
鍵の開閉をスマホやICカードで行える「スマートロック」は便利ですが、導入する前にデメリットも理解しておくことが重要です。
スマートロックは電池で動くので、電池が切れると施錠や解錠ができなくなる可能性があります。多くの製品は電池残量が少なくなると通知が届きますが、交換を忘れると外出先で困ることになります。
予備バッテリーを用意するほか、複数の解錠方法を備えたスマートロックを選ぶのがおすすめです。
たとえばSwitchBot ロック Ultraは電池寿命が長く複数の解錠手段に対応しているため、こうしたリスクを軽減しやすいモデルです。
電池切れと同じく、スマートロックの多くはスマホアプリで操作するので、スマートフォンが故障したり紛失したりすると、ドアを解錠できなくなる可能性があります。
バックアップ用の解錠方法(ICカードや物理キー)を用意しておくと安心です。

スマートロックはインターネットやBluetoothで通信するので、ハッキングのリスクが伴います。
メーカー側のセキュリティ対策はあるとはいえ、定期的なソフトウェアアップデートや強固なパスワードの設定が重要です。
ドアの種類によっては、スマートロックを取り付けられない場合があります。特に賃貸は原状回復が必要で製品が限られることもあるので、事前にドアの仕様を確認することが大切です。
また、オートロックのマンションでは、玄関をスマートロックに変えても、エントランスの解錠には物理キーが必要です。
「結局これまでの鍵は必要じゃん…」になりかねない、非常に悩ましい問題です。
注意点を理解したうえで、次のような対策をとれば、より安全に使えます。
巷で人気のスマートロックを厳選して、スペックを比較すると次の通りです。ここまでの注意点と照らし合わせて、参考にしてもらえると良いかなと思います。
Qrio Lock | SwitchBot ロック Pro | SESAMI 5 | |
|---|---|---|---|
価格(2025年3月時点) | ¥24,200 | ¥17,980 | ¥6,480 |
サイズ | 115.5 × 57 × 77mm | 112 × 38 × 36 mm | 92.7 × 57 × 53.7mm |
重さ | 240g | 467g | 140g |
取り付け方式 | 貼り付け | 貼り付け | 貼り付け |
オートロック | 開閉センサー | 開閉センサー | タイマー式 |
解錠方法 | 手ぶら、スマホ、マルチデバイス | スマホ、マルチデバイス、NFCタグ(別売り) | 手ぶら、スマホ、マルチデバイス、NFCタグ(別売り) |
マルチデバイス対応 | Apple Watch、物理キー、カードキー、専用パッド | Apple Watch、カードキー、専用パッド | Apple Watch、物理キー、カードキー、専用パッド |
対応するスマートスピーカー | Alexa、Googleアシスタント | Siri、Alexa、Googleアシスタント | Siri、Alexa、Googleアシスタント |
電池残量確認 | ○(通知あり) | ○(通知あり) | ○ |
開閉履歴 | ○ | ○ | ○ |
開閉センサー
ドアの開閉状態をセンサーで検知し、自動で施錠・解錠を行う。半ドアを検知して自動で施錠させることもできる一方、センサーの感度や反応速度によって、解錠に時間がかかる場合があります。
タイマー式
ドアが閉まってから設定した時間が経過すると自動的に施錠を行う。開閉センサー式とは異なり、ドアの開閉状態を直接検知するのではなく、時間経過に基づいて施錠を行います。
日本の住環境を熟知した国内ブランドの安心感と、性能の高さから、Qrio Lockをおすすめできます。
予算に余裕があるなら、まずQrio Lockを基準にしてほかの製品を比較検討するのが合理的だと感じます。
Qrio Lockと同じく高価格帯で性能も同等ですが、SwitchBotのエコシステムに組み込める拡張性があるので、かなり魅力的なスマートロックです。
すでにSwitchBot製品を持っている方なら、SwitchBot ロック Proを基準にするのが良いでしょう。
ロック Ultraを半年以上使った体験レビューでは、日常使いのリアルな感想をまとめています。
ほかと比べて手頃な価格帯で、新進気鋭のブランドとして人気のスマートロックです。他社のスマートリモコン「NatureRemoシリーズ」とも連携できるので、拡張性も実は高いです。
以下の記事で詳しく比較しているので、あわせてチェックしてみてください。
スマートロックは便利な反面、電池切れやハッキング、スマートフォンのトラブルといったデメリットもあります。ただ、適切な対策をとれば安心して使えるでしょう。
導入前に特徴を理解して、自分に合った製品を選ぶことが大切です。
この記事の執筆者
AKI
「たった3秒の手間を減らすためなら、3時間のプログラミングも苦にならない」本末転倒なこだわりを持つソフトウェアエンジニアです。
ブログ運営は3年以上、自腹レビュー記事は累計200本超。
究極の怠惰を手に入れるために、年間50本以上のペースでガジェットを買い漁り、特にSwitchBot製品はほぼ全種類コンプリートして検証済みです。
エンジニア視点で徹底的に使い倒して見つけた「説明書には載っていない便利な活用法」を共有します。