TOP> SwitchBot ハブ3レビュー!最強スマートリモコンの実力とは?
今や日本で最も有名なスマートリモコンを展開するSwitchBotから、ついに最新かつ最上位モデル「SwitchBot ハブ3」が登場しました。
スマートリモコンを使ったことがない方は「SwitchBot ハブ3?なにそれ美味しいの?」という印象だと思いますが、例えるとiPhoneの最新モデルが登場したくらい、スマートホーム界隈ではトップニュースです。
家中のあらゆるリモコンをこれ1つに集約でき、スマホから操作することができます。それに加えて「○○になったらエアコンとTVを点けて」といった自動化も簡単。なにより最上位モデルならではの各種センサーが充実しており、性能もかなり強化されています。(正直に言って、欲しい機能全部入りのマシマシMAXな仕様です。)
そんな「SwitchBot ハブ3」を数週間使用してみたので詳しくレビューをお届けします!
これまでの赤外線リモコンやSwitchBot製品のみならず、ストリーミング端末や他社製Matterデバイスを操作&管理できる懐の深さ。直感的な操作を実現する物理ボタンやダイヤル。そして高性能なセンサーを多く搭載している「SwitchBot ハブ3」は、スマートリモコンの決定版です。
参考しやすくするため、前のモデルの「ハブ2」と比較してみましょう。
ハブ3 | ハブ2(前モデル) | |
---|---|---|
価格(2025年6月時点) | ¥16,980 | ¥9,980 |
カラーバリエーション | ブラック | ホワイト |
サイズ | 126 × 94 × 38 mm | 80 × 70 × 23 mm |
重さ | 190g | 63g |
物理ボタン・ダイヤル | ○ | ✕ |
スマートボタン | 4個 | 2個 |
温湿度センサー | ○(表示も対応) | ○(表示も対応) |
照度センサー | ○ | ○ |
人感センサー | ○ | ✕ |
CO2濃度・天気表示 | ○(※CO2濃度は別売りのCO2センサー要) | ✕ |
赤外線家電対応 | ○ | ○ |
ストリーミング端末対応 | ○ | ✕ |
他社製Matterデバイス対応 | ○ | ✕ |
アプリ操作 | 最大30台 | 最大8台 |
サードパーティー | Alexa / Google Assistant / Siri Shortcuts / IFTTT | Alexa / Google Assistant / Siri Shortcuts / IFTTT |
ぱっと見てわかる通り、センサー系と操作系がかなり強化されています。また管理できるデバイスも拡大しており、スペック的には正常進化と言えるでしょう。
特に操作系が強化されているため、スペック表を見る限りでも本体の形状が大きく変更されたことが伺えます。
次項から「SwitchBot ハブ3」の特徴をピックアップして詳しくチェックしてみましょう。
最近の自動車のダッシュボードに搭載されているようなダイヤルが搭載されました。これにより誰でも簡単に操作することができます。
本体の雰囲気もこれまでは部屋の雰囲気に目立たないようなホワイト基調から、存在感のあるブラックへ。
エアコンや照明など、あらゆる赤外線家電をまとめて操作・管理できます。ワンタッチでペアリングできて、初心者でも使いやすいのが特徴です。
また、カーテン自動開閉デバイスやロボット掃除機など、SwitchBot製スマート家電の操作にも対応。ネットワークが切断した時やサーバー障害時でもエアコン操作を可能にする「ローカルコントロール機能」があるので、いざという時も安心です。
さらにストリーミング端末のリモコン(Fire TV、Apple TV、GoogleTV)としても利用でき、ダイヤルを回してチャンネルを切り替えたり、音量を調節したりできます。
そしてスマートホーム規格「Matter」に対応した他社製デバイスも操作することができます。
スペック表の通り、前モデルから進化した点がセンサー周りです。搭載されているセンサーとその用途を表にまとめてみると次の通り。
センサー | 機能 | 用途例 |
---|---|---|
温湿度センサー | 部屋の温度湿度を計測 | エアコンや加湿器を自動調整するなど。 |
照度センサー | 部屋の照度を計測 | 日差しの強い時間帯はカーテンを自動で閉めるなど。 |
人感センサー | 人の有無を検知 | 留守の間はエアコンなどの家電の電源を自動OFFにするなど。 |
さらに別売りの「SwitchBot CO2センサー」と連携させることで、ディスプレイにCO2濃度を表示させることができ、CO2濃度によってサーキュレーターなどを起動させることもできます。
以下の記事で「SwitchBot CO2センサー」を詳しくレビューしているので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。
SwitchBot CO2センサーレビュー!換気タイミングから温湿度まで把握する
これまでのスマートリモコンは、お部屋の雰囲気に溶け込むようなシンプルで控えめなデザインが中心でした。
今回の「SwitchBot ハブ3」は、こうした流れから一線を画すデザインです。光沢のあるブラック基調で物理ボタンやダイヤルが目を惹きます。
押しやすくわかりやすい操作性を実現しているので、特に小さいお子さんや高齢者の方でも直感的に使えます。あえて存在感を出すことで、幅広い年齢層が共存するお宅では喜ばれるデザインコンセプトかなと感じました。
安定感のある台座が用意されているので、壁掛けよりもテレビ台などに置いて利用するのが良さげ。
これまでのハブシリーズでもテレビのリモコン操作はできていたんですが、実はチューナーレスTVだとリモコンが対応していないこともありました。(僕がいま使っているXiaomi TV S miniLEDのリモコンは使えなくて…)
「SwitchBot ハブ3」の場合は、Bluetooth接続でリモコン操作ができるようになったので、かなり嬉しい。チューナーレスTVやChromecast, FireTVを使っている方も同様に対応しているのでぜひ試してほしいです。
ちなみに気に入っているチューナーレスTV「Xiaomi TV S miniLED」はこちらで詳しくレビューしています。「SwitchBot ハブ3」との連携ついでにチェックしてみてください。
Xiaomi TV S Mini LEDレビュー!8万円で買える高性能TV
これまでのハブシリーズはコンパクトでシンプル。その一方で「SwitchBot ハブ3」はひと回り大きく、良くも悪くも存在感があります。
特にすでにスマートリモコンを利用している方の場合、ひっそりと設置していることが多いはず。
僕も壁にひっそり配置していましたが、「SwitchBot ハブ3」はテレビ台に設置していつでも物理ボタンやダイヤルが操作できるようにしました。
初めて購入する方は特に気にならないと思いますが、既存ユーザーの方は置き場所を再検討する必要が出てくるかもです。
でもそれくらいです。存在感はありますが雰囲気をぶっ壊すことにはなりませんのでご安心を。
ハブシリーズ史上、対応する家電・デバイスが最も豊富なので、「あれ?実はこれ対応してない…」という残念な気分になる確率がかなり低いです。
これから新しい家電やデバイスを購入する将来性を鑑みても、買って後悔することは少ないと思います。
物理ボタンやダイヤル操作ができる「SwitchBot ハブ3」は小さいお子さんだけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんにもぴったりです。
直感的な操作性は、年齢やガジェットが苦手な人にもとっつきやすいのでおすすめ。
ワンルームや1Kなどで生活している独身貴族の方にもおすすめです。これまでのハブシリーズって物理ボタンが搭載されていなかったので、スマホアプリやオートメーションでの操作、あるいはAlexaなどの音声コントロールが中心でした。
「SwitchBot ハブ3」の場合は、物理ボタンやダイヤルで操作する頻度が圧倒的に増えるので、ワンルームなどのコンパクトな住空間にもぴったり。アプリを起動せずとも、近くにある「SwitchBot ハブ3」でさっとダイヤルを回して操作する手軽さを体験しやすいと思います。
以上、「SwitchBot ハブ3」をご紹介しました。
超定番ハブシリーズの中でも、最上位モデルとして文句なしのクオリティを発揮しています。買って後悔することはないので、お財布に問題がなければささっと購入しましょう。スマートホーム系のガジェットは、買ってすぐにQOLが高まります。ぜひご検討ください!
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