TOP> SwitchBot ハブ3とハブ2の違いは何?実際に使って比較してみた
SwitchBotの「ハブ3」「ハブ2」の違いについて、スペック表だけでなく実際に使ってみた感想に基づき解説したいと思います。
「スマートリモコンといえばSwitchBotでしょ!」と言われるくらい、人気製品となっているハブシリーズですが、どちらを買えば良いか迷っている方も多いはず。
価格差もあるので「いまは『ハブ2』を使っているけど、最新の『ハブ3』はどうなの?」と気になっている方もぜひチェックしてみてください。
日本で最も有名なスマートリモコンを展開するSwitchBotから登場した「最新かつ最上位モデル」です。
「ハブ2」から操作性が著しく向上し、デザインも刷新。高級感もあり快適性だけでなく所有欲も満たしてくれる優れもの。詳しい解説は以下の記事をチェックしてみてください。
SwitchBot ハブ3レビュー!最強スマートリモコンの実力とは?
「スマートリモコンといえばSwitchBotだよね」というSwitchBotの地位を確固たるものにした大人気製品です。
完成度の高い性能とコストパフォーマンスで、「ハブ3」が登場してもなお注目されています。詳しい解説は以下の記事をチェックしてみてください。
SwtichBot ハブ2レビュー!リモコンをこれ1台にまとめてアプリで操作
まずは両者のスペックを並べて比較してみます。
ハブ3 | ハブ2 | |
---|---|---|
価格(2025年6月時点) | ¥16,980 | ¥9,980 |
カラーバリエーション | ブラック | ホワイト |
サイズ | 126 × 94 × 38 mm | 80 × 70 × 23 mm |
重さ | 190g | 63g |
物理ボタン・ダイヤル | ○ | ✕ |
スマートボタン | 4個 | 2個 |
温湿度センサー | ○(表示も対応) | ○(表示も対応) |
照度センサー | ○ | ○ |
人感センサー | ○ | ✕ |
CO2濃度・天気表示 | ○(※CO2濃度は別売りのCO2センサー要) | ✕ |
赤外線家電対応 | ○ | ○ |
ストリーミング端末対応 | ○ | ✕ |
他社製Matterデバイス対応 | ○ | ✕ |
アプリ操作 | 最大30台 | 最大8台 |
サードパーティー | Alexa / Google Assistant / Siri Shortcuts / IFTTT | Alexa / Google Assistant / Siri Shortcuts / IFTTT |
SwitchBotのハブシリーズの中で最上位モデルに位置する「ハブ3」は、黒基調で一回り大きく、重さも2倍。専用の台座も用意されているので、主張が若干強め。
その一方で、前モデルの「ハブ2」の方が白基調でコンパクトなので、壁掛け・据え置きのどちらでもお部屋の雰囲気に溶け込みます。万人受け、という意味では「ハブ2」の方が受け入れやすい印象です。
あと、両方使用して気づいたのですが、「ハブ3」は普段使いでホコリ汚れが気になりやすいです。テレビと同じく、定期的にお掃除してあげる必要があります。
ハブシリーズは、いわゆる「スマートリモコン」と呼ばれるジャンルの製品です。あらゆるリモコンを集約し、スマホアプリやAlexaを代表とする音声コントロールで家電を操作することができます。
その中で、「ハブ3」は優れた物理ダイヤルと4つのスマートボタンが搭載されているので、スマホアプリや音声コントロールに加えて本体の直接操作という選択肢が加わります。
物理ダイヤルはエアコンの温度調整やチャンネルの切り替え、4つ搭載されているスマートボタンは同時に複数の家電を操作できる便利ボタンです。特に物理ダイヤルがクルマのコントロールパネルみたいにクリクリ操作できるので、小さいお子さんや高齢者の方でも直感的に操作できる使いやすいさが光ります。
「ハブ2」の場合は、スマートボタンが2つしか搭載されていないので、基本的にあまり使う機会は少ないと思います。(実際、私の場合は使っていませんでした。)
SwitchBotの場合、半年周期で更新される業界最大級の赤外線データベースには、約 101,000以上のリモコンが収録されており、「ハブ3」「ハブ2」どちらも対応しています。
ただし、地デジチューナーを搭載していない代わりにGoogleTVなどストリーミング端末が組み込まれたスマートTVなどの操作を行いたい場合、「ハブ3」はリモコンとしても機能します。(※ハブ2ではできない…)
さらに「ハブ3」は温湿度センサー・照度センサーに加えて人感センサーも標準で搭載されているので、人の動きに合わせて自動的に照明を点けたり、エアコンなどを作動されることもすぐに実現できます。
「ハブ2」の場合は、別売りの人感センサーを購入することで同様の操作を実現できますが、オールインワンな「ハブ3」の方がデバイス・家電操作で困るシーンは少ないでしょう。
どちらも温湿度を表示することは可能ですが、「ハブ3」の場合は、別売りの「SwitchBot CO2センサー」と連携することでCO2濃度を表示されることも可能です。
相対的に大きいディスプレイ上で、わかりやすいステータス形式で表示してくれるので、「いまの部屋のCO2濃度はどれくらい?」をパッと確認することできます。部屋の空気環境管理において一歩先を行っています。
ちなみに、「SwitchBot CO2センサー」は以下の記事で詳しくレビューしているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
SwitchBot CO2センサーレビュー!換気タイミングから温湿度まで把握する
最新かつ最上位モデルの「ハブ3」は約17,000円弱、「ハブ2」は約9,000円なので、2倍近い価格差があります。
「ハブ3」を使ってみると、優れた操作性やわかりやすいディスプレイ、そして連携力で大変満足していますが、価格も考慮すると「ハブ2」にも魅力を感じます。
そもそも1年以上にわたって「ハブ2」を使ってきた僕からするとスペック自体に不満はなく、コンパクトでミニマルなデザインが気に入っていました。これからも「ハブ2」はスタンダードモデルとしての立ち位置で販売されるのかなと感じました。
ハブシリーズ史上、対応する家電・デバイスが最も豊富なので、「あれ?実はこれ対応してない…」という残念な気分になる確率がかなり低いです。
これから新しい家電やデバイスを購入する将来性を鑑みても、買って後悔することは少ないと思います。
物理ボタンやダイヤル操作ができる「SwitchBot ハブ3」は小さいお子さんだけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんにもぴったりです。
直感的な操作性は、年齢やガジェットが苦手な人にもとっつきやすいのでおすすめ。
これまでスマートリモコンを使ったことがない方は、「ハブ2」がおすすめです。1万円を切る価格で、基本的に困ることはないと思います。(実際に、僕自身は初めてスマートリモコンを買うなら「ハブ2」です。)
「スマートリモコンが17,000円弱?…」と感じる方は、無理せず「ハブ2」で幸せになってください。
最上位モデルの「ハブ3」廉価版が登場しない限り、今後の「ハブ2」の立ち位置はスタンダードモデル扱いになると思います。
以上、SwitchBotのハブシリーズ「ハブ3」「ハブ2」を実際に使ってみて比較してみました。
両者とも完成度が高く、どっちを買った方が良いのか迷っている方も多いはずなので、ぜひこの記事を参考にしてもらえると嬉しいです。
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