
SwitchBot 学習リモコン(W4600000)は、2024年5月21日に発売されたSwitchBot初の物理リモコン型スマートリモコンです。
2.4インチ液晶ディスプレイに19個の物理ボタンとタッチホイールを組み合わせ、赤外線家電・SwitchBotデバイス・ストリーミングデバイスを1台でコントロールします。
SwitchBotのハブシリーズ(ハブミニ・ハブ2・ハブ3)は壁設置型の据え置きデバイスです。それに対してこの製品は手に持って使う専用リモコン型。外出先からの操作や自動化の起点としてではなく、「手元で複数デバイスをまとめて操作する」用途に特化したデバイスです。
価格 | ¥6,980(税込・公式サイト/Amazon参考価格) |
|---|---|
発売日 | 2024年5月21日 |
ディスプレイ | 2.4インチ液晶(非タッチパネル) |
ボタン数 | 19個 + タッチホイール |
バッテリー | 2,000mAh内蔵(約150日持続/1日10分使用) |
充電端子 | USB Type-C(アダプター別売) |
赤外線到達距離 | 最大13.5m |
登録可能デバイス数 | 赤外線10台・Bluetoothデバイス15台・シーン10個 |
本体サイズ | 幅50 × 高さ190 × 奥行27mm |
重量 | 約133g |
価格は公式サイト・Amazon参考価格で¥6,980(税込)です。ハブシリーズとは異なるカテゴリの製品で、Wi-Fi非搭載のため外出先からの操作はできませんが、手元でTVも照明もエアコンも一括操作できる利便性が特徴です。


結論から言います。SwitchBot 学習リモコンは買いです。ただし、SwitchBotのエコシステムをすでに使っている人にとって、という条件つきで。
正直、買う前は半信半疑でした。スマートホーム化の目的って「リモコンをなくすこと」だったはず。それなのにまたリモコンを買うのか、と。ところが1年使ってみて、この矛盾にこそ答えがありました。
スマホアプリを開いてデバイスを選んでタップする、あの数秒が地味にストレスだったんです。物理ボタンは、押せば動く。この当たり前が、スマートホームの「ラストワンマイル」を埋めてくれます。

SwitchBotアプリの出来が悪いわけではありません。ただ、スマホで家電を操作するには「ロック解除→アプリ起動→デバイス選択→操作」という手順が必ず発生します。
学習リモコンは違います。手に取って、ボタンを押す。以上。
この差が効いてくるのは、ソファでくつろいでいるときです。TV・照明・エアコンを登録しておけば、液晶画面でデバイスを切り替えてすぐ操作できます。スマホを探す必要がない。アプリの読み込みを待つ必要もない。「スマートホームなのにリモコンのほうが速い」という、ちょっと笑える真実に1年かけてたどり着きました。

1年使い込んで、うちのSwitchBot環境はきれいに役割分担ができています。
この住み分けが完成したとき、スマートホームの運用が一段ラクになりました。自動化できるものはハブに任せる。でも「ちょっとTV音量下げたい」「照明をもう少し暗くしたい」みたいな、その場の気分で変わる微調整は手元のリモコンが圧倒的に向いています。
どちらか一方では足りない。両方あって初めてスマートホームが「快適」になる。これが1年使って出た答えです。

現在登録しているのはTV、照明、エアコンの3台です。赤外線家電なら最大10台登録できるので、まだ余裕があります。
SwitchBotのスマートサーキュレーターも登録を試みました。ただし、電源のオン・オフはできるものの風量の調節ができません。SwitchBot製品だからといってすべての操作に対応しているわけではない、というのは覚えておいたほうがいいポイントです。
とはいえ、日常的に使うTV・照明・エアコンの操作はまったく問題なし。特にTVのチャンネル切り替えや音量調整は物理ボタンとタッチホイールの組み合わせが快適で、TVリモコンを引き出しにしまったままになりました。


スマートサーキュレーターでは風量調節ができませんでした。SwitchBotの製品同士なのに、と思うかもしれません。
登録を考えている家電がある場合は、事前にSwitchBotの対応デバイスリストを確認しておくと安心です。メインどころのTV・照明・エアコンは問題なく使えるので、この3つが目的なら心配は不要です。
背面がラウンドした形状のため、テーブルに置くとわずかにぐらつきます。操作中に倒れるほどではありませんが、フラットな背面のほうが嬉しかったのは正直なところ。
133gと軽量なので、ソファの横にポンと置いておく使い方ならまったく気にならないレベルです。

こんな人に最適です:
スマートホーム化したのに物理リモコンを買う。この矛盾こそが、1年使って出た結論です。自動化はハブに任せて、手元の微調整はこの1本で。¥6,980でリモコン3本分以上の仕事をしてくれるなら、十分に元は取れます。
SwitchBotのエコシステムを使っている人にとって、この学習リモコンは買いです。
体感ではアプリより速いです。スマホはロック解除→アプリ起動→デバイス選択→操作と手順が多い。学習リモコンは手に取ってボタンを押すだけ。ソファでくつろいでいるときにその差をはっきり感じます。
併用がベストです。1年使った結論として、ハブ3はオートメーション(時間トリガーや外出先からの操作)担当、学習リモコンは手動操作担当、という住み分けが自然にできました。両方あって初めてスマートホームが快適になります。
対応操作に限りがあります。スマートサーキュレーターは電源オン・オフはできましたが、風量調節はできませんでした。SwitchBot製品同士でも操作できる機能が限られる場合があるため、事前に対応デバイスリストの確認をおすすめします。TV・照明・エアコンは問題なく使えます。
背面が曲面形状のため、テーブルに置くとわずかにぐらつきます。操作中に倒れるほどではありませんが気になる人はいるかもしれません。133gと軽量なので、ソファ横に置いておくスタイルなら問題ありません。
公式スペックでは1日10分使用で約150日持続とされています。2,000mAhの内蔵バッテリーを搭載し、充電はUSB Type-C。アダプターは別売りですが、普段使いのスマホ充電器が流用できます。
この記事の執筆者
AKI
「たった3秒の手間を減らすためなら、3時間のプログラミングも苦にならない」本末転倒なこだわりを持つソフトウェアエンジニアです。
ブログ運営は3年以上、自腹レビュー記事は累計200本超。
究極の怠惰を手に入れるために、年間50本以上のペースでガジェットを買い漁り、特にSwitchBot製品はほぼ全種類コンプリートして検証済みです。
エンジニア視点で徹底的に使い倒して見つけた「説明書には載っていない便利な活用法」を共有します。