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SwitchBot ハブ2レビュー!リモコンをこれ1台にまとめてアプリで操作

スマートリモコン最終更新日時:2026-06-13

いつもの家電をスマート化するSwitchBotエコシステムの中心として、初代「ハブ ミニ」から大幅に進化。高精度な環境センシングと次世代規格への対応により、あなたのスマートホームを次のレベルへ引き上げます。本記事では、この多機能な「SwitchBot ハブ2」のメリット、デメリット、そして実際の使い勝手を、口コミや評判も含めて徹底検証します。

私自身、このハブ2をもう約3年、10畳のリビングで毎日使っています。エアコンもシーリングライトもテレビも、ぜんぶこれ1台に集約してしまったので、今や完全に生活インフラと化しています。カタログを見ただけではわからない部分、長く使ったからこそ見えてきた良し悪しまで、正直に書いていきます。

フルスペックな次世代スマートリモコン

「SwitchBot ハブ2」は、従来のスマートリモコンとしての機能に加え、高精度な温湿度計と物理的な操作ボタン、そして次世代のスマートホーム規格「Matter」に対応した、まさにスマートホームの”司令塔”として完成度の高い製品です。

良いポイント
  • 温湿度計の精度が高い
  • Matter規格にいち早く対応
  • 物理ボタンの使い勝手
  • エアコン設定の同期機能が便利
惜しいポイント
  • 価格がやや高め
  • USB-CではなくUSB-A給電

「SwitchBot ハブ2」の基本スペック

価格(2024年9月時点)

¥9,980

本体サイズ

80 × 70 × 23mm

本体重量

63g

材質

ABS

赤外線送信最大範囲

30m

動作温度

-20℃ ~ 40℃

温度測定範囲

-20℃ ~ 80℃

湿度測定範囲

0~99%RH

エアコン設定同期

接続切断時の操作

Matter規格

AIアシスタント対応

Alexa, Google Assistant, Homekit, Siri Shortcuts, Smartthings

「SwitchBot ハブ2」の特徴・メリット

高精度な温湿度計機能と大型ディスプレイ

「SwitchBot ハブ2」は、従来のスマートリモコン製品とは一線を画し、高精度な温湿度センサーを本体に内蔵しています。このセンサーは、他のSwitchBot温湿度計でも使用されているものと同等で、信頼性が非常に高いのが特徴です。

その測定値は、本体正面に配置された大型のセグメントディスプレイにリアルタイムで表示されます。このディスプレイは周囲の明るさに応じて輝度が自動調整されるため、夜間にまぶしすぎることもなく、常に快適に視認できます。スマホでアプリを開かなくても、部屋の環境を一目で確認でき、日常生活に溶け込むインターフェースを実現しています。

公式サイトより
公式サイトより

スマートホームの次世代規格「Matter」にゲートウェイとして対応

これが「SwitchBot ハブ2」の最も革新的で、将来性を担保する機能です。Matter規格は、Apple、Google、Amazonなど、これまで別々に動いていたスマートホームエコシステムを統合し、デバイス間の互換性と安定性を高めることを目的としています。

「SwitchBot ハブ2」は、SwitchBotのBluetoothデバイス(ボットやカーテンなど)をMatter対応のホームコントローラーに連携させるゲートウェイ(橋渡し)として機能します。これにより、例えばApple Homeアプリから、SwitchBotのカーテンを直接、安定して操作するといったことが可能になり、ユーザーのプラットフォーム選択の自由度が飛躍的に向上しました。Matter規格の仕組みについてもっと知りたい方は、Matter対応の仕組みとおすすめ製品まとめをご覧ください。

Matter規格
Matter規格

進化した赤外線制御と「エアコン設定同期」

スマートリモコンの核となる赤外線機能も大幅に進化しました。単に赤外線を送信するだけでなく、エアコンの「設定同期」機能が加わったのが非常に強力です。ユーザーがエアコン付属のリモコンで直接操作を行った場合でも、その変更内容(温度やモードなど)を「SwitchBot ハブ2」が自動的に検知し、アプリ内の状態を同期するというものです。

「アプリで設定した状態と、リモコンで変更した現在の状態がズレてしまう」というスマートリモコンにありがちな最大の課題が解消され、家族間での操作が混在してもストレスなく運用できるようになりました。

直感的で便利な2つのタッチ操作ボタン

本体上部には、物理的なスイッチではなく、指で軽く触れるだけで反応する2つのタッチセンサー式ボタンが搭載されています。このボタンには、「シーン(複数の動作をまとめて実行する設定)」の実行や、特定デバイスのON/OFFといったアクションを自由に割り当てることができます。

例えば「おはようシーン(カーテンを開け、照明をON)」、「おやすみシーン(全てOFF)」とそれぞれのタッチ操作ボタンを設定すれば、スマホや声を使わずに、指先一つで家の状態を一括管理できます。これは特に急いでいる時や、声を出しにくい環境で非常に役立ちます。

強力なAIアシスタント連携と幅広い互換性

主要なAIアシスタント(Alexa, Google Assistant, Homekit, Siri Shortcuts, Smartthings)に幅広く対応しているため、ユーザーが利用しているどのスマートスピーカーからも声で家電を操作できます。

また、赤外線データベースは非常に豊富で、国内外の多くのメーカーのテレビ、エアコン、照明などに対応しています。手動でのリモコン学習機能も充実しているため、スマート化できる家電の範囲が非常に広く、家中のリモコンを集約することが可能です。

「SwitchBot ハブ2」を実際に使ってみた感想

デザイン

デザインは白を基調としたシンプルかつモダンな設計で、「ハブ ミニ」の目立たなさを追求したデザインとは対照的に、堂々とインテリアの一部として成立しています。

前面の大型ディスプレイは数字が大きく見やすい一方で、奥行きを感じさせない薄型設計(23mm)で圧迫感がありません。

付属のケーブルは約2メートルと長く、置場所の自由度が高いのも好印象でした。付属のスタンドを使って机に置くか、背面の強力な両面テープを使って壁に固定するかを選べますが、温湿度を正確に測定するためにも、直射日光の当たらない、空気が循環しやすい場所に設置するのがベストでしょう。

正面
正面
側面
側面

アプリ・本体の操作性

SwitchBotアプリは、洗練されており、初期設定からデバイスの登録、そしてスマートホーム運用の肝となるシーン(自動化)の作成まで非常にスムーズです。特に赤外線リモコンの学習プロセスは迅速かつ正確で、ほぼすべての家電を数分で登録できました。

本体のタッチボタンの感度は良好で、軽く触れるだけで確実に反応します。誤操作を防ぐために「長押し」でアクションを設定することも可能です。これにより、帰宅時など、スマホを取り出すのが面倒な場面でも、物理的な安心感とともにスマートホームの恩恵を受けられます。

ディスプレイも見やすい
ディスプレイも見やすい
左:トップページ、右:ハブ2ページ
左:トップページ、右:ハブ2ページ
左:温度計、右:湿度計
左:温度計、右:湿度計

オートメーション機能

実際に使用してみて、内蔵温湿度計の数値の追従性の良さに驚きました。エアコンや加湿器の自動化を設定する際、センサーの信頼性は命綱ですが、「SwitchBot ハブ2」は非常に安定しており、信頼できるトリガーとして機能しました。

例えば、「湿度が40%以下になったら加湿器をON」というシーンを設定したところ、ほぼリアルタイムで加湿器が動作し、室内の快適性が向上しました。これにより、これまで別々に購入していたスマートリモコンと温湿度計を一台に集約できたことが、配線や設置場所の面でも大きなメリットとなりました。なお、最新のハブ3との違いが気になる方はハブ3とハブ2の比較記事をチェックしてみてください。

3年使ってわかった、ハブ2のリアルな実力

スペック表を眺めているだけでは伝わらない部分を、3年使った体感で残しておきます。

赤外線は10畳リビングなら問題なく届く(ただし置き場所は要工夫)

我が家は10畳ほどのリビングですが、エアコンもテレビもシーリングライトも、操作できずに困ったことはほぼありません。ただ、置き場所だけは最初ちょっと試行錯誤しました。家具の陰に入ると反応が鈍る家電があって、リビング全体を見渡せる位置に動かしたら一発で安定。設置場所さえ詰めれば、10畳クラスで赤外線の強さに悩むことはまずないと思います。

反応速度は体感2〜3秒。即時ではない

正直に書くと、ボタンやアプリ、音声で指示してから家電が動くまで、体感で2〜3秒くらいのラグがあります。物理リモコンの「ピッと押した瞬間」に比べると、ほんの少し待たされる感覚はあります。とはいえ消灯やエアコンのオンオフなら気になるほどでもなく、3年使ってこのラグが理由でストレスになったことはありません。「一瞬で反応する」とまでは期待しすぎないほうがいい、くらいの温度感です。

温湿度計の精度は、同社の温湿度計と並べてこのくらいの差

ハブ2の温湿度表示がどれくらい正確なのか気になって、手持ちのSwitchBot温湿度計と並べてみました。結果は温度で約1℃、湿度で3〜4%ほどの差。ぴったり一致とまではいきません。ただ、「部屋が暑いか・乾いているか」を判断して自動化のトリガーにする使い方なら、まったく問題ない精度です。0.1℃単位を神経質に追わないなら、十分信頼できます。

利用者の良い口コミ・評判

Amazonや各種レビューサイトで多くのユーザーから高評価を得ているポイントを整理してみました。

利便性に対する評価

複数のリモコンがハブ2に集約され、スマホアプリで一元管理できる利便性が高く評価されています。また、スマートホーム化を始める際の「最初の一台」として、まず導入すべき製品として位置づけている声が多く見られます。

機能やスペックに対する評価

外出先から自宅の温湿度を確認したり、家電を遠隔操作する際にセンサーの精度が高く、赤外線の有効範囲が広いのでストレスなく使えるという意見が目立ちます。「ハブミニからの買い替えで赤外線の届く範囲が明確に広がった」という声も多いです。

音声操作や自動化に対する評価

シーン設定による複数家電の自動制御や、AlexaやGoogleアシスタントによる音声操作のスムーズさが評価されています。Matter規格対応により、Apple Homeアプリからの操作も安定している点を喜ぶユーザーも増えてきました。

気になる点・知っておきたい注意点

Amazonの低評価レビューやユーザーのフィードバックを整理すると、ハブ2を導入する前に知っておきたいポイントが見えてきました。購入前に確認しておくと安心です。

WiFi設定でつまずく場合がある

初期セットアップ時、AlexaなどのスマートスピーカーとのWiFi連携で手間取ったというユーザーがいます。特に2.4GHz帯のWiFiに接続する必要があるため、ルーター側で5GHz帯と分離されていない場合は注意が必要です。また、ルーターを交換した際の再設定がやや面倒という意見もあります。

温湿度センサー部の配線

温湿度計のセンサーがハブ本体ではなく、電源コードに搭載されていることを注意点として挙げているユーザーがいます。家の間取りによってはこのコードの取り回しが邪魔になることがあるため、設置場所を事前に検討しておくと良いでしょう。

赤外線の届きにくさ

家の間取りやハブ2と家電の間に障害物(壁・家具など)が存在すると、赤外線が届かず操作できない場合があります。これはスマートリモコン全般に共通する物理的な制約ですが、購入前に「ハブ2をどこに設置するか」「操作したい家電がそこから見通せるか」を確認しておくと失敗しません。

配線が地味に目立つ(コンセントマウントで解決できる)

3年使ってきて、はっきり「ここは惜しい」と思うのは配線まわりくらいです。給電ケーブルに加えて温湿度センサーもコード上にあるので、どうしてもコードがそれなりに目立ちます。部屋の見た目にこだわるなら、Amazonで売っているコンセント直挿しのマウント(コンセントマウント)がおすすめ。コンセントまわりにすっきり固定できて、コードの余りも目立たなくなりました。これで景観を崩さず設置できています。

我が家での、ハブ2の実際の使い方

凝ったオートメーションを組むより、毎日の小さな手間を消すために使うのが、結局いちばん便利でした。実際にヘビロテしている使い方を紹介します。

寝る前、ベッドから声で消灯(1日5〜10回)

いちばん使うのがこれ。寝る前に本を読むので、電気をつけたままベッドに入って、眠くなったらGoogle Homeに声をかけてハブ2経由で消灯します。わざわざ起き上がってスイッチまで行かなくていい。地味ですが、1日5〜10回は使っています。「買ってよかった」をいちばん実感する瞬間です。

ソファに座ったまま、キッチンの消し忘れをオフ

キッチンに何か取りに行って、リビングに戻ってから「電気つけっぱなしだ」と気づくこと、本当によくありますよね。これもソファに座ったまま声で消せます。立ち上がらずに消し忘れを回収できるのは、一度慣れると戻れません。

帰宅前にスマホでエアコンON、家に着くと涼しい

最近ハマっているのが、帰宅前に外からスマホでエアコンを入れておく使い方。ドアを開けた瞬間に部屋が涼しいのは、夏場かなり嬉しいです。これからの季節、ヘビーユースする予定です。

おすすめ
今日から始めるスマートホーム入門 - 基礎とおすすめスターターセット完全ガイド

「SwitchBot ハブ2」はこんな人にオススメ

家族みんなでスマートホームを使いたい人

物理ボタン(タッチボタン)のおかげで、スマホ操作に慣れていない家族や高齢の方でも、「ボタンを押すだけ」で複雑なシーンを実行できます。Matter対応による連携の安定性も、トラブルを減らし、家族全員の使いやすさに貢献します。

より高度で正確な「自動化」を求める人

内蔵された高精度な温湿度計により、「温度・湿度」をトリガーにした自動化が非常に正確に作動します。夏のエアコン制御や冬の加湿器制御など、環境を快適に保つ自動化を高い信頼性で実現したいユーザーに最適です。エアコンのスマート化の具体的な方法はSwitchBotでエアコンをスマート化する手順でまとめています。

将来を見据えてスマートホームを構築したい人

次世代規格「Matter」にいち早く対応しているため、今後増えていくMatter対応デバイスとの連携をスムーズに行えます。プラットフォームに縛られず、様々な製品でスマートホームを統一したいと考える人にとって、将来的な投資として価値の高い製品です。


「SwitchBot ハブ2」は、単なるスマートリモコンの進化形ではありません。高精度な温湿度計、使いやすい物理操作ボタン、そして次世代を担うMatter規格の対応により、スマートホームの中核デバイスとしてふさわしい機能と安定性を獲得しました。

約1万円という価格は「ハブ ミニ」より高価ですが、「温湿度計+スマートリモコン+Matterハブ」としての機能を一台に集約し、日々の生活を劇的に快適にする価値を提供してくれるでしょう。スマートホームを次のレベルに引き上げたいすべての人に、強くおすすめできる製品です。

関連する製品が気になる方は、スマートリモコンおすすめ5選!機能・価格で徹底比較もチェックしてみてください。エントリーモデルのハブミニと迷っている方はハブ2とハブミニの比較記事も参考にどうぞ。

FAQ

Matter規格は具体的にどう便利なの?

スマートホームはApple、Google、Amazonなど各社が独自のエコシステムを持っています。Matterはそれらを統合する規格です。「SwitchBot ハブ2」がMatterに対応することで、例えば「SwitchBotのデバイスを、Apple Homeアプリから直接、安定して操作できる」ようになり、異なるメーカー製品間の連携がよりシームレスに、かつ安定します。

「SwitchBot ハブミニ」から買い替えるメリットは?

単にスマートリモコンとして使えれば良いなら「SwitchBot ハブミニ」で十分です。しかし、高精度な温湿度による自動化、Matterによる将来性、物理ボタンによる家族の使いやすさを求めるなら、「SwitchBot ハブミニ」に追加で温湿度計などを買うより、「SwitchBot ハブ2」に買い替える方がスマートで快適です。

赤外線が届く範囲は広い?

赤外線の出力が強力で、広いリビングでも端にあるテレビやエアコンまでしっかりと信号が届きます。もちろん、間に障害物があると届きにくくなりますが、多くの家庭のリビングルームであれば、設置場所にあまり神経質にならなくても大丈夫でしょう。

ハブ2は別の部屋にある家電も操作できますか?

赤外線は基本的に同じ部屋の中で使うものなので、壁を挟んだ別の部屋の家電を直接操作することはできません。各部屋にハブを置くのが基本になります。我が家もリビングはリビング用に1台、という運用です。逆に同じ部屋の中であれば、10畳クラスでも端のエアコンやテレビまでしっかり届きます。

Google HomeやAlexaと連携して音声操作できますか?

できます。我が家ではGoogle Homeと連携して、毎日いちばん使うのが音声での消灯です。ベッドに入ったまま「電気消して」と声をかければ、ハブ2経由でシーリングライトが消えます。Alexa・Google・Apple Homeのいずれにも対応しているので、すでに使っているスマートスピーカーに合わせて選べます。

エアコンが同期・操作できないときはどうすればいい?

まず確認したいのが設置場所です。ハブ2とエアコンの間に家具や壁があると赤外線が届きません。我が家でも、最初は家具の陰で反応が鈍る家電があり、部屋全体を見渡せる位置に動かしたら安定しました。それでも動かない場合は、アプリでエアコンの機種(メーカー)が正しく登録されているか、リモコンの型番を見直してみてください。

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この記事の執筆者

AKI

「たった3秒の手間を減らすためなら、3時間のプログラミングも苦にならない」本末転倒なこだわりを持つソフトウェアエンジニアです。

ブログ運営は3年以上、自腹レビュー記事は累計200本超。

究極の怠惰を手に入れるために、年間50本以上のペースでガジェットを買い漁り、特にSwitchBot製品はほぼ全種類コンプリートして検証済みです。

エンジニア視点で徹底的に使い倒して見つけた「説明書には載っていない便利な活用法」を共有します。