Xiaomi(シャオミ)の最新ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 5」をレビュー!インナーイヤー型でありながら強力なノイズキャンセリングを搭載。さらに、高音質コーデックやマルチポイント接続にも対応し、驚きの低価格を実現しています。
高機能とコストパフォーマンスを両立させた、Xiaomiの最新オーディオ製品の魅力に迫ります。
アクティブノイズキャンセリングや高音質コーデックに対応している珍しいインナーイヤー型。加えて驚くほどリーズナブルな価格を実現した、コストパフォーマンスに優れた完全ワイヤレスイヤホンです。
価格帯および性能のベンチマークになる「Anker Soundcore Liberty 4」を参考情報として追加しています。
製品名 | Xiaomi Buds 5 | Soundcore Liberty 4 |
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タイプ | インナーイヤー型 | カナル型 |
価格 | 11,480円 | 14,990円 |
ノイズキャンセリング | ○ | ○ |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX Lossless | SBC / AAC / LDAC |
再生時間(単体/ケース込み) | 6.5時間 / 39時間 | 9時間 / 28時間 |
ドライバー | 11mm デュアルマグネットダイナミックドライバー | 9.2mm + 6mm同軸デュアルドライバー |
ワイヤレス充電 | ✕ | ○ |
特徴 | インナーイヤー型でANCに対応。 aptX Losslessコーデックで高音質再生が可能。 | ANC、LDAC、ワイヤレス充電に対応。2層構造のイヤーチップ。3Dオーディオ機能搭載。 |
インナーイヤー型(オープンタイプ)でありながら、周囲の騒音を打ち消すアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載しているのが最大の特徴です。
最大40dBのノイズ低減効果を実現しており、耳への圧迫感が苦手な方でも、ある程度のノイズを低減して快適に音楽を楽しめます。
ハイレゾ級の音質をワイヤレスで楽しめるaptX Losslessコーデックをサポートしています。
11mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーが、迫力のある低音から繊細な高音まで、バランスの取れたクリアなサウンドを再生します。
スマートフォンとPCなど、2つのデバイスに同時に接続できるマルチポイント機能に対応しています。デバイスを切り替える手間がなく、シームレスにオーディオを切り替えられます。
充電ケースは丸みを帯びた卵のような形状で、手に馴染みやすいデザインです。イヤホン本体もコンパクトで、装着した際に耳から飛び出しにくい形状になっています。
イヤホンは人間工学に基づいたデザインで、耳にしっかりフィットします。軽量なため、長時間装着していても疲れを感じにくいのが好印象でした。
インナーイヤー型なので密閉感がなく、耳への圧迫感が苦手な方には特におすすめです。
イヤホン本体のボタン操作で、音楽の再生・停止、曲送り・戻し、通話の応答・終了、ノイズキャンセリングモードの切り替えなどが可能です。タップ操作ではないので誤操作の発生リスクも少なく、個人的に評価したい仕様です。
充電ケースはUSB Type-Cポートでの充電に対応しています。比較的コンパクトなので、ポケットや小さなバッグにもすっきりと収まります。ただし、ワイヤレス充電には対応していません。
この価格帯の製品としては、非常に満足できる音質です。低音が豊かで迫力があり、高音もクリアに聴こえます。aptX Lossless対応のハイレゾ音源を再生すると、より解像度の高いクリアなサウンドを楽しむことができます。
インナーイヤー型のため、耳栓のように密閉されるのが苦手な方に最適です。長時間の使用でも耳が疲れにくく、開放的な感覚で音楽を楽しめます。
1万円台という手頃な価格ながら、ノイズキャンセリング、高音質コーデック、マルチポイント接続といった、通常は上位モデルに搭載される機能を網羅しています。限られた予算で最高のパフォーマンスを求める方には、間違いなく満足できる製品です。
最大40dBのノイズ低減効果で、カフェやオフィスなど騒がしい場所でも、周囲の雑音を効果的にカットできます。作業に集中したいときや、オンライン会議での音声品質を向上させたいときに活躍します。
「Xiaomi Buds 5」は、インナーイヤー型というデザインながら、ノイズキャンセリングや高音質コーデックなど、最新の機能を惜しみなく搭載した、コストパフォーマンスに優れた製品です。特に、耳への負担を抑えたい方や、手頃な価格で多機能なイヤホンを探している方には最適な選択肢となるでしょう。
イヤホン単体で最大6.5時間、充電ケースを併用すると最大39時間再生可能です。通勤・通学やちょっとした外出であれば十分なバッテリー持ちですが、ワイヤレス充電に対応していないため、充電の際はケーブルが必要になります。
AIノイズリダクション機能により、周囲のノイズを抑え、クリアな音声で通話ができます。マイクの感度も良く、相手にこちらの声がはっきりと届くため、ビジネスシーンでも問題なく使えます。
「Xiaomi Buds 5」の最大の強みは、なんといっても価格に対する機能の充実度です。インナーイヤー型でノイズキャンセリング、aptX Losslessコーデック、マルチポイント接続といった機能を求める方にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。