TOP> CIO(シーアイオー)の運営元はどこの国?どんなブランドか徹底調査してみた
充電器やモバイルバッテリー業界の巨人であるAnkerのシェアをじわじわと浸食しようとしている「CIO」。
斬新なガジェットでファンを熱狂させ続けており、本サイトでもいくつか製品を購入しながら比較記事を公開しています。
【CIOのオススメ充電器6選】目的別にベストなモデルを紹介!
新製品を世に出す際にはクラウドファンディングに出品し、応援総額1000万円超えを連発するブランドですが、そもそもCIOはどんな会社でルーツがどこなのか、ちゃんと安心して使える信頼性の高いブランドなのかと思うこともあるでしょう。
今回はCIOというブランドそのものを調査するとともに、充電器やバッテリー以外にどんな製品があるのかを紹介していきます。
社名 | 株式会社CIO |
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企業HP | |
代表取締役 | 中橋 翔大 |
資本金 | 1,000万円 |
事業内容 | スマートフォンアクセサリ関連を中心としたデジタル製品の企画・開発・販売 |
従業員数 | 約50名 |
設立して7年目であるスタートアップ企業であり、しかも日本の企業でした。同社の代表取締役である中橋氏がもともと個人事業主として始めた卸売事業が軌道に乗り、事業を拡大するなかで設立された会社です。
現在は100%が自社製品であり、自社ECサイトやAmazonでの売れ行きも絶好調、2023年度は売上昨年比150%UPを実現している勢いのあるメーカーです。
最初は中橋氏が個人事業主としてECサイトを開設し、アメリカからスマートフォン本体やアクセサリー類の輸入販売を行ったのが始まりです。
活動していく中で、複数のユーザーからの声で充電器やケーブルに対する需要が高いことがわかり、サードパーティー製の充電器などを日本で販売する事業を開始。ECサイト上の商品レビューで書き込まれた「こんな機能があれば・・・」というユーザーの声に卸売だけでは対応しきれなくなり、自社企画に舵を切ったという経緯があります。
現在は100%自社企画のメーカーに転身しており、工場を持たないファブレスメーカーとして自社独自の充電器やモバイルバッテリー、USBケーブル等を企画し、世に送り出しています。
2018年ごろからクラウドファンディング事業を立ち上げ、新しい製品ができると必ず出品して顧客の反応をみているのも特徴的な部分です。
最初は資金調達と顧客の反響確認を目的として出品していましたが、現在は資金調達よりもプロモーションに重きを置いており、「次はどんな製品が出るのだろうか」というワクワク体験をユーザーにしてもらうために行っています。
実際に、出品するたびに数千人のユーザーがサポーターになり、応援総額1000万円超えを連発するのですから、かなりうまくいっている施策と言えます。
すでに充電器やモバイルバッテリーは有名ですし、本サイトでもいくつかの記事を公開しているので、今回は他のユニークな製品を紹介していきます。
CIOが提案する高機能電源タップです。Type-Cポート×2、Type-Aポート×1、ACコンセント×2の計5台の機器を同時充電できる代物です。缶コーヒーより小さく、コンセント部分はスイング式なのでどんな場所でも差し込める万能電源タップです。具体的な使用感などは以下の記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
【CIO Polaris CUBEレビュー】持ち運べるUSB付き電源タップ
CIOが提案するCtoCケーブルです。長さは0.5m、1m、2mの3種類が用意されています。最大の特徴は端子がマグネットになり着脱が自由なことで、対応デバイスに端子(ばら売りしてます)を差し込んでおけば、ケーブル一本で手軽に充電機器を瞬時に差し替えることが可能です。
ケーブルにはディスプレイがついているので充電速度は常に可視化されており、シリコン素材なので何回曲げても破損しにくい優れモノです。
まさかのホットアイマスクも提案しています。ただ、これもクラウドファンディングで応援総額1,000万円越えの製品です。
超小型で軽量のリチウムイオンバッテリーを活用したコードレス製品となっており、3段階の温度調整が可能となっています。マスクカバーと保湿シートは取り外し可能なので手洗いができ、バッテリーを含め単品購入が可能なので、古くなったら交換もできてしまいます。
今回はCIOという会社と展開する様々な製品を紹介しました。
日本の企業ということが一番の驚きでしたが、モノづくりにおけるプ顧客への考え方や日本のメーカーそのものと言える会社です。そこへクラウドファンディングという現代の手法も取り入れて、今後ますますの成長が期待できそうなメーカーでした。
是非一度、製品を手に取ってそのすごさを感じてみてください。