TOP> もう落とさない!イヤホンのズレ・脱落を防ぐおすすめアイテム&選び方
ワイヤレスイヤホン
2025-03-31ワイヤレスイヤホンを使っていて、歩いている時や運動中に"ポロッ"と耳から落ちてしまった経験はありませんか?気づかぬうちに片耳だけで音楽を楽しんでいた、なんてこともあるかもしれません。せっかく高性能なイヤホンを手に入れても、フィット感が悪いとストレスが溜まってしまいますよね。
本記事では、そんなお悩みを抱える方に向けて、耳からワイヤレスイヤホンが落ちにくくなる3つの解決策をご紹介します。
まず最初に見直すべきは「イヤーピースのサイズ」です。ほとんどのイヤホンは購入時にS/M/Lなど複数サイズのイヤーピースが付属しているため、いくつか試してみることで自分に合ったサイズを見つけることができます。
小さすぎると耳の中で安定せず落ちやすくなり、大きすぎると耳にしっかり入らず浮いてしまいます。左右で耳のサイズが微妙に違う人も多いので、左右で異なるサイズを使うのもOKです。
自分に最適なサイズを探すことで、フィット感が格段に向上し、落ちにくくなります。
イヤホンに付属しているイヤーピースの多くはシリコン素材ですが、これが滑りやすさの原因になっている場合があります。そこでおすすめなのが、低反発素材(ポリウレタンフォーム)を使った「フォームタイプ」のイヤーピース。この素材は、指で押すとゆっくり戻る性質を持っており、耳の中に入れたときにじわっと膨らんで耳の形にぴったりフィットします。
代表的な製品としては、Comply(コンプライ)などがあり、指で潰してから耳に入れると、徐々に耳の形に膨らんでフィットします。遮音性も高まり、音質の向上も期待できます。
Comply(コンプライ)の公式サイトでは、自分が使っているイヤホンの機種を入力することで、対応するイヤーピースを簡単に検索できます。これにより、互換性のない製品を間違えて購入してしまうリスクも低く、安心して選ぶことができます。
フォームタイプのイヤーピースは、特に運動時や長時間の装着でも安定感があり、落下防止に非常に効果的です。また、価格も数千円程度で購入できるため、新しいイヤホンに買い替えるよりもはるかに経済的です。コストを抑えつつ快適さを大きく改善できる点も、大きな魅力です。
どうしてもカナル型イヤホンが合わない、何をしても落ちてしまう…という方には、耳の中に入れないタイプのイヤホンを選ぶという選択肢もあります。
耳の外側に引っかけて装着する「オープンイヤー型」は、耳の穴をふさがずに音を伝えるイヤホンのことを指します。耳の前にスピーカーを配置したり、骨を通じて音を伝える「骨伝導タイプ」が代表的で、Shokzなどが有名です。
耳をふさがないため、周囲の音も聞こえやすく、ランニングや自転車利用など、外の音を聞きながら使いたいシーンに最適です。また、長時間装着しても耳が疲れにくいというメリットもあります。
首にかけて使用する「ネックバンド型イヤホン」は、左右のイヤホンがコードでつながっており、耳から外れても首に引っかかって落下しにくい構造です。バンド部分に通話や音楽操作用のボタンが付いていることが多く、操作性にも優れています。
安定した装着感があるため、長時間の使用やスポーツ時にもずれにくく、快適に使えるのが特徴です。
一方で、一般的な完全ワイヤレスイヤホンと比べると、サイズ感がやや大きくなりがちで、携帯性や収納のしやすさでは劣ることもあります。また、ネックバンド型はバンド部分があるため、服装との相性や見た目を気にする方には好みが分かれるかもしれません。
オープンイヤー型イヤホンの装着方法として大きく、「イヤーフック」と「イヤーカフ」に分かれるので、それぞれ1製品ずつご紹介します。
スケルトンデザインが人気のNothingのイヤーフック型イヤホンです。価格は25,000円ほどでミドル〜ハイレンジのワイヤレスイヤホンとなりますが、所有欲を満たしてくれるこだわりの製品です。
製品のレビュー記事も公開しているので興味ある方はこちらからどうぞ。
Nothing Ear (open)レビュー!快適すぎるオープンイヤー型イヤホン
Anker Soundcoreが出しているイヤーカフ型イヤホンです。もともとC40iという1万越えのモデルを出していたのですが、そのエントリーモデルとして2025年3月に発売になりました。価格も7,990円と手に取りやすい価格になっています。
Apple傘下のオーディオブランド「Beats」のネックバンド型イヤホンです。製品としては2020年と少し古いですが、価格も1万円を切っており、iPhoneユーザーに相性の良いネックバンド型イヤホンという意味では扱いやすい製品だと思います。
骨伝導型イヤホンの定番ブランドである「Shokz」のネックバンド型イヤホンです。骨伝導イヤホンはその名の通り、骨伝導で音を聞くため、そもそも耳の中にイヤホンを装着する必要はありません。価格帯としては少し高めですが、骨伝導という新しい体験に興味がある人はぜひ、こちらのレビュー記事も見てみてください。
【Shokz OpenRunレビュー】骨伝導イヤホンで迷ったらこれを買え!
ワイヤレスイヤホンが耳から落ちてしまう問題には、サイズの見直しや素材の変更といったシンプルな工夫で対応できることが多くあります。
どうしても合わないと感じる場合には、思い切ってイヤホンの形状そのものを見直してみるのもひとつの手です。
自分のライフスタイルや耳の形に合ったイヤホンを選んで、快適な音楽ライフを楽しんでくださいね。