
介護や子守り、防犯用として、家庭用の小型見守りカメラの需要が年々増しています。
数千円で買える簡易的なものから数万円もする高性能カメラまで幅広くあるので、どれを買えばよいか迷う方も多いと思います。
今回は「Arlo Pro 5S 2K」という見守りカメラを手に入れたので、試しに使ってみました。見守りカメラ選びの参考にしてもらえると嬉しいです。
価格(2025年3月時点) | ¥19,900 |
|---|---|
カラーバリエーション | ホワイト |
接続技術 | ワイヤレス |
屋内 / 屋外使用 | 両方使用可能 |
対応デバイス | タブレット、アレクサ、スマートフォン |
電源 | バッテリー式 |
接続プロトコル | Wi-Fi |
コントローラーの種類 | IFTTT、Amazon Alexa、Android、Googleアシスタント |
大きさ | 8.9 × 5.2 × 7.8cm |
重さ | 550g |
設置タイプ | ねじ込み |
視野角 | 160度 |
暗視範囲 | 7.6m |
ビデオ解像度 | 1440p |
防水 | あり |
屋内では見守りカメラ、屋外ではセキュリティーカメラとして使える汎用性の高いカメラです。
重さは少々ずっしりしていますが、屋外も想定するとこのくらいないと荒天時に安定せず、使えなくなってしまいます。
視野角が160度あるので、屋内ならほぼ全域、屋外でも監視したい範囲はほぼカバーできます。ビデオ解像度も1440pあるので、かなり鮮明に見えます。
暗視範囲も7.6mあり、アプリで設定すれば人の動きを感知して照明を自動点灯できるので、見えなくなることは基本的にありません。

広範囲の視野で解像度も高水準ですが、この手の製品は大抵ズームすると画質が落ちるのが常です。
Arlo Pro 5S 2Kは名前の通り2K HDRなので、最大12倍ズームしても顔の表情やナンバープレートなどが鮮明に見えます。
気になる動作や手に持っているもの、挙動不審なときの顔の表情など、カメラで確認したいのはいつもこうした細部なので、ここがはっきり映るのは良い点です。
フル充電で約8ヶ月稼働するという優れものです。2.4GHzと5GHzのWi-Fiに対応し、より強いほうに自動で接続するデュアルバンド方式なので、簡単にはオフラインになりません。
屋外も想定して、あらゆる天候に耐えられる設計になっているので、猛暑日や雪の日でも簡単に壊れる心配なく使えます。
ということで、実際に手に入れてしばらく使ってみました。まずは全体像として正面と表面の写真ですが、かなりずっしりしているのが伝わると思います。


こちらは付属品で、組み立ててしまいましたが、本体につけるスタンドとスタンド固定用のネジ、充電ケーブル、バッテリーです。
バッテリーは個別でも販売しているので、複数持っておけば1年中カメラを止めずに使えます。


本体側面の充電ケーブルはマグネット式で、その横にある丸いボタンを押すとカバーが外れて、電池を入れる場所が出てきます。



App StoreかGoogle Playでアプリをダウンロードしたら、対象製品を選んでいきます。今回はカメラ→Proシリーズ→Pro 5Sの順です。

次にWi-Fiの設定画面が出てくるので、接続先のWi-Fiを設定したら、本体に電池を入れて起動状態にします。

三分割にすると本体内部に起動ボタンがあるので、長押しすると青く点滅します。
その後、アプリの「続ける」をタップするとQRコードが出るので、カメラに読み込ませるとアプリがカメラを検出して、セットアップ完了です。

セットアップでいちばん優れているのはコードレスなことで、つけたい場所さえ決めれば複雑な配線や見栄えを気にする必要が一切ないので、本当にすぐに使えます。
プライバシーの観点で全部は出せませんが、アプリ画面を一部載せておきます。まずダッシュボードでは、セットしたカメラそれぞれの状況を確認できます。
開くと、そのカメラが写している現在の映像と、動作を検知したときの様子がフィード形式で出てきます。ここで照明の手動操作や撮影、録画、音声通話ができます。
緊急時オプションはいわゆる警報音で、画面越しに不測の事態が起きたときに音を鳴らせる機能です。危機の知らせにもなりますし、相手への威嚇にもなります。

無料でも十分に使えますが、課金すると使える機能が広がるので、表にまとめました。
Plusプラン | Basicプラン | |
|---|---|---|
月額 | ¥1,780 | ¥1,150(台数無制限)or ¥580(一台) |
デバイス台数無制限 | ○ | △(課金額による) |
直近30日間のビデオ履歴 | ○ | ○ |
スマートアクティビティゾーン | ○ | ○ |
優先ケア | ○ | ○ |
荷物の検知 | ○ | × |
火災検知 | ○ | × |
人物認識 | ○ | × |
乗り物認識 | ○ | × |
動物の検知 | ○ | × |
カスタム検知 | ○ | × |
音声検知 | ○ | × |
写真の通り、スタンドが小さいので自重に耐えられずに前に倒れてしまうのが欠点です。スタンドというより、壁に設置するためのアタッチメントと言うほうが正しいかもしれません。
つまり壁掛けが前提なのですが、両面テープでも落ちてしまうので、壁に穴を開けるしかありません。
賃貸の方は穴開けが基本的に難しいので、屋内では本体を直置きするしかなく、その場合は角度調整が難しくて視認範囲が限られるのがデメリットです。


「Arlo Pro 5S 2K」は、個人的にはこんな人におすすめだと思います。
機能面では申し分ないですが、インテリアとしてはかなり無骨で存在感のある製品です。
性能はかなり削ぎ落とされますが、どこに置いてもなじむ小型カメラが良い方は、AmazonのRing Indoor Camも検討してみてください。詳細は下記の記事です。
屋内メインで手軽に使える見守りカメラをお探しなら、SwitchBot見守りカメラPlus 3MPのレビューもあわせてチェックしてみてください。
「Arlo Pro 5S 2K」は機能面で申し分なく、アプリの操作も直感で行えるので、製品のクオリティーは非常に高いです。うまく活用して、より安全で快適な空間づくりをしてみてください。
なお、スマートホーム全体のセキュリティ面が気になる方は、Aqaraのカメラ兼ハブのレビューも参考になるかもしれません。
関連する製品が気になる方は、1ヶ月使って感じたSwitchBot見守りカメラPlus 3MPが正解だった理由もあわせてチェックしてみてください。
実体験子育て家庭におすすめのスマートホーム7選もおすすめです。
この記事の執筆者
AKI
「たった3秒の手間を減らすためなら、3時間のプログラミングも苦にならない」本末転倒なこだわりを持つソフトウェアエンジニアです。
ブログ運営は3年以上、自腹レビュー記事は累計200本超。
究極の怠惰を手に入れるために、年間50本以上のペースでガジェットを買い漁り、特にSwitchBot製品はほぼ全種類コンプリートして検証済みです。
エンジニア視点で徹底的に使い倒して見つけた「説明書には載っていない便利な活用法」を共有します。