TOP> 【Epomaker Tide65をレビュー】側面刻印の美しい65%キーボード
キーボード
2025-01-12グローバルキーボードブランド「Epomaker」から出たTide65というキーボードについてご紹介します。
本キーボードは同時期に発売されたTide75との兄弟モデルで、Tide65が65%レイアウト、Tide75が75%レイアウトとなっています。
一見無刻印キーボードのように見えるミニマルなデザインになっており、今回もご提供いただくことができたのでその使い心地をしっかりレビューしていきたいと思います。
価格(2024年6月時点) | ¥20,100(カラーによって異なる) |
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製品名 | EPOMAKER Tide65 |
レイアウト | 65%レイアウト |
接続方法 | Bluetooth, 2.4GHz Wireless, Type-C優先対応 |
バッテリー | 4000mAh |
重さ | 約1270g |
大きさ | 320 x 114 x 21.5mm |
対応OS | Win / macOS / Linux / Android / iOS |
端子 | Type-C |
対応ファームウェア | VIA / QMK |
ホットスワップ対応 | あり |
本キーボードの特徴は、側面刻印のキーキャップや6063アルミニウムを採用した重厚なキーボードケースです。以下ではその特徴を解説していきます。
Tide65 / 75は表面には刻印されておらず、一見無刻印に見えますが、キーキャップ側面に印字がされているいわゆる側面刻印(Side-print Keycaps)になっています。
今まで側面刻印キーボードは使ったことがなかったのですが、無刻印のシンプルなかっこよさと、たまにしか使わないキーの場所をド忘れしてしまう問題への対応の両面をカバーしていて意外とありだなと思いました。ちょうど自分の視点からのみ側面刻印が見れるデザインになっているので、無理なく印字を確認することができます。
カラーバリエーションはブラック、パープル、ブルーの3色展開になっているのですが、やはりブラックが一番人気が高いようです。個人的にはパープル・ブルーもビビッドな色合いで、特に白色を基調とした作業環境にいい感じにマッチしそうだなと思っています。
Tide65は65%レイアウトでありながら、1.27kgとかなり重厚感のあるボディとなっています。最新のMacbook Air 13インチモデルの重さが1.24kgなので、それとほぼ同じくらいの重さになります。持ち運び用ではなく自宅での利用前提でご購入ください。
キーボードケースには「6063アルミニウム」という耐久性の高いアルミニウム合金が素材として採用されており、また、キーボード背面には鏡面仕上げのEPOMAKERロゴが付いています。
軽量のキーボードだとどうしても安っぽい質感になってしまうのですが、それは持ち運び用として利用し、自宅利用に振り切って重さは気にせず高級感のあるキーボードを持っておくのも全然ありだなと思いました。
Tide65にセットでついてくるキースイッチは「Epomaker Lemon Switch」になります。
一般的なキースイッチに例えると赤軸のような非常にライトな打ち心地で、(レモンなのに赤軸系統なのがややこしい・・・)疲れることなく長時間タイピングできそうです。ただし静音タイプではない感じだったのでオフィスでの利用は憚られるかもしれません。ホットスワップに対応しているのでオフィスで利用したい場合は静音系のキーキャップに変更しましょう。
実際のタイピング音に関してはこちらの動画をご覧ください。
キースイッチ種類の詳細についてはこちらをご覧ください。
キーボードの「軸(キースイッチ)」って何?代表的な種類と特徴を解説!
Lemon Switchのタイピング音を文字で表すなら「カチャカチャ」という感じです。
またキーキャップは「ダブルショットPBTキーキャップ」が採用されており、こちらもキーボード全体の高級感を演出するのに一役買っています。
Epomaker Tide65は以下のような人におすすめなキーボードと言えるでしょう。
Epomakerには他にもデフォルトでユニークなキーキャップがついたキーボードが数多く存在するので気になる方はぜひみてみてください。
本記事では「Epomaker Tide65」の使用感をご紹介をしました。
側面刻印からケース背面のロゴバックピースなどEpomakerのこだわりが詰まったキーボードだと思いました。
ぜひTide75とセットで検討してみてはいかがでしょうか?