TOP> 【プロトアーク EM04レビュー】エントリーモデルに最適なトラックボールマウス
マウス
2025-03-22以前にロジクールがだしている「ERGO M575S」というトラックボールマウスの紹介と合わせてトラックボールマウスのメリットを紹介しました。気になる方は下記の記事をチェックしてみてください。
トラックボールマウスのメリットとは?仕事の生産性を高めたい人必見!
今回は、アメリカのProtoArc(プロトアーク)というメーカーが出している「EM04」というトラックボールマウスの紹介をします。とにかく安く手に入れて、トラックボールマウスがどんなものなのか試したい人には最高の製品なので、ロジクールの「ERGO M575S」と合わせて検討してみてください。
価格(2024年9月時点) | ¥3,990 |
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連続使用可能時間 | 70時間 |
対応機種 | パソコン / タブレット / デスクトップ / スマートフォン |
カラー | オレンジ / パープル / ワインレッド / シルバー |
対応OS | Windows / macOS / iOS / Android / Chrome / Linux |
接続方式 | Bluetooth / USB |
サイズ | 13.6 × 10.0 × 5.2cm |
重さ | 120g |
基本性能が全て備わったうえで4,000円以下で買えてしまう非常にお手頃なトラックボールマウスです。マウスの使用が想定される機種は基本的に使用可能で対応OSも豊富である為、一般的な生活やビジネス職、バックオフィス職の業務活用においては充分なものと言えます。
大容量バッテリーが内蔵されており、1度フル充電で約70時間の連続使用が可能です。付属のType-Cケーブルで簡単に充電できるため、電池交換がいらないというのもポイントです。
また、省エネモードが搭載され、30分以上操作しないと自動的にスリープモードに入ります。本体裏面に電源スイッチがあり、不使用時の電池の消耗を防止できるため、1度フル充電すればかなりの長期間使用が期待できます。
パソコン・タブレット・スマホなど、3台までのデバイスと同時に接続が可能なため、複数のデバイスで使う際に便利です。マウスの底部にあるデバイス切り替えボタンを押すだけで、3台の接続先を素早く切り替えられます。
高感度なセンサーを搭載しているため、自身の慣れ親しんだカーソル速度にすることが可能です。スクロールホイールの下にあるDPI変更ボタンを軽く押すことで、好みに合わせて5段階でのカーソル速度を自由に切り替え可能です。
というわけで実際に購入して使ってみました。ダークな色合いに差し色でオレンジ色のスクロールホイールがオシャレな感じを出しています。
ボタンは全部で6種類であり、表面にはマウスのクリックボタンやスクロールホイール、DPI変更ボタンの他に、Webページ閲覧時の「進む・戻る」ボタンがついていました。毎回ページ左上のボタンに合わせて都度クリックしていたので、これだけでも十分にありがたい機能です。
裏側には電源の他、デバイス切り替えボタンがついています。Bluetooth接続が2タイプと、2.4GHzのインジケーターであり、受信プラグは電源スイッチの下に格納されています。
実際に握ってみると右に15°の傾斜がついている為、自然な感じで使用することが可能です。クリック時のカチカチとする音もほぼしないので、図書館やカフェ、こわーきんスペース等、人がたくさんいる場所でも気軽に使えます。
肝心のトラックボールは、新品ということもあって、ものすごくぬるぬる動きます。慣れるまで時間がかかりそうですが、マウスを動かさずに使えるので、狭いところでも作業がはかどりそうです。
マウスの機能を自分好みにカスタマイズすることができないため、初期仕様のみで使いこなさなければならないという欠点があります。ただ、これは価格を考えても仕方のないことですし、多くの人は大したデメリットではないので、玄人向けだと言えます。
そもそも、玄人はより高性能なマウスを購入すると思うので、もはやデメリットではないのかもしれません。
以上のような特徴を持ったEM04ですが、個人的にはこんな人におすすめと言えます。
一方で、画像編集のような極繊細な作業には不向きなアイテムです。エクセルの表作成にも慣れるまで時間がかかりそうなので、このような作業が多い人にはより高性能なマウスを検討してみましょう。例えば、以前に紹介したロジクールの「MX Master 3S」は非常に良い製品です。
【長期レビュー】ロジクール「MX Master 3S」が最高のマウスと言える理由
今回はProtoArcのトラックボールマウスであるEM04を紹介してみました。
エントリーモデルとしては買いやすい価格なので、自分がトラックボールマウスの使用に慣れるかいなかを確認することを含めて、試しに購入してみることをオススメします。