TOP> 複数のURLをまとめて開けるブラウザ拡張機能「Pasty」が便利すぎる!
仕事でExcelにリストアップされたURLを1つずつ開いて中身を確認するという作業をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
往々にしてこういった作業は何百件、何千件と確認する必要があり、すべて完了するのに数時間を要してしまいます。
基本的な作業の流れはExcel内のURLを開く、中身を確認する、タブを閉じる、この繰り返しです。効率化できたとしても、Excel内のURLを別タブで5-10個ほどまとめて開く、中身を確認する、タブを閉じる、中身を確認する、タブを閉じる・・・このような感じです。
本記事ではこういった単純作業を圧倒的に効率化するChrome、Firefox、Microsoft Edgeで使える拡張機能「Pasty(ペイスティー)」をご紹介します。
Pastyは日本人の開発者によって提供されているブラウザ拡張機能です。
Chrome拡張機能のウェブストアでも2023年12月時点で星4.8の高評価を獲得しており、ウェブストアのおすすめラベルも付与されているため、安心できるツールと言えるでしょう。
僕はかれこれ10年以上この拡張機能を愛用しており、何十時間という無駄な時間を削減することができました。
使い方は至って簡単です。今回はChromeでの使い方をご紹介しますが、どのブラウザでも基本的には同じ方法で利用できます。
まずはChromeウェブストアからインストールしましょう。
ピンアイコンをクリックするとブラウザの拡張機能バーに固定されるので次回以降使いやすくなります。
次に、Excelでもメモ帳でもいいのですが、URLが一覧化されたものを用意しましょう。
今回はサンプルとしてGoogle Sheetで50個ほどの画像URLを用意しました。
これをこんな感じでまとめてコピーします。
そして、Pastyのアイコンをクリックすると・・・
コピーしたURLがまとめて開かれました!
ここで注意なのですが、まとめて開けるURL数に上限はないと思いますが、数百・数千といったレベルでコピーして開いてしまうと、そもそもブラウザがその負荷に耐えられず、固まってしまう可能性があるので、50-100程度に収めておくことをオススメします。
その後は、Windowsなら「Ctrl + w」、Macなら「command + w」を押すとブラウザのタブを閉じることができるので、このショートカットも組み合わせて、URLの中身確認を爆速で片付けていくことができます。
Pastyは信頼性のある拡張機能なので、会社に申請すれば基本的には使用許可が降りることは間違いないと思いますが、それでもすぐに利用したいという方は、「ラッコツールズ」の「一括URLオープン」を使ってみてはいかがでしょうか?
「ラッコツールズ」はそのほかにも仕事の生産性を上げるためのシンプルなツールをたくさん提供しています。基本的にはソフトウェアエンジニア向けですが、画像圧縮やメールアドレスの存在チェックなど、非エンジニアでも使えるツールがいくつかあります。
こちらの使い方も至ってシンプルで、入力エリアにURLのリストをペーストして、「開く」ボタンを押すだけです。
ただ、こちらも外部サイトであることは間違いないので、社内の人しか知らないURLを入力することは控えた方が良いかもしれません。
本記事では、URLを開いて中身を確認するという退屈な単純労働を効率化するためのツール「Pasty」をご紹介しました。
誰にでもできる仕事はこういったツールを駆使して、より生産的な仕事に時間を使っていきましょう。