
Amazon Echo SpotとEcho Show 5(第3世代)は、どちらもAlexa搭載のスマートディスプレイで、価格帯も近いです。
Wi-FiやBluetoothの規格も共通ですが、画面の形と用途の設計は根本的に違います。
Echo Spotは直径2.83インチの丸型画面で、カメラと動画再生機能を省いた構成です。一方のEcho Show 5は5.5インチの横長画面にカメラを積み、動画やビデオ通話に対応しています。
「机の上に時計として置きたい」「寝室でコンテンツを楽しみたい」など、用途が決まっている方ほど選びやすいと思います。

Echo Show 5の機能を絞って、時計をベースにしたのがEcho Spotというイメージです。
Echo Spotだけで使える機能は無く、価格差も大きくないので、迷うならEcho Show 5を買えば問題ありません。
両製品の購入時のレビューはこちらの記事にまとめているので、合わせてチェックしてみてください。
Echo Spot(2024年発売) | Echo Show 5(第3世代) | |
|---|---|---|
価格(税込) | ¥11,480 | ¥12,980 |
ディスプレイサイズ | 2.83インチ(丸型) | 5.5インチ(横長長方形) |
ディスプレイ解像度 | 320×240 px | 960×480 px |
カメラ | なし | 2メガピクセル(物理カバー付き) |
動画再生 | 非対応 | 対応(Amazonプライムビデオ等) |
ビデオ通話 | 非対応 | 対応 |
スピーカー | 1.73インチ フルレンジ(前面放射) | 44mm フルレンジ(上向き放射) |
本体サイズ | 103×111×113 mm | 147×82×91 mm |
重量 | 405g | 456g |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac(2.4 / 5GHz) | 802.11a/b/g/n/ac(2.4 / 5GHz) |
Matter対応 | 対応 | 対応 |
カラー展開 | ブラック / グレーシャーホワイト / オーシャンブルー | チャコール / グレーシャーホワイト / クラウドブルー |
発売年 | 2024年7月 | 2023年8月 |

Echo Show 5 (第3世代)
丸型ディスプレイが特徴の「賢い置き時計」で、機能を時計・タイマー・天気表示・スマートホーム操作に絞っています。
カメラや動画再生は省かれていて、Amazon自身も「スマートアラームクロック」と位置づけている製品です。

5.5インチの横長ディスプレイにカメラを搭載した、Echoシリーズの中でも多機能な一台です。
動画視聴、ビデオ通話、見守りカメラ連携、デジタルフォトフレームと、できることの幅が広く、5インチの上位モデルも複数あるのでサイズも選べます。

この比較軸が、2台のいちばん大きな分岐点です。
Echo Show 5には2メガピクセルのカメラと物理的なプライバシーカバーがあり、僕がいちばん活用しているのは別室の見守りカメラとの連携です。
子どもが寝ている間は画面にカメラ映像を映して別室で作業していますが、つきっきりでなくても「映像で確認できる」だけで、心理的な余裕がまるで違います。
僕が使っている見守りカメラはSwitchBot見守りカメラの活用レビューで詳しく書いています。

子どもの写真もスライドショーで流していて、作業の合間にふと目に入るのがけっこう癒しなので、フォトフレームとしても優秀です。
ビデオ通話にも対応しているので、離れて暮らす家族との連絡にも使えます。
一方、Echo Spotはカメラも映像投影もバッサリ省かれているので、「あったら使うかも」くらいならEcho Show 5を選んだ方が後悔しないと思います。
この軸での勝者:Echo Show 5。カメラと映像機能が要るかどうかで、そもそも選択肢が変わります。
Echo Spotの画面は2.83インチの丸型・320x240pxで、時計やタイマーには十分ですが、音楽再生時のジャケット写真は崩れるレベルです。
正直、「表示できている」というより「なんとなく映っている」に近いです。

Echo Show 5は5.5インチ・960x480pxで、曲名やジャケットもちゃんと見えて、タッチでの再生操作も快適です。
写真のスライドショーを楽しむなら、この解像度は最低限必要だと思います。

ただ、Echo Spotの丸型ディスプレイには独特の愛嬌があって、時計として見るとむしろ「置き時計っぽい」デザインです。
四角い画面のEcho Show 5より、丸い画面の方が時計としてはしっくりきます。
この軸での勝者:Echo Show 5。表示品質と活用の幅で上回りますが、「時計としてのデザイン」ならEcho Spotも捨てがたいです。
ここはEcho Spotが巻き返すポイントです。
Echo Spotはできることが限られている分、迷いがありません。時計、タイマー、天気、音楽くらいに絞った置き時計の延長で、この割り切りが心地いいと感じています。
対するEcho Show 5は多機能ですが、Amazonの商品広告や閲覧商品の購入促進表示が消せないのが難点で、設定を探しても消し方が見つかりません。
トップ画面を子どもの写真にしていても勝手に商品紹介が割り込んでくるので、急に出てくる「この商品いかがですか?」はけっこう鬱陶しいです。

Echo Spotはそもそも画面が小さく、表示する情報もシンプルなので、この広告問題とは無縁です。余計なものが目に入らないのは、毎日使うデバイスとしてかなり大きなメリットだと思います。
この軸での勝者:Echo Spot。「余計なことをしない」という設計が、日常の快適さに直結しています。
僕はEcho Spotをリビングとキッチンに置き時計として置いていますが、いちばん役に立っているのはスマートホーム家電のハブとしての役割です。
こうしたAmazon Echoを使ったスマートホーム活用術は別記事でも紹介しています。
画面にはリマインダーや天気、タイマーの残り時間が出るので、声をかけなくてもチラッと見れば情報が入り、普通の置き時計以上の働きをしてくれています。
Echo Show 5でも同じことはできますが、僕は作業机に置いてリモートワークのタスク管理に使っています。「情報を見る端末」と「家電を動かすハブ」で役割分担ができています。
この軸での勝者:Echo Spot。シンプルな画面と置き時計としての佇まいが、スマートホームハブの役割に合っています。
Echo Show 5は5インチの上位モデルも複数あるので、「まず5インチで試して、気に入ったら別の場所に追加」という段階的な導入がしやすいです。
Echo Spotは現状このサイズだけで、丸型ディスプレイの個性はありますが、「もう少し大きい画面がほしい」と思ったときの選択肢がありません。


設置の安定度は両機種ともほぼ同じで、Echo Show 5の方がやや奥行きがありますが、倒れやすいということはありません。

この軸での勝者:Echo Show 5。サイズのバリエーションがある分、置き場所や用途に合わせた選択肢が広がります。
画面は「情報をチラ見するもの」と割り切るのが正解で、購入前に「カメラを使う場面があるか」を一度考えてみてください。
ホーム画面の商品レコメンドは、気にならない人は気にならないかもしれませんが、僕は正直かなり気になります。動画が目的なら、上位サイズのモデルか、素直にタブレットを使った方がいいです。
両方を使い比べた結論として、Echo Show 5はカメラ・映像投影・フォトフレーム・動画再生とできることが幅広いです。見守りカメラ連携は、子育て世帯には本当に助かります。
Echo Spotより1,500円ほど高いですが、「何に使うか決めきれていない」なら、選択肢が多い方を選んでおくのが無難です。
Echo Spotは、「置き時計+スマートホームハブ」と用途がはっきりしている人の正解で、広告に邪魔されない分、日常のストレスは少ないです。
迷っているならEcho Show 5、用途が決まっているならそれに合った方を買うのがおすすめです。

Echo Show 5 (第3世代)
Echo SpotやEcho Show 5以外のモデルも気になる方は、Amazon Echoシリーズ全体の比較記事もチェックしてみてください。
スマートホーム製品の育児活用術については、【実体験】子育て家庭におすすめのスマートホーム7選もあわせてどうぞ。
最大の違いはカメラと動画再生の有無です。Echo Show 5は2メガピクセルのカメラを搭載し、見守りカメラ連携・ビデオ通話・動画視聴に対応しています。Echo Spotにはこれらの機能がなく、時計・タイマー・スマートホーム操作に特化した「スマートアラームクロック」として設計されています。
時計としてのデザインはEcho Spotの方がしっくりきます。丸型ディスプレイは時計として自然な形状で、広告も表示されないためシンプルに使えます。キッチンやベッドサイドに「置き時計+スマートホームハブ」として置くならEcho Spotの方が日常のストレスは少ないです。
Echo Show 5のみ対応しています。実際に子どもが別室で寝ている間、Echo Show 5の画面に見守りカメラ映像を映して別の部屋で作業しています。映像を常時確認できるだけで心理的な余裕が大きく変わります。Echo Spotはカメラも映像投影も非対応なので、見守り目的ならEcho Show 5一択です。
消す方法が見つかりません。ホーム画面に閲覧商品の購入促進表示やAmazonの広告が割り込んできます。子どもの写真スライドショーを流していても合間に商品レコメンドが表示されるため、これをストレスに感じるかどうかが選択の分岐点になります。広告が気になる人は、機能を割り切ったEcho Spotの方が快適に使えます。
何に使うか決まっていないなら、1,500円高くてもEcho Show 5を選ぶのが無難です。カメラ・映像投影・フォトフレーム・動画再生と選択肢が多い分、後から用途が広がったときに後悔しません。一方「時計とタイマーとスマートホーム操作だけできれば十分」と割り切れるなら、Echo Spotの方が1,500円安くて広告もない分、コストパフォーマンスは高いです。
この記事の執筆者
AKI
「たった3秒の手間を減らすためなら、3時間のプログラミングも苦にならない」本末転倒なこだわりを持つソフトウェアエンジニアです。
ブログ運営は3年以上、自腹レビュー記事は累計200本超。
究極の怠惰を手に入れるために、年間50本以上のペースでガジェットを買い漁り、特にSwitchBot製品はほぼ全種類コンプリートして検証済みです。
エンジニア視点で徹底的に使い倒して見つけた「説明書には載っていない便利な活用法」を共有します。