事や勉強で集中したい人

最大40dBのノイズ低減効果で、カフェやオフィスなど騒がしい場所でも、周囲の雑音を効果的にカットできます。作業に集中したいときや、オンライン会議での音声品質を向上させたいときに活躍します。


「Xiaomi Buds 5」は、インナーイヤー型というデザインながら、ノイズキャンセリングや高音質コーデックなど、最新の機能を惜しみなく搭載した、コストパフォーマンスに優れた製品です。特に、耳への負担を抑えたい方や、手頃な価格で多機能なイヤホンを探している方には最適な選択肢となるでしょう。

FAQ

バッテリーはどのくらい持ちますか?

イヤホン単体で最大6.5時間、充電ケースを併用すると最大39時間再生可能です。通勤・通学やちょっとした外出であれば十分なバッテリー持ちですが、ワイヤレス充電に対応していないため、充電の際はケーブルが必要になります。

通話品質はどうですか?

AIノイズリダクション機能により、周囲のノイズを抑え、クリアな音声で通話ができます。マイクの感度も良く、相手にこちらの声がはっきりと届くため、ビジネスシーンでも問題なく使えます。

他のメーカーのイヤホンと比較して、どういった点が優れていますか?

「Xiaomi Buds 5」の最大の強みは、なんといっても価格に対する機能の充実度です。インナーイヤー型でノイズキャンセリング、aptX Losslessコーデック、マルチポイント接続といった機能を求める方にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

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この記事の執筆者

みやちん

31歳ソフトウェアエンジニア。今は都内のIT系の企業で勤務。仕事がら自動化することが好きなので、スマートホーム系のガジェットを愛用してたりします。ブログの内容で質問などあったらXでDMいただけると回答できます!